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③街へ
⑵次のオアシスへ②
商隊は沙漠を進んで行きます。次のオアシスを過ぎれば、目的地の街に着きます。
街は商隊を率いているヒロトの故郷になります。その関係で、この街のは休暇を兼ねて、いつも1ヶ月間逗留しているのです。
今回もその予定でいましたが、沙漠でセイを拾った為に、セイの身元がハッキリするまで逗留する事にヒロトとダイが相談して決めました。それはセイを見つけたユーリが心配しない様に気を使ったからです。
「ヒロト、次のオアシスで休憩するか?」
「そうだなぁ、……水が乏しくなっていた様に思うが如何だったかなぁ。お~い、水は大丈夫か~?」
「大丈夫で~す!」
「……だ、そうだ、ダイ」
「おう、わかった。だが、休憩も大事だぞ!」
「あぁ、わかってるよ。……う~ん、そうだなぁ、休憩するか」
「わかった。じゃぁ、オレは先を見てくるぜ!」
「悪いな、頼んだぞ!」
「あぁ、任せとけ」
ヒロトとダイはラクダにも人にも休憩が必要であると知っているので、次のオアシスで休憩をする事にしました。最初は天候不良で遅れていたので、休憩は辞めようとしたヒロトですが、もう目的地の街までは、あと少しとわかっている為に、少し遅れても良いだろうと思い、休憩する事にしたのです。
ダイはヒロトの意を汲んで、オアシスまでの道のりに盗賊などがいないか確認する為にラクダを走らせます。その後を部下数人が続きます。
ダイと部下がラクダを走らせていると、自分達とは違う商隊がのんびりと歩いていました。
その商隊は余りにもゆっくりとした歩みで、ダイは可笑しいと思いました。しかし、ゆっくりとした歩みだけで、疑う訳にはいきません。少し迷いましたが、ヒロトに状況を話して判断して貰おうと思い、部下達と商隊に急いで戻りました。
「お~い、ヒロト」
「おお、なんだ、ダイ。速いじゃないか?どうした」
「あぁ、それがなぁ……」
「なんだ、歯切れが悪いなぁ!」
「それがなぁ、ちょっと不味いかも知れん……」
「なんだよ。どう言う事だ」
ヒロトはダイの物言いで、何か非常事態でも起こったのかと思いました。しかし、ダイはなかなか話をしません。話を聞かない事には何も判断する事は出来ない為、ダイに強く話す様に促しました。
「それがなぁ。今見て来たんだが、すぐ先に他の商隊が居たんだが、……ゆっくりとした歩みだったんだ」
「なんだ、そんなことか。ゆっくり歩いてる商隊なんて何処にでもいるじゃないかよ!」
「そうなんだが……、何というか、いつも見る様な感じとは違うんだ……」
「ハァー、どう違うんだ?」
「それが、オレにも上手く言えねえんだよ。……なんか、探してる様な感じがするって言うか……」
「ハッキリしねえなぁ。お前らしくないじゃないかよ、ダイ」
「すまねぇ。だが、盗賊とは違うって事だけは確かだ」
「そうか。まあ、行ってみりゃぁわかるさ。このまま進んでも大丈夫だろう!」
「あぁ、それは大丈夫だ」
「じゃぁ、行くしかないだろうが!」
「そうだな、悪かったよ。ヒロト」
「いいて。さあ、行こうぜ、ダイ」
「あぁ、じゃぁ、オレはまた先に行くよ」
「任せたからな、ダイ」
「ああ、行ってくる」
ヒロトはダイから聞いた話だけでは判断できないと思いました。そこで進んでみた所で判断する事をダイに伝えて、このまま進む事にしました。
街は商隊を率いているヒロトの故郷になります。その関係で、この街のは休暇を兼ねて、いつも1ヶ月間逗留しているのです。
今回もその予定でいましたが、沙漠でセイを拾った為に、セイの身元がハッキリするまで逗留する事にヒロトとダイが相談して決めました。それはセイを見つけたユーリが心配しない様に気を使ったからです。
「ヒロト、次のオアシスで休憩するか?」
「そうだなぁ、……水が乏しくなっていた様に思うが如何だったかなぁ。お~い、水は大丈夫か~?」
「大丈夫で~す!」
「……だ、そうだ、ダイ」
「おう、わかった。だが、休憩も大事だぞ!」
「あぁ、わかってるよ。……う~ん、そうだなぁ、休憩するか」
「わかった。じゃぁ、オレは先を見てくるぜ!」
「悪いな、頼んだぞ!」
「あぁ、任せとけ」
ヒロトとダイはラクダにも人にも休憩が必要であると知っているので、次のオアシスで休憩をする事にしました。最初は天候不良で遅れていたので、休憩は辞めようとしたヒロトですが、もう目的地の街までは、あと少しとわかっている為に、少し遅れても良いだろうと思い、休憩する事にしたのです。
ダイはヒロトの意を汲んで、オアシスまでの道のりに盗賊などがいないか確認する為にラクダを走らせます。その後を部下数人が続きます。
ダイと部下がラクダを走らせていると、自分達とは違う商隊がのんびりと歩いていました。
その商隊は余りにもゆっくりとした歩みで、ダイは可笑しいと思いました。しかし、ゆっくりとした歩みだけで、疑う訳にはいきません。少し迷いましたが、ヒロトに状況を話して判断して貰おうと思い、部下達と商隊に急いで戻りました。
「お~い、ヒロト」
「おお、なんだ、ダイ。速いじゃないか?どうした」
「あぁ、それがなぁ……」
「なんだ、歯切れが悪いなぁ!」
「それがなぁ、ちょっと不味いかも知れん……」
「なんだよ。どう言う事だ」
ヒロトはダイの物言いで、何か非常事態でも起こったのかと思いました。しかし、ダイはなかなか話をしません。話を聞かない事には何も判断する事は出来ない為、ダイに強く話す様に促しました。
「それがなぁ。今見て来たんだが、すぐ先に他の商隊が居たんだが、……ゆっくりとした歩みだったんだ」
「なんだ、そんなことか。ゆっくり歩いてる商隊なんて何処にでもいるじゃないかよ!」
「そうなんだが……、何というか、いつも見る様な感じとは違うんだ……」
「ハァー、どう違うんだ?」
「それが、オレにも上手く言えねえんだよ。……なんか、探してる様な感じがするって言うか……」
「ハッキリしねえなぁ。お前らしくないじゃないかよ、ダイ」
「すまねぇ。だが、盗賊とは違うって事だけは確かだ」
「そうか。まあ、行ってみりゃぁわかるさ。このまま進んでも大丈夫だろう!」
「あぁ、それは大丈夫だ」
「じゃぁ、行くしかないだろうが!」
「そうだな、悪かったよ。ヒロト」
「いいて。さあ、行こうぜ、ダイ」
「あぁ、じゃぁ、オレはまた先に行くよ」
「任せたからな、ダイ」
「ああ、行ってくる」
ヒロトはダイから聞いた話だけでは判断できないと思いました。そこで進んでみた所で判断する事をダイに伝えて、このまま進む事にしました。
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