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5章 孤島の森
5_①
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旅に出る前、ライカは木に登って空を見ていた。亜人種の安息地クーンシルッピの一角でのことだ。わずかに雲が浮かぶ、よく晴れた昼下がり。やわらかな風に吹かれる横顔に迷いを見て、竜族の少女が隣にやってきたが、しばらくふたりとも黙っていた。
風向きが変わったとき、ライカがためらいがちに口を開いた。
「ナバナ……私、ちゃんと笑えてるかな?」
声が硬くならないように気をつけて、わざと足をぶらぶらさせて。ライカは何を思ってこんなことを聞くのか。
わかるからこそ、問いかけられた竜族の少女はちょっと答えあぐねた。
「……あの頃よりは、ずっと笑えてる」
答えを聞いて顔を見合わせたとき、ライカの迷いが消えていた。
「ありがとう。今度は、笑って帰りたいな……待っててくれる?」
「もっちろん!」
明るい声に後押しされて、ライカは旅立ちを決めたのだった。
コーメイで魔物が絡んだ問題を解決し、ライカは次の目的地をクーンシルッピに定めた。世界を破滅に導くという災禍を退ける、天使の手がかりを求めてのことだ。
偶然ながら共闘していた僧兵のセルは、帰って一連の出来事を神殿に報告する。詳しく説明するため、コーメイの元兵士キョウネが、領主の命で神殿に同行することになった。
別々に出発する理由もなかったので、神殿がある町までは賑やかな旅路となる。特にトラメは、浮かれていると言っていいくらいご機嫌だ。一行の中では、ライカと出会ってから最も長い。隠していた旅の目的を聞けた喜びもひとしおだった。
「トラメは、どうして何も聞かないでいてくれたの?」
旅の目的についてもだが、以前、彼に「私は仲間を持つ資格がない」とこぼしたことも、深く追求してこない。ライカが壁を作っているせいで聞けないのかもしれないが、それなら何故、一緒に来るのだろう。トラメの答えは、さっぱりしたものだった。
「ん? なんとなく」
俺は馬鹿だけど勘がいいんだと胸を張る。無邪気な笑顔は相変わらずだ。ライカは、それを目に焼き付けるようにしっかり見た。
「ありがとう」
礼の理由はわからなかったが、トラメは気にしない。いつかわかると、お気楽に構えていた。
森を出た所には、神殿の紋章が付いた馬車が停めてあった。僧兵がいて、一行にセルの姿を認めると、駆け寄って来た。どうやら予定の調査日数を過ぎて戻らない者を、捜索する係がいたらしい。首尾よく情報が入ったとわかると、馬車に数名の僧兵と共に乗せられ、まとめて神殿まで運ばれる羽目になった。
神殿への報告で話をするのはセルとキョウネだけだったので、途中からライカ達は席を外した。別れの挨拶もなしに町を出ることはないが、明らかに居心地が悪そうなユニマを気遣い、とりあえず神殿から出ることにしたのだ。適当に入った食堂で休憩しつつ、どうしたのか聞いてみる。ユニマは神殿や神官が好きではないらしい。
「たまに、家に神官さんが来ることが、あったの。それで、ちょっと苦手になって。あの人達、みんな同じこと言うんだもの」
彼らが語るのは経典であって、彼ら自身の言葉ではない。ひとつの神を掲げて、その名の下に全ての命を貴ぶ。信者として祈りをささげる人々が他の種族を嫌っていても気にかけず、神官だけが全てを平等に扱っていれば、良しとしている風に見えるのだ。
「私達を見る目が、すごく冷たい神官さんもいるよ。それでも、いつか皆が同じ町で暮らせるように力を尽くしますって、仲良くしましょうって言う。そういう人達だって思うと、神官さんは嘘つきに見えて……嫌なの」
心から、色々な種族を平等に思う神官もいる。頭ではわかっていても、彼らに対して反射的に壁を作ってしまうのだ。
なるほど、とライカが納得したところで、この話は終わりになった。実を言うとトラメは半分くらいしか理解できていない。
(うーん。漁で網にかかった雑魚は、海に帰すよな。食ったこともないけど、パッと見てポイポイ、って)
身近な例に引き寄せて考えていると、会話は他愛ない雑談に流れていった。そのうち、報告を終えたキョウネがやって来る。この町で別れると思われたセルも一緒だ。わざわざ挨拶しに来たようには見えない。
「大司教様から直々に、災禍の調査に回るよう命じられた」
次の任が下ったというわけだ。ライカ達の目的を知った神殿は、せっかく目的を同じくする者がいるなら、協力するのがいいと結論を出したらしい。神官が拒まれることはないと考えているところが嫌味だ。
ただ、セル自身もライカ達に同行したいのだと言う。簡潔にそうと話したわけではなく、ちっとも友好的な表情を見せないが、言いたいことはなんとなく伝わった。
ふと生じた間をキョウネの笑い声が埋める。この空白に、皆すっかり慣れたように見えるそうだ。年の功か、ここでは最年長になるキョウネは、皆の性格を早くも心得ている。
「どうにも人見知りする奴が多いね。トラメや、あたしを見習ったほうがいいよ」
「そんなに、開放的に生きられるほうが不思議だよ」
ついセルがこぼしたことに、ライカとユニマは同感だと頷く。それで、出会ったときより距離が縮んでいることに気付いた。彼は、どうやら既に旅の一員になっているらしい。
場が丸く収まったところ、キョウネがすまなそうに切り出すことには、一度コーメイに報告することが出来たという。同じ大陸に住む者として、今後は公に距離感を探っていこうという提案が、ラルゴの領主と神殿の連名であったのだそうだ。
