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〈番外編〉
アゴ母さんと子ども達〜その後〜③
ブチはミケと離れて、実家に帰ってきました。そうです、修行を終えて、アゴ母さんを助ける為に帰ってきたのです。だから、ミケはまだ修行先にいるのです。それを知らないニセイはブチに、ミケの事を聞いたのです。
「ねぇ、ブチ兄ちゃん。ミケ兄ちゃんも一緒に帰ってきたの?」
「いいや、俺1人だ。ニセイ」
「え~、何でだよ!いつも一緒に帰ってたじゃんか!!」
「あのなぁ、何で帰ってきたと思ってるんだよ!ニセイ」
「あ、ゴメン、ブチ兄ちゃん。オレが悪かったです」
「わかればいい!!」
「ねぇ、チビはわかんないよ~。ブチ兄ちゃん、何で?」
「はぁ~。チビ、お前がワガママ言って、アゴ母さんに心配かけてただろうが……」
「えぇ~、そんな事でミケ兄ちゃん、帰って来ないの?」
「チビ、何言ってんだ!!アゴ母さん、窶れただろうが……。分からないのか?」
「う~ん、……そうかなぁ?」
「はぁ、ホントにもう……」
「まあまあ、ブチ。チビもこれからは、言う事聞くだろうし。ねぇ、チビ」
ブチはチビの罪悪感の無さに、頭が痛くなる思いです。アゴ母さんが窶れたのも、分かると言うモノです。それでも、アゴ母さんがチビに言い聞かせる様に言っているのをみて、怒りを落ち着かせました。
「取り敢えず、これからは俺も家にいるから、アゴ母さんばかりに、頼るんじゃないぞ!わかったか、チビ」
「うん、わかったよ。ブチ兄ちゃん」
「ニセイもいいな!」
「うん、ブチ兄ちゃん」
「じゃぁ、話も終わったし、ニセイとチビは遊びにいってらっしゃい」
「「は~い」」
「2人とも、気を付けて聞けよ~」
ブチとの話し合いも終わったので、アゴ母さんはニセイとチビに遊びに行く様に言いました。2人は、遊びに行きたくてウズウズしていたので、すぐにいつもの公園に行こうと走り出します。それに向かってブチが気をつける様に、2人に言いました。ニセイ達を見送っていたアゴ母さんが、ブチに話しかけます。
「ブチ、ちょっと母さんの話を聞いて欲しいんだけど。いいかしら」
「なんだよ、アゴ母さん。まだ話すことがあるのか?」
「ええ、ニセイ達には聞かれたく無かったのよ」
「それでどんな話なんだい、アゴ母さん」
「ええとねぇ、サムの事なんだけどね」
「へ、サム?」
「ええ、サム。……もしかしたら、この家に帰って来る事があるかもしれないのよ」
「へぇ~。……え、サム、帰って来れるのか?」
「ええ、どうも養子先の《人の国》の方が、ちょくちょくこの国に来る方らしくってねぇ」
「へぇ、そうなんだ!……でも何でニセイ達には内緒なんだよ、アゴ母さん」
「私も長老から聞いた話だから、何とも言えないんだけど、この国から離れると記憶がなくなるらしいのよ」
「え、記憶が……無くなる……?」
「そうなの。だからサムが帰って来ても、ニセイはおろかブチ、あんたの事も覚えていないと思うわ」
「そっかぁ、覚えてないのか~。それじゃぁ、ニセイもだけどチビも寂しいよなぁ」
「ええ、そうね。だからブチも内緒にしておいて頂戴ね。一応、トップシークレットだから」
「わかったよ、アゴ母さん。誰にも言わないよ!」
「帰ってきてそうそう、重苦しい話で御免なさいね」
「いいって。話してくれた方が対処しやすいしさ」
「そうね。特にチビには要注意よね」
「そうだよ。はぁ、これから大丈夫かなぁ。……自信が無くなってきたよ」
「母さんも頑張るから、ブチはチビ達の様子を見て意見を聞かせてくれればいいわ」
「でも、アゴ母さん。俺がニセイやチビを叱った方が良くない?」
「その方がいい時もあるけど、母さんが叱って、ブチあんたがどこが悪かったかニセイ達言った方がいいと思うの」
「わかったよ。アゴ母さんの言う通りにするよ」
「ゴメンね、ブチ。お願いね」
