桜の樹の下に

レモンイカ

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共犯者

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 今日は2年生最初の登校日だったため、始業式が終わったら部活もなく、直ぐに解散となった。が、しかし、紗友里くんの周りには人が群がり、中々帰れないであろう事が伺えた。一方俺は、震えが止まらない体を奮い立たせ、急いで帰路についていた。…早く、離れないと。紗友里くんから。早く、逃げないと…!!そんな気持ちでいっぱいで、早歩きで帰った。 

 家に着くと、どっと疲れが押し寄せた。思わず玄関に倒れ込む。心臓がドクドク揺れている。

「紗友里くんって、あの紗友里くんだよね…?」

 るーくんって呼ばれたし…久しぶりって言われたし…。でも、人違いだったら…逃げてきちゃったよ…。…明日からどうしよ…。
 頭の中がグルングルン回っている。はぁ~と深ぁいため息をついて、玄関を後にしようとした時。
 ピンポーンと、ベルがなった。

「あ…。はーい」

 玄関にいて幸いしたと、急いで扉を開けた。

 外に居たのは…紗友里くんだった。

 急いでドアを閉めようとしたが、紗友里くんはドアの隙間に靴を挟んで、閉められないようにしているではないか…!!

「酷いなぁ、るーくん。僕から逃げるなんて…。それとも何か、早く帰る理由でもあったの??」

 ヤバい、ヤバい、ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!!
 紗友里くんはおっとりとした声で言っていたが、何処となく怒りを感じる。俺が後ろめたい事をしたからそう感じているだけかもしれないが。ひとまず逃げるために、嘘をついてみる事にした。

「ひ…人違いじゃない?」
「そんな事は無いよ?君の名前は福田琉生。幼稚園の頃好きだった食べ物は卵ボーロで、幼稚園の頃好きだった人は…」
「はい嘘ですごめんなさい人違いじゃないです!!」

 早口でそう言っているうちに、紗友里くんは靴で開けていたドアの隙間から、手でドアを開けようとしてきた…!!慌てて対向するが、紗友里くんの力は思いのほか強くて、押し負けてしまった。ドアを開けて悠々と入ってくる紗友里くん。
 改めて見た紗友里くんは、俺より頭一個分くらい背が高かった。ゆったりとしたたれ目に泣き黒子はよく映えている。じっと見つめているのがバレたらしく、紗友里くんは、「そんなに見られると恥ずかしいなぁ」なんて笑った。

「本当に久しぶり。12年ぶりだよねぇ」
「…そう…だね。久しぶり。元気だった?」
「まぁね。るーくんも元気そうでよかった」

 ホッとしたように「よかった」なんていうものだから、俺も気が抜けてしまった。…でも、震えは止まったが、恐ろしさは止まらなかった。どうしよう。もしも、アレが、人を埋めたのが、夢じゃないとしたら…。…紗友里くんは、またゆったりとした態度で目を伏せた。その様子は、まるで昔を思い返しているようだった。

「懐かしいなぁ…。昔はよく、お互いの家で遊んだよねぇ」
「…うん。そうだね」
「僕の家の桜…

 フッと、笑みをためて紗友里くんが言った。俺は、顔を青ざめる事しか出来なかった。

 あぁ、きっと、紗友里くんも覚えているんだ。アレは、夢じゃ無かったんだ。2人で人を埋めてしまったんだ…!!!

「…るーくん、どうしたの?なんだか顔色が悪いよ?」
「え?!あー…っと、その…。…紗友里くんは、今何処に住んでるの?」

 とりあえず話題を変えようと、むちゃな方向に話を振った。俺の真意には気がついていただろう紗友里くんは、「無理やりだなぁ」みたいな、困った顔に似た笑みを浮かべて言った。

「僕は今、アパートで一人暮らし」
「…あれ?保護者の転勤って言ってなかったっけ?」
「うん。アレは嘘だよぉ?…なんとなく心配になって、幼稚園の時にいた家の近くに帰りたくなったんだぁ~」

 …死体が掘り返されて無いか心配になったという事デスネ…。言葉の端々に深い意味を感じてしまうのは、俺が考えすぎているからだろうか?それとも、紗友里くんが含ませているのだろうか…??…どちらにせよ、早くこの話題から離れた方が良さそうだ。

「友達、できるといいね!そろそろ帰ったほうがいいんじゃない??」
「うぅ~ん…。…僕一人暮らしだから、門限とか無いし、いつ帰ってもいいんだけどねぇ…。…そんなにるーくんが帰って欲しいっていうなら、帰ろっかなぁ~?」
「あぁ…いや…別に、帰って欲しいってわけでは…」
「冗談だよぉ~?…でも、そろそろ帰ろうかなぁ。また明日から、よろしくね~。るーくん」
「…うん。また明日」

