【完結】僕はサム

榊咲

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【本編】

⑥僕のご飯

 僕のご飯はドライフードって言うんだって。通称『カリカリ』。僕は去勢きょせい手術をしてるから、太らない様に調整されたご飯なんだって。商品名はね『ネコ元気 去勢きょせいねこ用』なので~す!それにね、ご主人は、しっかりとご飯の量を計量カップで測ってくれるんだよ。もうちょっとくれてもいいんじゃぁないのかな~。ご主人のケチ!!僕はもっと食べたいよ~~!

 でもね、小さい時はもっと少なかったから、ちょうどいいのかなぁ?でも朝と夕方貰うんだけどさ、夕方まで保たないの!小さい時はこれだけで良かったのになぁ~。まあ、運動する事も増えたしね。仕方ないのかなぁ。

 でもこの頃、オヤツをくれるんだよね。かつお節とお魚の入ったモノだけど、このオヤツが美味しいんだよね!だから、ご飯のカリカリを残しちゃうんだ!そうすると、ご主人は「まだご飯はあるね」って言うんだよ。でも美味しくないから、ご主人にご飯、ちょうだいって『ミャー、ミャー』と言って纏わり付くと、エサの皿を見て「まだあるじゃんか、これしかないよ」って言って怒るんだよね。

 それでも食べないで、ご主人に纏わり付いてると「しょうがないな~、これだけだよ」と言って、オヤツ兼ふりかけをカリカリに混ぜてくれるんだ。ご主人、優しい!!大好き!!

 でもね、やっぱり、ふりかけだけ先に食べちゃうんだよね~。だって、美味しいんだもん!!僕、これだけでもいいなって思うんだけど、う~ん、ダメだろうなぁ。だってね、らしいんだよね♪絶対無理だ!!うわ~ん、悲しいよ~。

 そういえば、僕ね、小さい頃に首の所を怪我しちゃったことがあったんだけどね、その時はお薬を飲まないといけなかったから、お薬をご飯に混ぜてくれてたんだよ。その時のご飯も美味しかったな~。オヤツとはまた違った美味しさだったの。お魚の味のフレーク状のご飯だったな。また食べたいな~。

 でも、フレーク状のご飯はお薬が無くなったら、出て来なくなって、カリカリのご飯に替わっちゃったんだよな~。ご飯が替わるの、早かった。やっぱりご飯だったのかなぁ?だったら、このご飯もダメだよねぇ。ハァ~。

 まあね、ご主人が僕の体調なんかをみてご飯の量やオヤツなんかを調整してくれるから、太らないんだからご主人に感謝しないといけないんだけどさ~。

 そうそう、たまにご主人がって言うんだけどさ、どう言う事なんだろうね?ご主人は自分の事もって言ってるんだけど、その後に必ず、太っちゃったと言うんだ。太る事なのかなぁ~?……だったら、僕は太ってないよーだ。もうご主人、酷いよー!!!

 絶対に太らないんだからね、ご主人。もうなんて言わせないんだからー!!!!!
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