【完結】魔導士会には入らない

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第4章 魔の森

14 七賢人

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「セオくん、君はまた、こんなに心配をかけて…僕もいい加減泣くよ?」

「セオ、聞こえますか?こんな無茶をするようでは、私の弟子失格ですよ。早く目を覚ましなさい」

「セオ魔導少尉、不安材料は何だ?こんなに少ない魔力では、私には何もわからない…」

「セオ魔導少尉…いや、貴様らにかけていい言葉など、俺は持ち合わせていない…」



色んな人の、苦しそうな声がした。


「セオ…セオ…」


中でもその人は、いつも一番苦しそうだった。


「セオ…目を、開けろ…」


その人の声は、いつも孤独で、悲しみに満ちていた。


「セオ…俺の世界に、幸福などない…お前が…お前一人が、いないのならば…」


口の中に、温かな何かが染み込んでくる。


これは、命だろうか。


自分という存在は、この悲しい人から命を与えられて、また再び生まれようとしているのかもしれない。






目を開けると、驚くほどの凛々しい男が自分の目の前で眠っていた。
しかしよく見ると少し疲れたようにやつれ、瞼は黒く窪んでいた。

男の髪は長い銀髪だ。そしてその瞳は澄んだ空のような青色のはずだった。
瞼の下を確認したくて手を伸ばすと、触れる前にパシ、と掴まれた。

「セオ…?」

そう名を呼ばれて、一気にちぐはぐだった記憶が蘇った。

「アー…ク…」

呆然とその名を呟けば、次の瞬間広い胸に閉じ込められた。
黒づくめの服とマント。記憶の中よりも少し埃っぽく汚れた匂い。

「アー…管理官…、俺…?ここ、また病院…?」

アークの体に遮られた視界の端を覗けば、見覚えのある病室の中だった。
しかし体を離したアークに顔を掴まれて、蒼い瞳と見つめ合う。

「かんりか…」

状況を聞こうとした言葉を封じるように、アークは俺をベッドに押さえつけ、強引に口付けた。
その吐息から、アークの魔力が入ってくる。
温かな魔力は乾いた喉を潤すように通り抜けると、染み込むように俺の心臓に溶け、ドクンと強い鼓動を呼び覚ました。

「ん…、は…っ、かん、り…」
「動くな。酷くされたくなければ、大人しくしていろ」

身動ぎした俺を脅すようにそう言うと、アークは更に覆い被さり、角度を変えてまた口づけた。
ドクンドクンと打ち付ける鼓動に震えながら、俺は頬に添えられたアークの手を握った。



どれくらいそうしていただろう。

「ねぇ…まだするの?」

そんな冷ややかな声をかけられて、俺は飛び跳ねて驚き、慌ててアークから離れようとした。
しかしそんな動きは大きな身体の下でもがくだけで、結局はアークに起こしてもらい、ベッドに腰掛けたアークの膝の上に乗せられることになった。

「…治療だと言ったのはお前だろう」
「そんなにネチッこく長々とやれとは言ってないよ!僕とセオくんの感動の再会が台無しじゃないか!起きたんならもっと早く教えろよ!」
「ヘル…先生。ご迷惑をおかけしました」
「セオくぅ~ん!!ごめんよ、僕が不甲斐ないばっかりに、意識が戻った途端、こんなケダモノに襲われるなんて…!」
「う、その…お見苦しいところを…」

