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〈本編〉
サム、クロと話をする
サムはニセイとチビに話をした後にクロにもちゃんと話をしようと思いました。その事をニセイに相談してみました。
「ねぇ、ニセイ。相談なんだけど」
「はぁ、俺に相談?」
「うん。先日話した《人の国》の事なんだけどさ、クロちゃんにも話した方がいいかな?」
「そりゃ、話した方がいいと思うぞ!」
「そうだよねぇ」
「サム、早目に話した方がいいぞ」
「うん……、それはわかってるんだけどさ~」
「なんだよ、サム。お前、クロに話し辛いのか?」
「う、そんな事ないよ……。ただねぇ、クロちゃんには行く事は話してあるんだけどさ……」
「うだうだ言ってんじゃないよ、サム。早くクロに話してこいよ!」
「わ、わかったよ、ニセイ。じゃぁ行ってくるよ。チビはニセイが面倒見てよね」
「ああ、わかってるさ。じゃぁな」
サムはニセイに見送られてクロの家に向かいました。クロの家に行く途中の公園でクロ達兄弟が遊んでいるのが、目に入りました。ちょうどいいと思い、クロにサムは話しかけました。
「クロちゃん!今いい?」
「なあに、サムちゃん」
「あ、チャシロちゃんとチロちゃんは大丈夫かな」
「ああ、大丈夫。……ちょっと待っててね、サムちゃん」
「ゴメンね、クロちゃん」
「いいよ、サムちゃん」
クロはサムに呼ばれたので、サムの近くまで来ました。サムはクロの兄弟2人がこちらを見ているのに気付いて、クロに聞きました。それに対してクロは兄弟に2人で遊んでいるようにいいに向かいました。
「チャシロ、チロ、オレはサムちゃんと話してるから、2人で遊んでいてくれるか?」
「うん、いいよ。なあ、チロ」
「うん、いいよ。兄ちゃん、サム兄ちゃんが待ってるよ」
「ああ、ゴメンな。……そうだ、この公園から出るなよ!」
「うん、わかってるよ。チロもわかってるからさ。兄ちゃん、行っといでよ!」
「そうだよ。ボクもうわかってるから」
クロはチャシロ達が少し心配でしたが、弟達が大丈夫だと言うので、サムの元に戻って行きました。
「サムちゃん、お待たせ」
「なんだかゴメンね、クロちゃん」
「チャシロ達も早く行けって言うから大丈夫だよ。それより、どうしたの?」
「うん。ええとね、僕が《人の国》に行く為に調べ物をしてたのは知ってるでしょう?」
「そりゃね。オレも手伝ったしね。それがどうしたの?」
「うん。それでね、この前ね、長老様に呼ばれたんだ」
「え、そうなの?」
「うん。それでね、《人の国》の養子先の話を聞いて来たんだよ」
「う~ん、そうなんだ。長老様になんで言われたの?」
「今、養子先を決めてるって言われたよ」
「えぇ、もしかしてサムちゃん。もう行っちゃうの?」
「え。ち、違うよ~。まだまだ先だよ」
「なんだ~、ビックリした~」
「ゴメン、クロちゃん。長老様が候補から決めようとしてるのは、本当だよ!」
「よかった~!もうサムちゃん、ビックルさせないでよ!」
「ふふふ」
「なに笑ってるの?サムちゃん」
「あのね、ビックリした様子がニセイとソックリだったから……」
「えぇ~、ニセイちゃんとソックリとかイヤだな~」
「クロちゃん、そんなにイヤがらなくても……」
「えぇっと、それでサムちゃん。いつ決まるの?」
「う~んとねぇ、まだ決まらないみたいなんだ」
「じゃぁ、まだ遊べるんだよね?」
「うん。それは大丈夫だよ。長老様もまだ先のことだからって言ってだから」
「じゃぁさ、一緒にいっぱい遊ぼうね。サムちゃん」
「うん。それでね、ニセイやチビとも一緒に遊ぶって約束したから、ニセイ達と一緒でもいいかな?」
「そんなのいいに決まってるじゃぁないか。家のチャシロ達も一緒にみんなで遊ぼうよ!」
「クロちゃん、ありがとう。一緒にいっぱい遊ぼう!」