 バタン、とドアが閉まるまで見送った俺は、力なく膝から崩れ落ちた。…震えが止まらない。やっぱり。やっぱり俺たちは…。

 共犯者なのかもしれない…。

―――――――――― 

 翌日。俺は迷ったが、朝からちゃんと教室にいた。紗友里くんと会うのは嫌だったが、休む理由がそれなのも嫌だったから。…一応真面目なのだ。
  
「るぅいくぅん~!!彼女と喧嘩でもした??顔色青いぞ?いや、青超えてスカイブルーーーー!!!」
「お前のテンションの方が心配だわ」

 いっそ今からヲタ芸でも披露せんとする仲良しグループの山田を横目に、俺は校庭の桜を眺めた。校門のすぐ近くに植えてある桜の下を通って、生徒達が登校してくる。…と、紗友里くんが登校しているのが見えた。紗友里くんは教室の方を見たつもりなのかもしれないが…。…ふと、俺と紗友里くんの目があった。自分の顔色が、サッと、悪くなったのが分かる。

「お!!紗友里じゃん!!…あれあれあれれ??隣に女子がいるぞ!!彼女か!!」
「いやいやいや…そんな1日で彼女できるわけねぇーじゃん」
「分かんねぇぞ!!紗友里イケメンじゃんか!!きっと彼女だ彼女!!」

 彼女彼女五月蝿い山田を置いて、俺は教室を出た。保健室に行くつもりだった。

「琉生?どした?」
「…ワリィ。ちょっと保健室」
「サボり?」
「…体調不良だよバカ」
「おう了解だ!!サボりって伝えとくな!!」
「…。」

 ああは言っているが、実際にはちゃんと先生に体調不良と伝えてくれるはずだ。たぶん。きっと。一縷の不安を抱えながら、保健室へと移動した。

――――――――――
 
 保健室の先生に言って、ベットを借りた。消毒液の匂いがするベットに横たわりながら、これからどうしようかと考えていた。…早退しようか?紗友里くんと会いたくなさ過ぎて、そんな事さえ考えてしまっている。
 と、そんな時。

「…すいません、自転車のペダルで擦りむいてしまって…」

 聞きたくなかった声が、耳をついた。

「あらあら…。ガッツリいったわねぇ~」
「すいません…」
「消毒するから、座ってちょうだい?」

 保健室の先生と紗友里の会話では、どうやら紗友里は、ケガをしたらしい。…よかった…俺に会いに来たわけではなさそうだ。そこまで考えて、俺は首を横に振った。いやいやいや、相手は怪我をして保健室に来てるのに、よかったは無いだろう!!…昨日の夜ちゃんと眠れなかったからだろうか?段々とセンチメンタルになるし、段々と自分の人間性が疑わしくなる。
 
「紗友里くんって、昨日転校してきた子よね?今日は迷わず来れたの?大丈夫だった?」
「はい。昔この辺に住んでいたので」
「あら!!そうだったの!!」

 保健室のおばさんと会話をする紗友里くんの声は、少し面倒くさそうで、普通の高校生のようだった。…いや、当たり前か。俺たちは、普通の高校生なんだから。…もしも、共犯者じゃ無ければ、だけれども。

「2年生?琉生くんとは同じクラスなのかしら?」

 ふと、自分の名前が登場して焦った。…おばさーん?!と叫びたい気持ちを我慢して、会話に耳を傾ける。

「るーくんが、どうかしたんですか?」
「あら、るーくんって呼んでるの?仲良しねぇ~。今ね、琉生くんが体調不良で休んでるから、教室に戻った時、先生に言ってちょうだい?」
「…もしよければ、るーくんのお見舞いをしてからでもいいですか?」
「う~ん…そうね…。お友達が来たら、琉生くんも元気になるかもしれないものね。いいわよ」

 おばさーん!!!と叫びたかった。叫ばなかったが。シャーと音がして、目の前のカーテンが開いて…。…紗友里くんと、目が合った。
 自分の顔色が、サッと悪くなるのが分かる。

「…あ…あの…紗友里くん…」
「ごめんね、るーくん…。昨日は、意地悪しすぎちゃったかも…」

 少し俯いて、紗友里くんが謝った。…謝った…??なんで??

