62 / 135
〈本編〉
【幕間】アゴ母さんからブチに相談事
ブチとミケに会いに行った時の事。アゴ母さんはニセイの事についてブチに相談する事にしました。ブチに会ってすぐに話をし出しました。その間にニセイはサムやチビ、クロ達とミケと一緒に遊んでいました。
「ブチ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「どうしたの、アゴ母さん」
「ニセイの事なんだけどね」
アゴ母さんはここに会いに来る時にニセイがいつもと違う行動をしていた事をブチに言い、前に来た時に何かなかったか聞きました。
「今回、ニセイがブチと会いたくないって言ってたらしいの」
「え、ニセイそんな事言ったの?」
「ええ、そうらしいの。直接聞いたのはサムなんだけど」
「俺、何かニセイにしたかな。う~ん」
「サムが聞いた所によると、説教されるからイヤって言ってるらしいわ。何か心当たりはない?」
「…う~ん、これといって何もないけどなあ」
ブチは実家にいた頃の事を思い出そうとしました。しかし、ニセイとの接点が余り無い事に気が付きました。サムと一緒にいる事の方が多かったのです。ニセイに説教ではなく注意をした事があったのでその事をアゴ母さんに言ってみました。
「アゴ母さん、説教をした事は無いけど、注意はした事があるよ」
「どんな事?」
「あれはまだニセイもサムも小さい頃だけど、ニセイとサムが遊んでいる時に、サムが苦しそうな声を出してた事が有ったから見に行ったんだけど、ニセイがサムの上に乗ってたんで『乗っちゃあダメだぞ』っていった事があるけど、それかな~」
「ああ、そんな事もあったわねぇ」
「あと思い当たるのは、ニセイがサムのご飯を横取りして食べてた時に『サムのご飯を食べちゃあダメだよ』って言った事かな。これはアゴ母さんからも注意してもらったと思うけど」
「それもあったわね。あの頃はどうして同じ量のご飯を食べてるのに大きさが違うのかと疑問に思っていたのよね。ブチに教えられて初めて知ったわ」
「それ位しか思い付かないよ」
「そうね。ニセイに説教か注意するのはいつもサム絡みだったわね」
「うん、そうだよ」
アゴ母さんもブチもどうしてニセイがブチを嫌うのかがわかりません。2人で「うんうん」と悩んでいるとハナとチィが側に来ました。
「アゴさん、どうしたの?」
「アゴさんもブチ君も何か悩みでもあるの?」
ハナとチィがアゴ母さんとブチに心配そうに聞いてきます。いっそニセイの事を相談しようかと思いましたが、家庭の事情なのでやめておく事にしました。ただ、ニセイの事を見守ってもらう事にし、何か変化があったら教えてもらう事にしました。
「ハナさん、チィさん、心配かけてゴメンなさい。ちょっとニセイの事をブチどう話していたの」
「ああ、そうだったのね」
「それで、今回こちらに来る事を最初ニセイが渋っていたの。『ブチどう会いたくない』って言って、どうしてかわからないから、ブチに話を聞いてたのだけど、わからなかったのよねぇ」
アゴ母さんから聞いた事がハナとチィにはにわかには信じられませんでした。いつもサムと一緒にブチと遊んでいるイメージしか無かったからです。
「アゴさん、それ本当なの?」
「信じられないわね」
ハナとチィは信じられずアゴ母さんに確認をしました。
「それが本当なの。サムがニセイに、サムがニセイの所に行くと知らせたら、言われたのよ」
「俺が何かしたかと思ってアゴ母さんが聞きに来たんです」
「そうなの。お二人が分からないなら様子を見るしかないんじゃないかしらねぇ、チィさん」
「そうよね、ハナさん。…アゴさんもブチ君も様子を見て判断したらいいと思うわ」
「ありがとう、ハナさん、チィさん。申し訳ないけど、2人も見守って貰えるかしら?」
「ええ、やらせて貰うわよ。ねぇチィさん」
「ハナさんのいう通りよ。アゴさん」
