元手大地震~首都災害に大学生が歌い、支え、立ち向かう。~

さとなか達也

文字の大きさ
1 / 82

エピソード1

しおりを挟む
 元手大地震

 さとなか 達也


 条南大学、5月、ゴールデンウィークの真っ最中..。
 都心でも、観光客が、来ている。
 世界中で、大きな地震が起き、その度、それぞれの国が様々な対応を強いられる。
 初証(はじめあかし)は、条南大学に在籍している、現役の学生だ。
 芸術科、3人組、バンド、初めての学校、を結成した..。
 ゴールデンウィークにライブを行う。
 曲名は「勉強は他人の命を守る」「ラララ学校ソング」「黒髪3年生(大学ver)」の3曲を披露する予定だ。

 ギターの「君野明日(きみのあした)」は、芸術賞をもらっている実力派..。
 ピアノは「引田健(ひきたたける)」は医学部で、看護学科を掛け持つ、作詞、作曲担当の兼務。
 特に引田健は、医学部の試験を終えて、3日、彼女とデートで、1日と2時間しか練習に参加していない。

「健。」
「ピアノも弾き語りのハモリ、完璧だろ。」
「前日練習、ギリギリ。2日は練習しないと。」

「すまん、すまん。」

「さっ、リハーサルまであと一日半..。」

「3曲だけで、売れるのかね..。」


「そりゃ、わからないけど、..芸術科の学生として、しっかり、学びソングのできる今の時代を表す..。」

「さすが、証..。成功は前提の元..。」

 学生陣はオープンキャンパスの準備に追われていた..。
 もちろん、参加していない学科学生などがいるが、しっかり講師が準備をしている..。
 学校の証を残すために、結成されたバンド「初めての学校」
 準備は進んでいた..。
「続いて、前日リハーサル、3組目・・。」
「初めての学校、さんよろしくお願いします。」
 大学生と言うお立場で、初めての学校とは、珍しい・・。今までに、体験してこなかった学生の、素直で素敵な詞を音楽で伝え、少しでも、音楽と、学校生活を過ごしてもらいたい・・。音楽が隣にあって、成立する話ではない・・。繋がりは、ギター、ピアノ、ボーカル・・。そして、今求める、学生らしい歌・・。
そのように、パンフレットでは記載をしていた・・。無論、他の大学からチラシを持ってきて、この「初めての学校」の学生ソングを観に来る人もいる・・。今じゃ、オーケストラで弾いてみたいとか、こんな詩を作ってほしいとか、要望も出てくるくらい成長した、音楽グループである・・。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

処理中です...