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EPISODE108
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舞台裏・・・・と言っても教室にカーテンを括り付けた裏側だがな・・・
どうして体育館でやらないか? それは俺も気になって、田中本田に訊いてみたが、彼的には「だって、体育館だと時間決まってるし、1回しか出来ないじゃん」らしい。まぁ、やるからには多くの人に見られたいが、教室はいかんせん狭いので、色々と不便ではある。
「修くん衣装ちゃんと整えた?」
「あ、うん」
衣装担当の月の宮がそう確認してきたので、答えたのだが、「ここ、曲がってるよ!」と、直されてしまった。
にしても、そろそろなのか・・・・
徐々に早くなる鼓動を自分で察知できるので、自分が緊張していると自覚できる。足が少し震えてる気がするが、それはあの時も同じだったので平気だろう。
「ヤバ!?」
舞台裏から客席を覗くようにして何かを見ている男子生徒数人、俺も気になったのでその男子生徒達の元へと行く。
「どったの?」
「客・・・・客バリ多いぞ!」
俺も客席をチラッと覗く。
その瞬間に男子生徒が言っていた意味を理解した。
客席20席より全然多い。ただの劇なのになんでここまで? そう少し考えると答えはすんなりと出た。
あの時色々な生徒が見てたからか・・・・
客の多さに少し押されつつもそれを忘れさせるかのような事が起こった。
「実莉ちゃん綺麗!」「春菜木さんやべぇな」「バチくそ可愛い!」などの声が舞台裏を支配する。
それもそのはず、俺の視界に映る実莉はいつもよりも化粧をちゃんとしていて、本当に物語の中に出てくる人物かと思わせるほどの可愛さを持っている。
この時点で俺の鼓動は緊張によるものなのか、実莉に対するものなのか分からなくなっていた。
実莉は俺に近づき、訊いてきた。
「どうかな?」
少し照れながら訊いてくる仕草で誕生日に行ったイマジンランドの時の実莉を思い出させる。
「すげぇ、似合ってると思うよ」
「でしょでしょー! 私がメイクしたんだ!」
実莉の後ろから現れた美術部の田辺は思いっきり胸を張る。
「はいはい。それじゃ、そろそろ開演だから・・・・・みんな、準備はいいかな?今日の劇は計5回。ミスなく行こう!」
俺に半ば強制的に純赤のガンナーをやらせたスクールカースト上位の奴の掛け声で本番最初の劇は始まった。
どうして体育館でやらないか? それは俺も気になって、田中本田に訊いてみたが、彼的には「だって、体育館だと時間決まってるし、1回しか出来ないじゃん」らしい。まぁ、やるからには多くの人に見られたいが、教室はいかんせん狭いので、色々と不便ではある。
「修くん衣装ちゃんと整えた?」
「あ、うん」
衣装担当の月の宮がそう確認してきたので、答えたのだが、「ここ、曲がってるよ!」と、直されてしまった。
にしても、そろそろなのか・・・・
徐々に早くなる鼓動を自分で察知できるので、自分が緊張していると自覚できる。足が少し震えてる気がするが、それはあの時も同じだったので平気だろう。
「ヤバ!?」
舞台裏から客席を覗くようにして何かを見ている男子生徒数人、俺も気になったのでその男子生徒達の元へと行く。
「どったの?」
「客・・・・客バリ多いぞ!」
俺も客席をチラッと覗く。
その瞬間に男子生徒が言っていた意味を理解した。
客席20席より全然多い。ただの劇なのになんでここまで? そう少し考えると答えはすんなりと出た。
あの時色々な生徒が見てたからか・・・・
客の多さに少し押されつつもそれを忘れさせるかのような事が起こった。
「実莉ちゃん綺麗!」「春菜木さんやべぇな」「バチくそ可愛い!」などの声が舞台裏を支配する。
それもそのはず、俺の視界に映る実莉はいつもよりも化粧をちゃんとしていて、本当に物語の中に出てくる人物かと思わせるほどの可愛さを持っている。
この時点で俺の鼓動は緊張によるものなのか、実莉に対するものなのか分からなくなっていた。
実莉は俺に近づき、訊いてきた。
「どうかな?」
少し照れながら訊いてくる仕草で誕生日に行ったイマジンランドの時の実莉を思い出させる。
「すげぇ、似合ってると思うよ」
「でしょでしょー! 私がメイクしたんだ!」
実莉の後ろから現れた美術部の田辺は思いっきり胸を張る。
「はいはい。それじゃ、そろそろ開演だから・・・・・みんな、準備はいいかな?今日の劇は計5回。ミスなく行こう!」
俺に半ば強制的に純赤のガンナーをやらせたスクールカースト上位の奴の掛け声で本番最初の劇は始まった。
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