アゴ母さんはハナとチィの心強い言葉に感謝しかありませんでした。話もひと段落したのでアゴ母さん達もミケやサム、クロ達の所に移動して行きました。
「ブチ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「どうしたの、アゴ母さん」
「ニセイの事なんだけどね」
アゴ母さんはここに会いに来る時にニセイがいつもと違う行動をしていた事をブチに言い、前に来た時に何かなかったか聞きました。
「今回、ニセイがブチと会いたくないって言ってたらしいの」
「え、ニセイそんな事言ったの?」
「ええ、そうらしいの。直接聞いたのはサムなんだけど」
「俺、何かニセイにしたかな。う~ん」
「サムが聞いた所によると、説教されるからイヤって言ってるらしいわ。何か心当たりはない?」
「…う~ん、これといって何もないけどなあ」
ブチは実家にいた頃の事を思い出そうとしました。しかし、ニセイとの接点が余り無い事に気が付きました。サムと一緒にいる事の方が多かったのです。ニセイに説教ではなく注意をした事があったのでその事をアゴ母さんに言ってみました。
「アゴ母さん、説教をした事は無いけど、注意はした事があるよ」
「どんな事?」
「あれはまだニセイもサムも小さい頃だけど、ニセイとサムが遊んでいる時に、サムが苦しそうな声を出してた事が有ったから見に行ったんだけど、ニセイがサムの上に乗ってたんで『乗っちゃあダメだぞ』っていった事があるけど、それかな~」
「ああ、そんな事もあったわねぇ」
「あと思い当たるのは、ニセイがサムのご飯を横取りして食べてた時に『サムのご飯を食べちゃあダメだよ』って言った事かな。これはアゴ母さんからも注意してもらったと思うけど」
「それもあったわね。あの頃はどうして同じ量のご飯を食べてるのに大きさが違うのかと疑問に思っていたのよね。ブチに教えられて初めて知ったわ」
「それ位しか思い付かないよ」
「そうね。ニセイに説教か注意するのはいつもサム絡みだったわね」
「うん、そうだよ」
アゴ母さんもブチもどうしてニセイがブチを嫌うのかがわかりません。2人で「うんうん」と悩んでいるとハナとチィが側に来ました。
「アゴさん、どうしたの?」
「アゴさんもブチ君も何か悩みでもあるの?」
ハナとチィがアゴ母さんとブチに心配そうに聞いてきます。いっそニセイの事を相談しようかと思いましたが、家庭の事情なのでやめておく事にしました。ただ、ニセイの事を見守ってもらう事にし、何か変化があったら教えてもらう事にしました。
「ハナさん、チィさん、心配かけてゴメンなさい。ちょっとニセイの事をブチどう話していたの」
「ああ、そうだったのね」
「それで、今回こちらに来る事を最初ニセイが渋っていたの。『ブチどう会いたくない』って言って、どうしてかわからないから、ブチに話を聞いてたのだけど、わからなかったのよねぇ」
アゴ母さんから聞いた事がハナとチィにはにわかには信じられませんでした。いつもサムと一緒にブチと遊んでいるイメージしか無かったからです。
「アゴさん、それ本当なの?」
「信じられないわね」
ハナとチィは信じられずアゴ母さんに確認をしました。
「それが本当なの。サムがニセイに、サムがニセイの所に行くと知らせたら、言われたのよ」
「俺が何かしたかと思ってアゴ母さんが聞きに来たんです」
「そうなの。お二人が分からないなら様子を見るしかないんじゃないかしらねぇ、チィさん」
「そうよね、ハナさん。…アゴさんもブチ君も様子を見て判断したらいいと思うわ」
「ありがとう、ハナさん、チィさん。申し訳ないけど、2人も見守って貰えるかしら?」
「ええ、やらせて貰うわよ。ねぇチィさん」
「ハナさんのいう通りよ。アゴさん」
アゴ母さんはハナとチィの心強い言葉に感謝しかありませんでした。話もひと段落したのでアゴ母さん達もミケやサム、クロ達の所に移動して行きました。
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています