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7章 道を探して
7_③
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静かな港まで見送りに来て、ナバナは盛大に手を振って一行を送り出した。
いざラルゴへ行こうという時に都合よく船が出ているわけもなく、一行はキョウネの式神で移動することになった。彼女は自律思考する高等な式神は扱えないが、空を飛んで移動できる大式神の扱いは得意で、クーンシルッピへ遅れて上陸した際もそれを使った。
ただ、大人数を乗せるとなるとかなり消耗するから、似た性質を持つ魔術に長けたユニマがサポートをする。出発前日に、予行演習済みだった。
町から少し離れた所に降り立ち、神殿を擁するラルゴの首都を目指す。道にまだ人気がないうち、セルへの質問が飛んだ。
「なあ、神殿に玉石があるって話、セルも聞いたことないんだよな?」
トラメがこう言うのは、最初に玉石の話が出たとき、ありかに神殿を挙げなかったからだ。
「玉石の話はない。ただ、地下に隠し部屋があるというのは噂になっている」
それは、神殿の最高位にある大司教でさえ、入れない場所といわれていた。そんな場所があるとは、誰が見て言っているのか疑わしいものだが、玉石と結びつければ現実味を帯びてくる。簡単に見つかって盗まれては困る。かといって、完全に忘れ去られても困るはずだ。
「昔、孤児達が隠し部屋を探して、神殿中の床を叩いて回ったことがあるんだ」
「は? なんだそりゃ」
セルの唐突な発言に、トラメは面食らった。聞けば、一緒に暮らす子供達の間で、空洞探しが流行ったのだそうだ。セルは彼らを横目に見ていただけだが、空洞らしき場所を見つけてはしゃぐ様子は見た覚えがある。だから、今回どこを探せばいいか、目星がついていた。
それでトラメは納得したが、また別の質問が出た。大司教が入れない場所に、どうやって入ればいいのか。いち僧兵のセルにとって、「僕が知るか」という話だ。代わって口を開いたのはユニマだ。
「もし、セイル様の玉石があるなら、これが鍵になるかもしれない」
取り出したのは、家を出るとき預かったというお守りだった。首から提げるペンダントになっていて、普段は服の中に隠れていた。
「すごく、古くから家に伝わるものなんだって。いわゆる、困ったときに使ってみなさいっていう、パターン?」
「あれれ、先に言われた~」
ユニマが悪戯っぽく言ったのは、まさにライカが言いそうなことだった。ふたりが読んできた膨大な本には、おとぎ話や空想小説も含まれている。それらの「よくあるパターン」が、共通項としてふたりをつなげているようだ。
正体を明らかにしてからも、ライカの性格は以前のままだ。素顔に近い仮面を作った方が、嘘の自分を演じやすかったのだろう。何より、皆のライカに対する態度が変わらないから、自然体でいられた。
神殿の前に着いた時は、既に夕刻だった。例によって宿の混む町だから、今日の寝床を確保してから来たのだ。
巡回の僧兵が一目だけセルを見たが、特に挨拶もなく行ってしまう。同僚とは仲があまりよくないらしい。
「参拝客を帰して、大聖堂を閉める頃合だな。ちょうどいい」
当のセルは彼らのことなど気にせず、神殿の敷地へ足を踏み入れる。帰って行く参拝客とすれ違いつつ、ライカ達も後に続いた。
地下に空洞があるのは、大聖堂だ。全ての参拝客を送り出して、半開きになっている大きな扉に近付く。中から物音がした。覗いてみると、夕焼けの赤い光では薄暗い中、祭壇の辺りをうろうろしている者がいた。筒状の長い帽子を被っているから、高位の神官だ。
「大司教様」
呼びかけ、セルはつかつかと大聖堂の奥へ進んでいく。眩しくもないのに目を細め、大司教は驚きを隠した。
「セル。戻っていたのですね。……こんな刻限にどうしました」
後から入って来る面々に覚えがあるのか、大司教の目線はひとところに落ち着かない。
「あなたが探しているものを、見つけに来たのです」
単独の任務を渡されるくらいだから、セルの実力は認められている。とはいえ、挑発的な台詞は少々度が過ぎて聞こえた。大司教の声が低くなる。
「不思議な言い方をしますね」
「とぼけないでください。大司教様は、この神殿の全てを知りたいのでしょう? 最高位に就いているのだから、ごく自然な願望です」
セルと大司教が問答している間、ライカは後ろ手に大聖堂の扉を閉め、内鍵をかけた。まだ窓からの光があるものの、少し暗さが増す。
高い天井の下、祭壇の両脇に立つ像は、その中でも素晴らしい出来栄えだとわかるものだった。
(これが、天使レマ様と……司祭セイル様の姿)
前に神殿に来た時は大聖堂に入らなかったから、つい見惚れてしまう。石像だから天使の頭上に輪は浮いていないが、長い髪と大きな翼が映える、すらりとした立ち姿だ。心なしか、セイル像の顔立ちはユニマに似ている。凛々しい天使とは対照的に、聖女と呼ぶに相応しい慈愛に満ちた表情が刻まれていた。
想定外の指摘で目が泳ぐ大司教は、咳払いで腹を決め、観念した。
「確かに、昔から神殿には隠し部屋があると言われています。歴代の大司教が探したものだ。なぜ、僧兵の君がそれを見つけられるのです?」
これで部屋の存在は確かになった。大司教の問いに答えず、セルはユニマを向く。
「空洞になっているのは、司祭像の下だ」
ユニマは頷き、前へ出る。像の台座を一周して、背面で立ち止まった。
「どうするつもりですか?」
大司教は、焦りと期待をないまぜにして問いを重ねた。扉を開くと告げ、ユニマは大司教に同意を求める。否と言うはずがなかった。
いざラルゴへ行こうという時に都合よく船が出ているわけもなく、一行はキョウネの式神で移動することになった。彼女は自律思考する高等な式神は扱えないが、空を飛んで移動できる大式神の扱いは得意で、クーンシルッピへ遅れて上陸した際もそれを使った。
ただ、大人数を乗せるとなるとかなり消耗するから、似た性質を持つ魔術に長けたユニマがサポートをする。出発前日に、予行演習済みだった。
町から少し離れた所に降り立ち、神殿を擁するラルゴの首都を目指す。道にまだ人気がないうち、セルへの質問が飛んだ。
「なあ、神殿に玉石があるって話、セルも聞いたことないんだよな?」
トラメがこう言うのは、最初に玉石の話が出たとき、ありかに神殿を挙げなかったからだ。
「玉石の話はない。ただ、地下に隠し部屋があるというのは噂になっている」
それは、神殿の最高位にある大司教でさえ、入れない場所といわれていた。そんな場所があるとは、誰が見て言っているのか疑わしいものだが、玉石と結びつければ現実味を帯びてくる。簡単に見つかって盗まれては困る。かといって、完全に忘れ去られても困るはずだ。
「昔、孤児達が隠し部屋を探して、神殿中の床を叩いて回ったことがあるんだ」
「は? なんだそりゃ」
セルの唐突な発言に、トラメは面食らった。聞けば、一緒に暮らす子供達の間で、空洞探しが流行ったのだそうだ。セルは彼らを横目に見ていただけだが、空洞らしき場所を見つけてはしゃぐ様子は見た覚えがある。だから、今回どこを探せばいいか、目星がついていた。
それでトラメは納得したが、また別の質問が出た。大司教が入れない場所に、どうやって入ればいいのか。いち僧兵のセルにとって、「僕が知るか」という話だ。代わって口を開いたのはユニマだ。
「もし、セイル様の玉石があるなら、これが鍵になるかもしれない」
取り出したのは、家を出るとき預かったというお守りだった。首から提げるペンダントになっていて、普段は服の中に隠れていた。
「すごく、古くから家に伝わるものなんだって。いわゆる、困ったときに使ってみなさいっていう、パターン?」
「あれれ、先に言われた~」
ユニマが悪戯っぽく言ったのは、まさにライカが言いそうなことだった。ふたりが読んできた膨大な本には、おとぎ話や空想小説も含まれている。それらの「よくあるパターン」が、共通項としてふたりをつなげているようだ。
正体を明らかにしてからも、ライカの性格は以前のままだ。素顔に近い仮面を作った方が、嘘の自分を演じやすかったのだろう。何より、皆のライカに対する態度が変わらないから、自然体でいられた。
神殿の前に着いた時は、既に夕刻だった。例によって宿の混む町だから、今日の寝床を確保してから来たのだ。
巡回の僧兵が一目だけセルを見たが、特に挨拶もなく行ってしまう。同僚とは仲があまりよくないらしい。
「参拝客を帰して、大聖堂を閉める頃合だな。ちょうどいい」
当のセルは彼らのことなど気にせず、神殿の敷地へ足を踏み入れる。帰って行く参拝客とすれ違いつつ、ライカ達も後に続いた。
地下に空洞があるのは、大聖堂だ。全ての参拝客を送り出して、半開きになっている大きな扉に近付く。中から物音がした。覗いてみると、夕焼けの赤い光では薄暗い中、祭壇の辺りをうろうろしている者がいた。筒状の長い帽子を被っているから、高位の神官だ。
「大司教様」
呼びかけ、セルはつかつかと大聖堂の奥へ進んでいく。眩しくもないのに目を細め、大司教は驚きを隠した。
「セル。戻っていたのですね。……こんな刻限にどうしました」
後から入って来る面々に覚えがあるのか、大司教の目線はひとところに落ち着かない。
「あなたが探しているものを、見つけに来たのです」
単独の任務を渡されるくらいだから、セルの実力は認められている。とはいえ、挑発的な台詞は少々度が過ぎて聞こえた。大司教の声が低くなる。
「不思議な言い方をしますね」
「とぼけないでください。大司教様は、この神殿の全てを知りたいのでしょう? 最高位に就いているのだから、ごく自然な願望です」
セルと大司教が問答している間、ライカは後ろ手に大聖堂の扉を閉め、内鍵をかけた。まだ窓からの光があるものの、少し暗さが増す。
高い天井の下、祭壇の両脇に立つ像は、その中でも素晴らしい出来栄えだとわかるものだった。
(これが、天使レマ様と……司祭セイル様の姿)
前に神殿に来た時は大聖堂に入らなかったから、つい見惚れてしまう。石像だから天使の頭上に輪は浮いていないが、長い髪と大きな翼が映える、すらりとした立ち姿だ。心なしか、セイル像の顔立ちはユニマに似ている。凛々しい天使とは対照的に、聖女と呼ぶに相応しい慈愛に満ちた表情が刻まれていた。
想定外の指摘で目が泳ぐ大司教は、咳払いで腹を決め、観念した。
「確かに、昔から神殿には隠し部屋があると言われています。歴代の大司教が探したものだ。なぜ、僧兵の君がそれを見つけられるのです?」
これで部屋の存在は確かになった。大司教の問いに答えず、セルはユニマを向く。
「空洞になっているのは、司祭像の下だ」
ユニマは頷き、前へ出る。像の台座を一周して、背面で立ち止まった。
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