病室に来たヘルシエフに嘆かれて、俺は熱くなる顔をアークのマントを引っ張って隠した。
あんなに興奮して唇を貪っていた姿を見られたなんて、無性に恥ずかしい。

ヘルシエフを覗き見ると、キョトンとした顔をして、すぐ優しげに微笑み頷いた。

「それだよ、それ。やっぱりセオくんがアークにひっついてなきゃ。こいつから襲いかかってるシーンなんて、犯罪以外の何物でもないもんな」
「ちっ…」

それからはヘルシエフに身体の状態を聞かれた。魔界の一角を浄化した俺は、重度の魔力欠乏状態に陥って生死を彷徨っていたらしい。

アークから魔力を補充されること一ヶ月以上、ようやく目覚めたところなのだそうな。

「四週間って…でもあんなに、毎日絞るほどあったのに…」
「逆だよ。毎日あふれるほどあったからだ。そもそもの血の貯蔵量と消費量が多いんだよ。一度スイッチが切り替わって欠乏状態になったら、生成される魔力はほとんど血に吸収されてしまう。つまりは生きる上で必要な魔力まで全部使いきっちゃったから、生成量が追っつかなくなっちゃったってこと」
「あれだけ穢れた土地をあれだけの広範囲で浄化したんだ。土台無茶が過ぎる」
「だって…」

「だってではない!もうあんな魔力の使い方はするな!本当にわかってるのか?死ぬところだったんだぞ!?」

アークに怒鳴られて、ビクンと肩が跳ねた。
嫌われただろうかと慌てて反省するが、その怒鳴られた内容を振り返って少し胸が苦しくなった。

「管理官は…」
「何だ!」

「俺が死んだら、悲しんでくれますよね…?」

「…っ!こいつ!」
「アーク!何をするつもりだ!?暴力は許さないぞ!」

うっそりと呟いた醜い質問に、アークは激高して俺の胸倉を掴んだ。
それをヘルシエフが慌てて止めに入る。

「ご、ごめんなさいっ」
「それは何に対しての謝罪だ!お前は…っ、お前がいなくなったら、俺は…っ!」
「…」

アークに胸ぐらを掴まれながら、俺がいなくなったら何だと言うのだろうと息を呑んで言葉を待っていると、ピルルルルル!とけたたましい呼び出しベルの音が鳴り響いた。

「はあー…ごめん、七賢人だ。さっき連絡しといたんだよ」
「何だと…?」

ギリ、と歯噛みしながら、アークが物凄い形相でヘルシエフを睨みつける。
俺は不機嫌なアークが少し怖くなった。

「アーク、ひとまずセオくんを離せ。…こちらに来るそうだ。セオくんに会いたいんだって。セオくん、大丈夫そうならこのまま…」
「駄目だ」
「アーク…」

「爺どもの要求を呑んでこいつは死にかけたんだぞ。もうあいつらの命令など聞く必要はない!」
「おい、アーク!」
「管理官…?」

アークは俺の腰にしがみつくように腕を回し、俺の肩に顔を埋めた。
様子がおかしいアークを、不安になって覗き込む。
その表情はやはり以前よりもやつれて疲れて見える。触れた肩も、少し痩せていた。

「どうしたんですか?七賢人は、ここの…管理官にとっても重要な人ではないんですか?」
「重要…?ふふっ、重要なものか…あんなヤツら、初めからどうだって…」

やさぐれた雰囲気を隠しもせず笑うアークに、俺はオロオロと狼狽えるばかりで気の利いた言葉も浮かばなかった。

そこでふと開いたままだった扉に、二人の老人が立っているのを見つける。

「あ」

ヤバい、と思ってアークのマントを引っ張ると、アークもヘルシエフも二人の存在に気づいた。

ヘルシエフはすかさず部屋の脇に控えて膝を折り礼をとったが、アークはベッドに腰掛けたまま、マントの下に隠すように俺を抱え直した。

「ほほほっ、聞きしに勝る溺愛ぶりじゃな、アーク管理官」
「父性に目覚めて礼儀を忘れたか。それとも本気で駆け落ちでもする気か」

物腰柔らかに笑う好々爺風と、厳格に眉をひそめるカミナリオヤジ風の二人組を、アークは暗い瞳で睨みつけた。

「ふんっ、次は何をさせるつもりだ?こんな年端もいかない子供に。自分たちが生き残るために、こいつに死ねと命令するのか!」
「よせアーク!」
「口が過ぎるぞアーク管理官。…じゃが、そんな誹りを受けても仕方あるまい。ワシらはな、その子に謝りに来たんじゃ」
「何だと…?」