アゴ母さんは頼もしい息子が帰ってきてくれて、百人力の力を得たように思い、これからはブチと2人でニセイ達の事を導いていけば良いと思いました。
「ねぇ、ブチ兄ちゃん。ミケ兄ちゃんも一緒に帰ってきたの?」
「いいや、俺1人だ。ニセイ」
「え~、何でだよ!いつも一緒に帰ってたじゃんか!!」
「あのなぁ、何で帰ってきたと思ってるんだよ!ニセイ」
「あ、ゴメン、ブチ兄ちゃん。オレが悪かったです」
「わかればいい!!」
「ねぇ、チビはわかんないよ~。ブチ兄ちゃん、何で?」
「はぁ~。チビ、お前がワガママ言って、アゴ母さんに心配かけてただろうが……」
「えぇ~、そんな事でミケ兄ちゃん、帰って来ないの?」
「チビ、何言ってんだ!!アゴ母さん、窶れただろうが……。分からないのか?」
「う~ん、……そうかなぁ?」
「はぁ、ホントにもう……」
「まあまあ、ブチ。チビもこれからは、言う事聞くだろうし。ねぇ、チビ」
ブチはチビの罪悪感の無さに、頭が痛くなる思いです。アゴ母さんが窶れたのも、分かると言うモノです。それでも、アゴ母さんがチビに言い聞かせる様に言っているのをみて、怒りを落ち着かせました。
「取り敢えず、これからは俺も家にいるから、アゴ母さんばかりに、頼るんじゃないぞ!わかったか、チビ」
「うん、わかったよ。ブチ兄ちゃん」
「ニセイもいいな!」
「うん、ブチ兄ちゃん」
「じゃぁ、話も終わったし、ニセイとチビは遊びにいってらっしゃい」
「「は~い」」
「2人とも、気を付けて聞けよ~」
ブチとの話し合いも終わったので、アゴ母さんはニセイとチビに遊びに行く様に言いました。2人は、遊びに行きたくてウズウズしていたので、すぐにいつもの公園に行こうと走り出します。それに向かってブチが気をつける様に、2人に言いました。ニセイ達を見送っていたアゴ母さんが、ブチに話しかけます。
「ブチ、ちょっと母さんの話を聞いて欲しいんだけど。いいかしら」
「なんだよ、アゴ母さん。まだ話すことがあるのか?」
「ええ、ニセイ達には聞かれたく無かったのよ」
「それでどんな話なんだい、アゴ母さん」
「ええとねぇ、サムの事なんだけどね」
「へ、サム?」
「ええ、サム。……もしかしたら、この家に帰って来る事があるかもしれないのよ」
「へぇ~。……え、サム、帰って来れるのか?」
「ええ、どうも養子先の《人の国》の方が、ちょくちょくこの国に来る方らしくってねぇ」
「へぇ、そうなんだ!……でも何でニセイ達には内緒なんだよ、アゴ母さん」
「私も長老から聞いた話だから、何とも言えないんだけど、この国から離れると記憶がなくなるらしいのよ」
「え、記憶が……無くなる……?」
「そうなの。だからサムが帰って来ても、ニセイはおろかブチ、あんたの事も覚えていないと思うわ」
「そっかぁ、覚えてないのか~。それじゃぁ、ニセイもだけどチビも寂しいよなぁ」
「ええ、そうね。だからブチも内緒にしておいて頂戴ね。一応、トップシークレットだから」
「わかったよ、アゴ母さん。誰にも言わないよ!」
「帰ってきてそうそう、重苦しい話で御免なさいね」
「いいって。話してくれた方が対処しやすいしさ」
「そうね。特にチビには要注意よね」
「そうだよ。はぁ、これから大丈夫かなぁ。……自信が無くなってきたよ」
「母さんも頑張るから、ブチはチビ達の様子を見て意見を聞かせてくれればいいわ」
「でも、アゴ母さん。俺がニセイやチビを叱った方が良くない?」
「その方がいい時もあるけど、母さんが叱って、ブチあんたがどこが悪かったかニセイ達言った方がいいと思うの」
「わかったよ。アゴ母さんの言う通りにするよ」
「ゴメンね、ブチ。お願いね」
アゴ母さんは頼もしい息子が帰ってきてくれて、百人力の力を得たように思い、これからはブチと2人でニセイ達の事を導いていけば良いと思いました。
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