14 / 15
【番外編】
③−⑵僕と予防接種
ああぁ、とうとうご主人が『病院に行こうかねぇ』って言ったよぉ~!恐れていた予防接種ワクチンを受けに行かないといけないようだ。ぐすんぐすん。行きたくないよぉ~。
あ、そうだ、逃げよう!ちょっと待ってぇ!!ご主人がキャリーを持ってきたよぉ~……。は、早く逃げなきゃぁ!で、でも、ど、どこに逃げようか?……そうだ、居間の窓際の隙間に逃げようぅ!!
確かあそこは本やDVDなんかがあって、すぐにはご主人も近付けないはず……。ここで時間稼ぎをして、つがう所に逃げようぅ。この作戦でなんとかなるかなぁ……。う~ん、なんとかしなきゃ!!
あ、不味い、ご主人がこっちにきた!!『サムにゃん、行くよ!』って言いながらご主人が来るよ~。こ、怖い。ご主人来ないで~って『にゃん、にゃん」って言って逃げるんだけど、『さあ、行くよ~。サムにゃん』って言いながら来るんだよ!『ニャーン、ニャーン(ご主人、来ないで~)』って僕も言いながら逃げるんだけど、抵抗虚しく捕まっちゃったぁ~よ~。
ハァ~、もう観念してキャリーに入るしかないかなぁ~。うう、ヤダなぁ~。
ご主人は『さあ、車に乗るよ』って言いながら僕を乗せるの。そして、車のエンジンをかけるんだよね。この車のエンジンの振動と音が、僕は大っ嫌いなんだよね!!ああぁ、吐きそう!
『さあ、サムにゃん、行くよ~』ってご主人は車を発進させるんだけどさ、もう僕はそれどころじゃぁないんだよね。『ニャーン、ニャーン、んにゃーん(ご主人、降ろして、降ろしてよ)』って言っても、『サムにゃん、どうしただん。もうじき着くよ』ってご主人は言うだけなんだ!
僕が何回も『ニャーン、ニャーン、んにゃーん(ご主人、降ろしてよ、降ろして)』って言うたびにご主人は『どうしたの。もうじきだよ』って言うだけなんだ。
そんなやり取りを何回か繰り返してると、本当に病院に着いたんだ。はぁ~、やっと着いた……。僕が黙っているもんだから、ご主人は『サムちゃん、大丈夫?』って言ってくるんだけど、僕は車に乗ってるだけで疲れちゃって声も出ないんだ。流石にご主人も悪かったと思ったのか、何も話さなくなったけどね。
そう、今から病院の中に入るんだけどさ、いろんな動物が待合室にはいるんだよねぇ。まずは僕と同じネコでしょう、それからイヌにウサギなんかが病院にはいるんだよ。まあ、1番多いのはネコとイヌだけどね。
ネコは僕と同じ様にキャリーに入ってるかな。そういえば1度だけ、洗濯ネットに入ったネコを見た事があったなぁ~。そのネコは一緒に同居ネコと居たから、キャリーが足りなくてネットに入れられたらしいんだ。
あとイヌは待合室の外っていうか、病院の外で待ってるんだよね。僕達はキャリーに入ってるから他のネコやイヌと直に会う事はないからいいけどさ、やっぱり同族と一緒になると、どうしてもケンカになったりするから、外にいるみたいだよ。
ああ、とうとうご主人が受付に行っちゃったよ!……ああぁ、逃げたいよぉ~!
あ、そうだ、逃げよう!ちょっと待ってぇ!!ご主人がキャリーを持ってきたよぉ~……。は、早く逃げなきゃぁ!で、でも、ど、どこに逃げようか?……そうだ、居間の窓際の隙間に逃げようぅ!!
確かあそこは本やDVDなんかがあって、すぐにはご主人も近付けないはず……。ここで時間稼ぎをして、つがう所に逃げようぅ。この作戦でなんとかなるかなぁ……。う~ん、なんとかしなきゃ!!
あ、不味い、ご主人がこっちにきた!!『サムにゃん、行くよ!』って言いながらご主人が来るよ~。こ、怖い。ご主人来ないで~って『にゃん、にゃん」って言って逃げるんだけど、『さあ、行くよ~。サムにゃん』って言いながら来るんだよ!『ニャーン、ニャーン(ご主人、来ないで~)』って僕も言いながら逃げるんだけど、抵抗虚しく捕まっちゃったぁ~よ~。
ハァ~、もう観念してキャリーに入るしかないかなぁ~。うう、ヤダなぁ~。
ご主人は『さあ、車に乗るよ』って言いながら僕を乗せるの。そして、車のエンジンをかけるんだよね。この車のエンジンの振動と音が、僕は大っ嫌いなんだよね!!ああぁ、吐きそう!
『さあ、サムにゃん、行くよ~』ってご主人は車を発進させるんだけどさ、もう僕はそれどころじゃぁないんだよね。『ニャーン、ニャーン、んにゃーん(ご主人、降ろして、降ろしてよ)』って言っても、『サムにゃん、どうしただん。もうじき着くよ』ってご主人は言うだけなんだ!
僕が何回も『ニャーン、ニャーン、んにゃーん(ご主人、降ろしてよ、降ろして)』って言うたびにご主人は『どうしたの。もうじきだよ』って言うだけなんだ。
そんなやり取りを何回か繰り返してると、本当に病院に着いたんだ。はぁ~、やっと着いた……。僕が黙っているもんだから、ご主人は『サムちゃん、大丈夫?』って言ってくるんだけど、僕は車に乗ってるだけで疲れちゃって声も出ないんだ。流石にご主人も悪かったと思ったのか、何も話さなくなったけどね。
そう、今から病院の中に入るんだけどさ、いろんな動物が待合室にはいるんだよねぇ。まずは僕と同じネコでしょう、それからイヌにウサギなんかが病院にはいるんだよ。まあ、1番多いのはネコとイヌだけどね。
ネコは僕と同じ様にキャリーに入ってるかな。そういえば1度だけ、洗濯ネットに入ったネコを見た事があったなぁ~。そのネコは一緒に同居ネコと居たから、キャリーが足りなくてネットに入れられたらしいんだ。
あとイヌは待合室の外っていうか、病院の外で待ってるんだよね。僕達はキャリーに入ってるから他のネコやイヌと直に会う事はないからいいけどさ、やっぱり同族と一緒になると、どうしてもケンカになったりするから、外にいるみたいだよ。
ああ、とうとうご主人が受付に行っちゃったよ!……ああぁ、逃げたいよぉ~!
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。