俺はアークのマントの隙間からその様子を息を潜めて見守っていた。しかし好々爺の方の老人が俺に近寄ってマントの中を覗き込んできたので、居住まいを正して礼をした。

「あの、お初にお目にかかります。セオ・リズレイ…じゃなかった、魔導少尉のセオです。七賢人のどなたかとお見受けしますが、お名前をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか」
「おお、良い子じゃ。ワシはロシオという。あっちの厳ついのはワーテルじゃ。何を隠そうこのアークはワシの実の孫でな」
「えっ?」

アークの血縁者の存在に、俺は不思議と強い衝撃を受けた。
この老人にドロリとした理不尽な憎悪に似た感情が生まれるのを、俺は必死に押し隠した。

「お祖父様…でしたか…」
「おお、イイのぅ~!お祖父様!イイ響きじゃ…!」
「その辺にしておけロシオ。貴様の孫が殺しそうな顔で睨んでいるぞ。アーク管理官、前回の出撃命令は時期尚早だという貴様の進言は正しかった。どれほど守りを固め浄化の魔法のみの使用に限ったところで、こうして命の危険に晒してしまったのだからな。あらためて謝罪しよう。セオ魔導少尉、来たばかりの幼い貴様に無理をさせてすまなかった」
「うん。そういうことじゃ。すまん、セオくん」

二人の最高指導者に頭を下げられて、俺は恐縮してアークのマントに隠れてしまった。

「いえ!あの、どうかお顔を上げてください。私が未熟だったのです。それに…私は元より、死に絶える身でしたから。管理官に救っていただいた命ですし、ほんの少しでも管理官のお役に立てたなら、それで本望です」

恐々とそう返すと、グイッと後ろから無理やり肩を掴まれて体勢を崩された。

「セオッ!!お前は!それを本気で言っているのかッ!?俺が、この四週間を…どんな思いで過ごしたと…ッ!」

怒鳴るように名を呼ばれて、ドクンと心臓が跳ねる。
やはりこの現象は、ただの魅了ではないだろう。そんなことを頭の片隅で考えていると、俺はまたアークに押し倒された。

「管理官…?」
「アーク!だから乱暴はダメだって!相手はまだ子供だぞ!?」
「く…っ」
「これはこれは…相当拗らせとるのぅ~」
「なるほど。いっそ離反したくなるのもわかる気がするが…」

「ロシオ翁!ワーテル翁も、納得してないで止めてください!セオくんの貞操の危機ですよ!?」
「そんなこと言ったって、見た目は子供でもセオくんももう立派な魔導士なんじゃし。アークとの結婚が嫌なわけでもないんじゃろ?」

ロシオにそう尋ねられて、俺は覆い被さって苦しそうに眉を顰めるアークのマントを引っ張って身を寄せた。

結婚。

こちらの世界の結婚システムはまだ不可解な点が多くあるが、アークと本当に結婚できるものなら、今すぐにでもしてしまいたい。

けれどアークからは何度も嫁は取らないとか、結婚はしないとか言われているのだ。
俺としても、誰かと添い遂げるなど、どうしたってできるはずがないと思っていた。

「管理官…」

どう答えたら迷惑にならないかわからない。
そう助けを求めてアークを見上げると、何を思ったか、アークは俺に口付けてきた。

「ん…っ、かん…っんん!?」
「はあーっ!?何やってんだよ君ってやつは!!」
「若いっていいのぅ~」
「おい、あまりこいつを追い詰めるな。アーク管理官!セオ魔導少尉から離れろ!これは命令だ!」
「…っ」

ワーテルに怒鳴られて、ビクリとアークの肩が動き、強引な唇が離れていった。

「は…、あ…」

はくはくと息継ぎをしていると、アークはなおも苦しそうに俺を見つめていた。

「あ、の…?」
「俺と、結婚するならば…」
「え?」
「死に急ぐような真似は許さない。俺は、寡夫になるつもりはないし、お前を残して逝くつもりもない」
「かふ…?」
「アーク…お前は…」

