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神奈川県立陵北高校野球部。
かつては甲子園の常連として名を馳せていたが
それも今や昔の話。
近年はせいぜい行っても3回戦が関の山。
そんな有り様だから
部員達のモチベーションも決して高いものではない。
そんな野球部に
今年入部してきた新入部員は全部で14人。
先輩部員との顔合わせの日
1年生部員が各自自己紹介をする中で
1人の部員がこう言った。
「鎌西シニア出身、久能誠。
ポジションはショート
目標は甲子園優勝です!」
周囲はざわめくと同時に
一部の部員からは失笑も漏れた。
副主将を務める後藤伸雄(3年・捕手)は
「お前さ、それ本気で言ってる?
シニアの優勝メンバーが3人入ったのは聞いてるけど
その肩書だけでどうにかなるほど甘くねぇぞ」
すると、誠のシニアでのチームメイトの永田雅斗が
「自信なけりゃこんなこと言わないっすよ。
何なら早速試してみますか?」
かつては甲子園の常連として名を馳せていたが
それも今や昔の話。
近年はせいぜい行っても3回戦が関の山。
そんな有り様だから
部員達のモチベーションも決して高いものではない。
そんな野球部に
今年入部してきた新入部員は全部で14人。
先輩部員との顔合わせの日
1年生部員が各自自己紹介をする中で
1人の部員がこう言った。
「鎌西シニア出身、久能誠。
ポジションはショート
目標は甲子園優勝です!」
周囲はざわめくと同時に
一部の部員からは失笑も漏れた。
副主将を務める後藤伸雄(3年・捕手)は
「お前さ、それ本気で言ってる?
シニアの優勝メンバーが3人入ったのは聞いてるけど
その肩書だけでどうにかなるほど甘くねぇぞ」
すると、誠のシニアでのチームメイトの永田雅斗が
「自信なけりゃこんなこと言わないっすよ。
何なら早速試してみますか?」
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