俺の大っ嫌いな不良ギャルが妹になっちゃっいました!?(嘘)

著恋凛

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EPISODE16

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夢を見ていた。遠い遠い昔の、俺がまだ6歳ぐらいの頃の記憶だ。

「お母さんは少し出かけて来るね。お父さんは今日帰って来ないから、昼と夜のご飯は勝手に食べといて。」
家から出て行こうする母に俺は質問を投げかける。
「何時もの叔父さんのとこ?」
すると、鬼の形相になった。だが、すぐに笑顔を作り直した。
「それはお父さんに言ってはダメよ。」
そう言い捨て、家から逃げる様に出ていった。



昼ごはんを済ませ、ゲームをしていると電話が鳴った。
「もしもし。」
「おぉー、修か。」
相手は親父だった。
「そうだよ。」
「ちょっとお母さんに変わって欲しいんだけど。」
俺は何も考えずに言った。
「今ね。お母さんはいつもの叔父さんのところに行ったの。」
すると、親父は何時ものニコニコした様な声では無く、冷えきった様な声になった。
「それは本当か?」
「そうだよ。でもお母さんはお父さんに言うなって言ってるから、内緒だよ。」
「分かった。」
そして電話は終わった。それと同時に俺は起きた。


起きて周囲を確認する。起き上がり、実莉の所まで行った。
それに気づいた実莉は少し反省した様子だった。
「起きたのね。さっきはごめんね。そこまで強くやる気は無かったけど。」
「それは俺の方にも非はある。それより親父はどこに?」
「コンビニに言ったよ。」
「そうか、ありがとう。」
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