「…るーくんとまた会えて嬉しくて、また遊びたくって、ちょっと意地悪な事言っちゃったかも…。…ごめんね、るーくん…」

 しおらしく謝る紗友里くんに、ふと気が緩んだ。ベットから体を起こして、紗友里くんと向き合った。紗友里くんの顔を正面から見ると、泣きそうな顔をしていた。

「…こっちこそ、昨日はごめん。驚いちゃって…。また会えて嬉しいのは、俺も同じ。でも…ごめん、もうちょっと時間をちょうだい?気持ちを整理したいんだ…」

 紗友里くんが心から謝ってくれたから、俺も本当の気持ちを告げた。また会えて嬉しい。それは本当。でも…やっぱり。人を埋めたかもしれない俺達が2人でいるのは、あまり好ましくない気がする。気持ちの整理も、ついていなかった。

「…分かった。僕が先走りすぎたね…。…でも、るーくんとまた仲良く出来たらいいなぁ」
「…そうだね。俺も、紗友里くんと仲良くなりたい」

 …一旦、死体のことは忘れよう。そう決めた。あの事が無ければ、俺と紗友里くんは普通の友達なんだから。幼稚園の時からの、幼馴染なんだから。

――――――――――

 俺は1限を休んで、2限目から授業に参加した。2限目は英語。宿題回収と先生の自己紹介が主な内容だ。

「早速ですが、宿題を集めます。出席番号順になるように、後ろから集めてください」
 
 先生の一言で、教室がガヤガヤと騒がしくなる。確か宿題は、英語のプリントと問題集の12から20ページ…。…と、問題集のページを開きながら隣を見やると…。…隣の席で、紗友里くんが固まっていた。…話しかけた方が、いいだろうか…?グッと手を握りしめて、それがバレないように、そっと、紗友里くんに話しかけた。

「…どうしたの?」
「…プリント家に忘れた…」
「紗友里くんは転校してきたばっかりだし、宿題無いんじゃないの?」
「僕の転校は、3月に決まったからねぇ…。…宿題も出されてたんだぁ…」

 固まったまま器用にプルプル震える紗友里くんに、思わず吹き出しそうになるのを必死で我慢した。この英語の先生は、確か…。

「この先生、自分から忘れた事言い出した方が成績引かれにくいから、早く言いに行った方がいいよ」
「…うん…。ありがとう、るーくん…」

 しょんぼり、といった様子で先生に報告に行く紗友里くん。その後ろからぞろぞろと、忘れたけど言い出しにくかった生徒が続いた。先生は怒った顔をしながらも、「明日の朝8時までに持ってくるように」と言って、集まった生徒達を解散させた。その中に、先生にバレないようにふざけた顔をした山田も含まれていて、俺は心の中で少し笑った。

「皆さん2年生になり、進学を真剣に考える時期がやって来ました。10月からは受験生となり…」

 先生の長々とした話が始まり、「受験かぁ」と、俺は窓の外を遠い目で眺めた。大学、どうしよう。適当な所、っていうのが難しいんだよなぁ…。
 桜の木はユラユラと揺れ、花弁を風に乗せている。…いいなぁ…桜の木になりたいなぁ…。…なぁんて、俺達が言ったら洒落にならないや。…あぁやっぱり、この話題埋めた事から離れるのは難しいなぁ…。
 隣を見ると、紗友里くんは意外にも、真剣に先生の話を聞いていた。…大学進学、するつもりなのかな?俺の視線に気がついたらしい紗友里くんは、こちらを見やって、ニッコリと笑った。

――――――――――

 そうやって2限目が終わり、3限目が終わり、今日は4限で終わりなため、今日最後の学活の時間になった。テーマは、進学。まぁたこの話かぁ…と思いながら、真剣に聞いているフリをした。

「4~5人のグループを作って、大学について発表してもらう。夏までにオープンキャンパスに行く学校を決めて、夏休みには実際に行ってもらうからそのつもりで。1年間付き合うことになるグループだから、そのつもりで組め」

 ピッと先生が5分間のタイマーをセットし、グループ作りが始まった。…俺は山田がいるグループに入ろうかな。そんなふうに思って、山田の方に行くと…。…そこには、紗友里くんもいた。ピクピク痙攣しそうな頬を全力で押さえながら、やっぱりバレないように拳をそっと握りしめた。

「…あれ?2人、仲良かったっけ?」
「さっき仲良くなったな。紗友里のヤツ、イケメンなのに彼女いないらしいぜ。仲良くなるしかないじゃんな!!」
「山田の基準がいまいちよくわかんねーよ」

 軽く軽口を叩きながら、紗友里くんの方を見やった。紗友里くんは、相変わらずニコニコしながら俺達の会話を聞いていた。

「…って事で、俺達3人は、紗友里をエサにこのグループに女子を2人入れ、合コン状態のグループを作ろうと思います!!」
「山田のその発言聞いて来る女子は居ねぇと思う…」
「あ…あの、紗友里くんのグループってここですか?」
「あ…聞いてなかったのかな、この子…」

 山田のエゲツない発言のあと、恐る恐るといった様子で女子の二人組がグループに入り、5人グループが出来上がった。丁度その時タイマーが鳴り、5人グループで今後行く大学について話し合う事になった。実際に行くという事を踏まえて話し合うため、教室は修学旅行前の話し合いのようにガヤガヤしている。