「こいつと結婚するなら、俺は魔界にも他国にも行かない。管理官も辞める。無論こいつも、どこへも出撃させない。力ある者の義務など…クソくらえだ…っ!」

ロシオに向かって言い放つ。
何か俺の知らない確執があるようで、アークは結婚を恐れているようにも見えた。

それに目覚めてから、ずっと苦しそうにしている。

「アーク」

名を呼ぶと、アークはまたビクリと肩を跳ねさせ、恐る恐る覗き込むように俺を見た。
俺はアークの頭を抱き込んで、さらさらと流れる銀髪を撫でる。

「いい子、いい子…」
「…」
「あなたが、望んでくれるなら…」

こんなことは卑怯だと思いつつも、口を開いた。でもどうしても、アークから求められたかった。

「俺は、死にません。あなたが、死ぬなと言ってくれる…」
「死ぬな」

すかさず命じるように言われた言葉に、キュンと胸がときめいた。

「はい…」
「死ぬな。生きろ。一生俺の側にくっついていろ。何があってもお前は死ぬな。エストバールもロスディアも魔導士会も、魔界も人間界も、全てが滅んでも、お前は死ぬな」

その熱烈なプロポーズのような言葉に、アークを抱いた俺の胸がジワジワと熱くなっていく。

「は…い…」

夢見心地でぼんやりとそう返事をすると、俺はまたアークの頭を撫でた。

「はああ~、愛じゃのぅ…」
「愛だな」
「僕の天使が…!」

ヘルシエフがアワアワとこちらを見て落ち着かない様子だったので、彼も撫でて欲しいのかなと手を伸ばそうとした。
しかしガシッとその手を掴まれると、無理矢理アークの頬に添えられた。

「許さん。お前が触れていいのは、俺だけだ」
「は、はい…っ」

この目はハートになってないだろうか。あまりにアークにキュンキュンさせられすぎて、逆上せそうだ。
アークの腹筋に押し潰された俺のモノも、ピクピクと震えて興奮している。

「ふっ」
「…っ」

アークがそれに気づいてニヤリと笑ったので、俺はそれだけでイキそうになった。

好き。
キスがしたい。
溶け合って、一つになりたい。
愛してると囁き合って、何度も、裸で愛し合いたい。

頭の中がアークへの性欲でいっぱいになっている間に、俺はアークに抱き起こされて、マントの中でアークにしがみついていた。

幸せが過ぎる。
アークの膝に跨ってギュウギュウと抱きついて、黒いシャツの下の胸筋にグリグリと額を擦り付けた。

「これは…魔力があふれ始めておるのかの?」
「魔力というか…もはや魅了ではないのか…?」
「厄介な。おい、アーク。とやかく言ってないで、さっさとその子と結婚しろ。他のやつに掠め取られたら事じゃ」
「…ああ」

「よし!言質はとったぞ!?そんならもう今婚約じゃ!ワシらが証人となろう!婚約なら十三歳でも良かろう?本当は魔導士なら何歳でもいいんじゃが…まあ確かに、セオくんじゃちと犯罪感が半端ないからのぅ~」

「ウチのヤルスもどうかと思ったんだが、これでは付け入る隙がないな…」
「そんなことしたら、おぬしアークに刺されるぞ」
「そのようだ」

ロシオやワーテルが話し合う声がする。
それでも俺は黒一色に包まれて、ふわふわとした夢見心地に浸っていた。

「アーク、指輪を用意しておけ。なるべく目立って、しっかり加護が効いてて抜けんやつじゃぞ!?ああ、そんなものを用意している内に掠め取られたら…もういいワシが頼んでおく!指を出せ!」

「お、おい…」
「ロシオ翁も、完全に魅了されてますね」
「貴様もだろう、ヘルシエフ医療官」
「はああ~、僕の癒しが…」

こうして俺はアークと婚約していたらしい。俺はアークの腰に股間を擦り付けていて、それどころじゃなかったが。

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