サムは自分の憂鬱がクロと話していると吹き飛ぶような気がしました。そしてニセイに相談して、背中を押して貰った結果、クロと話してよかったとつくづく思いました。
「ねぇ、ニセイ。相談なんだけど」
「はぁ、俺に相談?」
「うん。先日話した《人の国》の事なんだけどさ、クロちゃんにも話した方がいいかな?」
「そりゃ、話した方がいいと思うぞ!」
「そうだよねぇ」
「サム、早目に話した方がいいぞ」
「うん……、それはわかってるんだけどさ~」
「なんだよ、サム。お前、クロに話し辛いのか?」
「う、そんな事ないよ……。ただねぇ、クロちゃんには行く事は話してあるんだけどさ……」
「うだうだ言ってんじゃないよ、サム。早くクロに話してこいよ!」
「わ、わかったよ、ニセイ。じゃぁ行ってくるよ。チビはニセイが面倒見てよね」
「ああ、わかってるさ。じゃぁな」
サムはニセイに見送られてクロの家に向かいました。クロの家に行く途中の公園でクロ達兄弟が遊んでいるのが、目に入りました。ちょうどいいと思い、クロにサムは話しかけました。
「クロちゃん!今いい?」
「なあに、サムちゃん」
「あ、チャシロちゃんとチロちゃんは大丈夫かな」
「ああ、大丈夫。……ちょっと待っててね、サムちゃん」
「ゴメンね、クロちゃん」
「いいよ、サムちゃん」
クロはサムに呼ばれたので、サムの近くまで来ました。サムはクロの兄弟2人がこちらを見ているのに気付いて、クロに聞きました。それに対してクロは兄弟に2人で遊んでいるようにいいに向かいました。
「チャシロ、チロ、オレはサムちゃんと話してるから、2人で遊んでいてくれるか?」
「うん、いいよ。なあ、チロ」
「うん、いいよ。兄ちゃん、サム兄ちゃんが待ってるよ」
「ああ、ゴメンな。……そうだ、この公園から出るなよ!」
「うん、わかってるよ。チロもわかってるからさ。兄ちゃん、行っといでよ!」
「そうだよ。ボクもうわかってるから」
クロはチャシロ達が少し心配でしたが、弟達が大丈夫だと言うので、サムの元に戻って行きました。
「サムちゃん、お待たせ」
「なんだかゴメンね、クロちゃん」
「チャシロ達も早く行けって言うから大丈夫だよ。それより、どうしたの?」
「うん。ええとね、僕が《人の国》に行く為に調べ物をしてたのは知ってるでしょう?」
「そりゃね。オレも手伝ったしね。それがどうしたの?」
「うん。それでね、この前ね、長老様に呼ばれたんだ」
「え、そうなの?」
「うん。それでね、《人の国》の養子先の話を聞いて来たんだよ」
「う~ん、そうなんだ。長老様になんで言われたの?」
「今、養子先を決めてるって言われたよ」
「えぇ、もしかしてサムちゃん。もう行っちゃうの?」
「え。ち、違うよ~。まだまだ先だよ」
「なんだ~、ビックリした~」
「ゴメン、クロちゃん。長老様が候補から決めようとしてるのは、本当だよ!」
「よかった~!もうサムちゃん、ビックルさせないでよ!」
「ふふふ」
「なに笑ってるの?サムちゃん」
「あのね、ビックリした様子がニセイとソックリだったから……」
「えぇ~、ニセイちゃんとソックリとかイヤだな~」
「クロちゃん、そんなにイヤがらなくても……」
「えぇっと、それでサムちゃん。いつ決まるの?」
「う~んとねぇ、まだ決まらないみたいなんだ」
「じゃぁ、まだ遊べるんだよね?」
「うん。それは大丈夫だよ。長老様もまだ先のことだからって言ってだから」
「じゃぁさ、一緒にいっぱい遊ぼうね。サムちゃん」
「うん。それでね、ニセイやチビとも一緒に遊ぶって約束したから、ニセイ達と一緒でもいいかな?」
「そんなのいいに決まってるじゃぁないか。家のチャシロ達も一緒にみんなで遊ぼうよ!」
「クロちゃん、ありがとう。一緒にいっぱい遊ぼう!」
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