「やっぱ楽なのは近くの県立大だよなぁ~」
「いや、でもあの県立大に行くグループ多そうじゃね?他のグループと大学が被りそう…」
「ちょっと遠いけど、県内には、私立の大学も多いよね」

 俺達のグループは他のグループと大学が被らないように、県立大以外の大学を選ぶ事にした。…でも、そうなると、電車やバスに乗り継いで行かなければならない。どうしたものか。悩んでいると、紗友里くんが、悪戯っ子みたいな笑みを浮かべて言った。

「いっそ、この県外の大学に行っても楽しそうだよね。隣の県なら電車で行けるし、県内の私立大と距離に大差は無いし」

 紗友里くんのその言葉に、待ってましたと言わんばかりに女子が食い付いた。

「いいじゃん!!楽しそう!!」
「私、電車の乗り換え苦手だから、紗友里くんに教えて欲しいなぁ!!」

 キャイキャイと笑う女子達の声に、俺は、気が重くなるのを感じた。県外かぁ…。中学生の時修学旅行で行ったっきり、県外に出たことは無かった。なんとなく、心配になる。

「僕は電車の乗り換えできるから、るーくんが苦手でも大丈夫だよぉ?一緒に言ってみない?」

 俺の不安な顔を読み取ったのだろう。紗友里くんは、俺を見据えてゆったりと言った。俺は、曖昧に笑う事しか出来なかった。
 結局俺らのグループは、隣の県の県立大に行くことが決定した。

――――――――――

 授業も帰りの会も終わり、帰り道。山田とも仲良しグループの誰とも道が反対だから、俺は1人、ゆっくりと考え事をしながら帰る予定だった。…そう。

「るーくん。いっしょ帰ろ~」

 紗友里くんに声をかけられるまでは。

「紗友里くん、帰り道こっちだっけ?」
「うん。元いた家の近くのアパートに住んでるんだぁ~」

 嫌だ、という言葉を一生懸命飲み込んで、「いいよ、一緒に帰ろう」と笑いかけた。掌を、一生懸命握りしめて、震えを抑えた。
 紗友里くんは自転車を押しながら、俺は徒歩通学だから、その横をトコトコ歩いていった。学校から暫くは道なりで、周りに他の生徒も多かった。「あのアニメ見た?」「漫画も持ってるよ~」「え…。見たい!!」みたいな、他愛も無い話をしながら、家の近くの脇道まで入った。周りにいた生徒は少なくなり、俺と紗友里くんだけになった。…途端に、震えが襲ってくる。一生懸命に拳を握りしめて、心の中で「怖くない怖くない。アレは夢だ」と呟いた。

「…るーくん」
「え?!ご…ごめん…聞いてなかった…」

 突然俺を呼んだ紗友里くんに、少し不格好に裏返った声で答えた。顔に熱が集まる。紗友里くんは少し迷ったように左右を見渡して、「やっぱり」って話始めた。

「…まだ、僕の事、怖い?」
「そ…そんな事…無い…よ?」
「嘘でしょう?怖い時、手をギュってするクセ、幼稚園の時から直ってない」

 思わず掌を握りしめようとして…辞めた。震えが体を襲った。

「…。…そう…だね。怖いかも。ちょっとだけ。…だって、俺達ってさ、やっぱり…」
「…そう…だよね…。…やっぱり、幼稚園の時…喧嘩別れしちゃったから気まずいよね…」
「…うん…って、え???喧嘩別れ???」

 ケンカワカレ…???なにそれ美味しいの???位のキョトン具合で、俺はたずねた。…だって、本当に覚えて無かったから。

「あれ?るーくん、覚えてない??僕達幼稚園の時、僕が引っ越す事に怒ったるーくんと喧嘩したでしょう?で、僕が勝っちゃった」
「そう…でしたっけ…??」

 正直、紗友里くんの引っ越しは死体のイメージ強すぎて、それ以外は覚えていなかった。…が、紗友里くん曰く、俺と紗友里くんは喧嘩別れをしたらしい。

「幼稚園の時とはいえ、殴り合いの喧嘩だったでしょう?るーくん、それで僕の事怖がってたんだと思ったんだけど…」

 違った?と首を傾げる紗友里くんに、やっぱり、あれは夢だったんじゃないかと俺は1人思った。

「…うん…微妙に違うけど、まぁ…それでいいや」

 思わず吹き出しそうになりながら、俺は答えた。
 幼稚園の時死体を埋めたなんて現実味の無い馬鹿げた怖い話より、幼稚園の時喧嘩別れして気まずいっていうよくある話のほうが余程いい。些か肩も軽くなった。まだやっぱり拳は握りしめていたが、震えは、少し止まった。
 
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