「でもサヨナラじゃないよ。報告の後、あんたらを追いかける。気になってしょうがないからさ。これは縁だと思うんだよね」
腕組みして頷く仕草は、やはり男っぽい。コーメイは伝統的に縁を大事にするのだと、誰の言い分も聞かずに同行を決めた。ライカは困った笑みを浮かべたが、拒むことはない。
風向きが変わったとき、ライカがためらいがちに口を開いた。
「ナバナ……私、ちゃんと笑えてるかな?」
声が硬くならないように気をつけて、わざと足をぶらぶらさせて。ライカは何を思ってこんなことを聞くのか。
わかるからこそ、問いかけられた竜族の少女はちょっと答えあぐねた。
「……あの頃よりは、ずっと笑えてる」
答えを聞いて顔を見合わせたとき、ライカの迷いが消えていた。
「ありがとう。今度は、笑って帰りたいな……待っててくれる?」
「もっちろん!」
明るい声に後押しされて、ライカは旅立ちを決めたのだった。
コーメイで魔物が絡んだ問題を解決し、ライカは次の目的地をクーンシルッピに定めた。世界を破滅に導くという災禍を退ける、天使の手がかりを求めてのことだ。
偶然ながら共闘していた僧兵のセルは、帰って一連の出来事を神殿に報告する。詳しく説明するため、コーメイの元兵士キョウネが、領主の命で神殿に同行することになった。
別々に出発する理由もなかったので、神殿がある町までは賑やかな旅路となる。特にトラメは、浮かれていると言っていいくらいご機嫌だ。一行の中では、ライカと出会ってから最も長い。隠していた旅の目的を聞けた喜びもひとしおだった。
「トラメは、どうして何も聞かないでいてくれたの?」
旅の目的についてもだが、以前、彼に「私は仲間を持つ資格がない」とこぼしたことも、深く追求してこない。ライカが壁を作っているせいで聞けないのかもしれないが、それなら何故、一緒に来るのだろう。トラメの答えは、さっぱりしたものだった。
「ん? なんとなく」
俺は馬鹿だけど勘がいいんだと胸を張る。無邪気な笑顔は相変わらずだ。ライカは、それを目に焼き付けるようにしっかり見た。
「ありがとう」
礼の理由はわからなかったが、トラメは気にしない。いつかわかると、お気楽に構えていた。
森を出た所には、神殿の紋章が付いた馬車が停めてあった。僧兵がいて、一行にセルの姿を認めると、駆け寄って来た。どうやら予定の調査日数を過ぎて戻らない者を、捜索する係がいたらしい。首尾よく情報が入ったとわかると、馬車に数名の僧兵と共に乗せられ、まとめて神殿まで運ばれる羽目になった。
神殿への報告で話をするのはセルとキョウネだけだったので、途中からライカ達は席を外した。別れの挨拶もなしに町を出ることはないが、明らかに居心地が悪そうなユニマを気遣い、とりあえず神殿から出ることにしたのだ。適当に入った食堂で休憩しつつ、どうしたのか聞いてみる。ユニマは神殿や神官が好きではないらしい。
「たまに、家に神官さんが来ることが、あったの。それで、ちょっと苦手になって。あの人達、みんな同じこと言うんだもの」
彼らが語るのは経典であって、彼ら自身の言葉ではない。ひとつの神を掲げて、その名の下に全ての命を貴ぶ。信者として祈りをささげる人々が他の種族を嫌っていても気にかけず、神官だけが全てを平等に扱っていれば、良しとしている風に見えるのだ。
「私達を見る目が、すごく冷たい神官さんもいるよ。それでも、いつか皆が同じ町で暮らせるように力を尽くしますって、仲良くしましょうって言う。そういう人達だって思うと、神官さんは嘘つきに見えて……嫌なの」
心から、色々な種族を平等に思う神官もいる。頭ではわかっていても、彼らに対して反射的に壁を作ってしまうのだ。
なるほど、とライカが納得したところで、この話は終わりになった。実を言うとトラメは半分くらいしか理解できていない。
(うーん。漁で網にかかった雑魚は、海に帰すよな。食ったこともないけど、パッと見てポイポイ、って)
身近な例に引き寄せて考えていると、会話は他愛ない雑談に流れていった。そのうち、報告を終えたキョウネがやって来る。この町で別れると思われたセルも一緒だ。わざわざ挨拶しに来たようには見えない。
「大司教様から直々に、災禍の調査に回るよう命じられた」
次の任が下ったというわけだ。ライカ達の目的を知った神殿は、せっかく目的を同じくする者がいるなら、協力するのがいいと結論を出したらしい。神官が拒まれることはないと考えているところが嫌味だ。
ただ、セル自身もライカ達に同行したいのだと言う。簡潔にそうと話したわけではなく、ちっとも友好的な表情を見せないが、言いたいことはなんとなく伝わった。
ふと生じた間をキョウネの笑い声が埋める。この空白に、皆すっかり慣れたように見えるそうだ。年の功か、ここでは最年長になるキョウネは、皆の性格を早くも心得ている。
「どうにも人見知りする奴が多いね。トラメや、あたしを見習ったほうがいいよ」
「そんなに、開放的に生きられるほうが不思議だよ」
ついセルがこぼしたことに、ライカとユニマは同感だと頷く。それで、出会ったときより距離が縮んでいることに気付いた。彼は、どうやら既に旅の一員になっているらしい。
場が丸く収まったところ、キョウネがすまなそうに切り出すことには、一度コーメイに報告することが出来たという。同じ大陸に住む者として、今後は公に距離感を探っていこうという提案が、ラルゴの領主と神殿の連名であったのだそうだ。
「でもサヨナラじゃないよ。報告の後、あんたらを追いかける。気になってしょうがないからさ。これは縁だと思うんだよね」
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