異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部

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1章 異世界へ

装備品の性能

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 冒険者登録を済ませた後、まずは宿の確保に向かう。
 賢者さんの情報によりオススメの宿屋を見つけた俺たちは、相場より少し高い宿を借りることに成功した。
 ちなみに少し高い宿屋に泊まるため、俺たちは同じ部屋に泊まることにした。

「ふかふかー!」

 借りた部屋に入って早々、カナデがベッドにダイブする。

「こら、服にシワがつくでしょ」
「あ、そっか。よいしょ……」
「だから俺がいる目の前で服を脱ぐなって」

 いつものことだが何の躊躇もなく下着姿になるのはやめてほしい。
 今にもブラジャーから溢れそうな巨乳と健康的な白い肌が目に入り、俺はできるだけ見ないようにする。

「いつも言われてるけどお兄ちゃんだけだよ。私が男の人に肌を見せるのは。どう?嬉しい?」
「はいはい、嬉しい嬉しい」
「むぅ」

 頬を膨らませて不満そうだが、何度も聞いてきた言葉なので軽くスルーし、俺は異空間ボックスから刀を取り出す。
 そして刀の手入れに必要な道具を取り出して手入れを行う。

「相変わらず、お兄ちゃんは手際が良いねぇ」
「褒めるのは嬉しいが、俺の背中から離れてくれないか?」
「ここが私の定位置だもんっ!」

 そう言って下着姿のまま巨乳を押し付けてくる。
 その行動に心の中でため息をこぼす。
 するとカナデが「あ、そうだ!」と声を出す。

「お互いの武器を鑑定しよーよ!」
「そういえば武器は調べてなかったな。俺も刀の性能を調べておくか」

 とのことで背中から離れたカナデが魔法の杖を取り出して鑑定する。
 ちなみに鑑定も賢者さんが行えるため、万能すぎて感謝しかない。


*****

〈日本刀〉
 絶対に折れず、サビることのない切れ味抜群の刀。筋力、俊敏値を1ランク上昇させる。


〈業魔の杖〉
 絶対に折れず、壊れることのない杖。魔法使用時の効果を20%上昇させることに加え、魔力、知力の値を1ランク上昇させる。

*****


「普通にチート武器だったね」
「あぁ。絶対壊れずサビない刀とかチートすぎるわ」

 壊れずサビないということは常に最大の攻撃力を誇れるということ。
 どんなものでも斬れそうな気持ちにさせてくれる。

「サビないなら手入れする必要ないね!」
「そうなんだが……多分、定期的にやると思う。なんか落ち着かなくてな」

 地球にいたころは俺が手入れしているところを背中に乗っかってカナデが眺めるというのが日課だったため、それが無くなるのは嫌だ。
 決してカナデの巨乳を背中で味わいたいという意図はない。
 そんな弁明を心の中で行いつつ日本刀を異空間ボックスに片付ける。

「次に服を調べるか。きっと女神様からのプレゼントということは〈日本刀〉のようにスペックが高いはずだ」
「だね!私も可愛いフリフリ付きの服を調べよーっと!」

 ありがたいことに服の種類は全て異なっており、カナデに至っては普通のTシャツからオフショルダータイプの服、ワンピースタイプの服など、様々な服が入っていた。

「どれどれ……」


*****

〈異世界産の洋服〉
 この世界では手に入らない素材で作られた服。服の重さを全く感じず、ダメージを20%カットしてくれる。

*****


「すっごいチートアイテムだね」
「あぁ。20%もダメージをカットするとかヤバすぎるぞ。しかも異空間ボックスに入ってた服、全てが同じ効果だし」

 マジで女神様には感謝しかない。

「しかも私の服はどれも超可愛い!明日は何着ようかなー!」

 鼻歌交じりでカナデが自分の服を眺める。

「俺はシンプルな服が多くて助かったよ」

 そのため、カナデのように明日着る服に悩むことはなさそうだ。
 そんなことを思いつつ賢者さんを呼び出し語りかける。

(そういえば自己紹介をしてなかったな。俺はアキトだ。これからよろしくな、賢者さん)

『よろしくお願いします、マスター』

 脳内で賢者さんが挨拶をする。

(頻回に呼び出すことはないかもしれないが、頼りにしてるぞ)

『私はマスターのスキルです。必要があればいつでも呼んでください。ですが忘れ去られるのは寂しいので、時々、話し相手になってくださると嬉しいです』

(ははっ。人間みたいなことを言うな)

『解、そのように設計されております。なので冗談を交えた会話も可能です』

(ほぅ、それは面白いな。何か言ってみてよ)

『了解しました。変態マスター』

(ちょっと待て。俺は変態じゃないぞ?)

 ナチュラルに変態呼びをされ、会話を止める。

『え、変態ではないのですか?先程、カナデ様の下着姿に興奮されたので、実の妹に興奮する変態マスターかと思いました』

(こっ、興奮なんかしてないし!それより、もうこの話題は終了だ!冗談を言えることは理解できたから!)

『え、まだ何も冗談を言っておりませんが……』

(変態マスターの部分は冗談じゃないのかよ!)

 なかなか癖のあるスキルのようだ。
 そのため、同じ賢者スキルを所持するカナデに聞いてみる。

「なぁ、カナデ」
「んにぁ?」
「カナデの賢者さんってどんな感じで返答してくるんだ?」
「すっごく丁寧で物知りな感じだよ!」
「カナデのことをバカにしたりは……?」
「するわけないよ!むしろ私のことを褒めてくれたよ!」
「……さいですか」

 どうやらカナデの賢者さんは優しい心を持っているようだ。
 そんなことを思った。
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