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7章 道を探して
7_⑤
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階段を全員が上りきると、セイル像は階段を隠し、大司教が動きを取り戻す。扉の内鍵が閉まっているから、集まった人達は入ってきていなかった。
「か、階段は?」
夕刻だったはずが真っ暗になっているし、混乱した大司教は慌てふためいた。扉を開けたユニマに詰め寄る勢いだったので、間にライカが割りこむ。
「あれれ? 立ったまま寝てました? 大司教さ・ま」
わざとらしく笑って、セルに聞けばわかることを大司教に聞いた。神殿が保有する資料を、一般人が閲覧できるかどうか。
「ああ、それは……昼間は公開しています」
「では、日を改めます。みんな、行こー♪」
話をずらしたまま、強引に大聖堂を後にする。扉を開ければ神官達が群がって、大司教は隠し部屋どころではない。
セイルがもたらした情報は、大司教をはじめ神殿の者達を混乱させるものだ。今はごまかした方がいいだろう。
街に戻り、またこれからのことを考えなくてはならない。ひとまず腹ごしらえと、宿に付いた食堂に入る。フォートの怨念を聞き取ったユニマとライカは調子が優れないらしく、部屋で一休みするという。食堂の騒がしさは気鬱にこたえる。
「なあ、俺さ、色々わかんないことがあったんだけど」
食堂で料理を待つ間、トラメが言うことにセルは少し呆れた。ただ、決して苛立ってはいない。
「それで大人しかったのか。どこまでならわかっているんだ?」
嫌味っぽい言い回しになるが、声に笑いが含まれている。彼にしたら、砕けた話し方だ。だからトラメは安心して、残留思念の意味がわからないと訴える。
「場所に残った、感情や意思……かな」
「魂の一部を置いていったようなものさ」
ヴァルも交ざって口々に説明され、なんとか言葉の意味はわかった。
「はい、お待たせ!」
そこへ料理を運んできたのは、席にいなかったキョウネとヒスイだった。調子の悪いライカ達の所へ食事を運んだ帰り、自分達の分を受け取ってきたそうだ。
「あいつら、大丈夫か?」
心配するヴァルの表情は、もはや兄貴分と言うより父親だった。
「食欲はなさそうね。大丈夫って言ってたけど……」
キョウネと目を合わせて、ヒスイは眉尻を下げている。
「こんな時は、なるべく早く寝ることだな」
これから集まって話すのだから、お開きを早めるには食事をさくっと済ませたい。暗い雰囲気になってしまったテーブルで、トラメはことさら明るく言って、料理をいいペースで食べ始めた。
かつての英雄が宿る玉石を見つけ、話を聞けたのはよかった。今まで、天使さえいれば災禍はなんとかなると、妄信していた自分にも気付けた。
それでもライカは、ユニマにお茶を勧めたきり黙っている。考え事をしていて、せっかくヒスイとキョウネが運んできてくれた食事も、何だか味が良くわからなかった。四分の一を食べたところですっかり冷め、宿には悪いが下げてもらう。
(神官が……人間が、司祭セイル様を殺した。フォート様は、神殿を去った)
怨念に当てられたうえ、聞かされた事実でユニマは落ち込んでいる。お茶のあたたかさに少しほっとしたが、飲めないうちに手の中で冷めていく。食事は喉を通らなかった。
「……ねえ、ライカ」
部屋近くを通りがかった宿の者に食事を下げてもらってから、皆が集まるまでは少し時間があった。ユニマはそっと、小声で語りかけた。
「なあに?」
ライカもつられて小声になる。自分の考え事は、頭の隅に追いやった。
「ひとを、憎んだことって、ある?」
人間を「ひと」と言い換えたとわかり、ライカは目線を上に向けて思い返す仕草をする。時間を稼ぐように、座っていた椅子を回して座り直す。背もたれに腕をかけ、その上に顎をのせた。
「昔……昔、あるよ。今もまだ、許せないかな」
亡き友、メディスとの仲を裂いた者や、かつて共に旅した者。ライカを拒絶してきた人間のことだった。今も自分は疎まれていると思うが、いつかは許せるようになりたいという。
「自分が、嫌われてても……?」
「うん。ずっと憎んでるのって、疲れるしね。つい、自分のダメなとこ、その人のせいにしちゃうから……そういうの、嫌だし」
心の中は重いのに、軽い口調を保っている。正直な想いを、できればユニマに明るく受け取ってほしかった。
「あの怨念も、いつか、疲れて消えていくのかな」
何百年も部屋を隠している念については、ライカも閉口してしまう。背中に貼りついた悪寒のようなものが、未だにとれていない。
どう元気付けようかと迷ううちに、部屋のドアがノックされた。
皆が顔を揃えるとすぐに、話は本題に入った。天使の事実、災禍の元凶の正体がわかったのだから、行くべき道が見えてくる。
「私ね、災禍の元凶を探す」
ライカの顔に、強気な笑みが浮かんだ。
「それで、世界を壊す邪魔をするの。できるなら、倒す」
体調が優れなくても、言葉に力が入っていた。いつだか、ヒスイと話したことが胸の内にあった。できることを、全部やらなくてはいられない。
以前、ライカにとって災禍は、ただ得体の知れない現象であった。旅の中で事実を知り、できることが増えた。この先は、もっと危険な道程になるのだろう。だから、ライカは皆に一緒に行こうとは言わなかった。
「災禍を何とかしたくて、国を飛び出して……みんなに出会えた。すごく嬉しいんだよ、だから……私は、もっと頑張れるんだ」
まだ距離を探りながら、できるだけ素直な気持ちで決意を表明した。すぐ後に続いたのはキョウネだった。
「ん、ひとりだけで頑張っちゃぁ、ダメだよ。あたしも元凶の奴を邪魔してやりたいんだからさ」
「俺も手伝う!」
先を越されたとばかりに挙手したトラメを見て、セルが溜息をつく。
「さすが、ためらいなしか」
斜めからものを言うのは、クーンシルッピの森での事があったからだ。ライカがひとりで追い返したアキレアに、トラメとヒスイは歯が立たなかった。共にいたために傷ついたふたりを見て、ライカは辛かったに違いない。トラメもそれは気にしていて、大真面目な顔をセルに向ける。
「ここで旅をやめたら、後悔する。強くなりたいし、なれると思う。知りたいこともある。セルだって、同じようなこと考えてんじゃねえの?」
「……確かに、な。旅の目的は根本的に同じだし、やめる理由もない」
これが、ほとんど皆に共通する思いだった。探すのが天使でも、災禍の元凶でも、災禍をなくすための旅だ。
「そうなると、やっぱりまだ情報が足りないわね」
皆がやる気満々なので、ヒスイが話を先に進めた。災禍の元凶については、わからないことが多い。居場所や、生い立ち、災禍を引き起こす理由……現象として考えていたときには気にしなかったことだ。
「神殿には、何かあるかもしれないね。家にある資料も、役に立つと思う。こういう時のために、守ってきたものだから」
ユニマが挙げた二箇所が有力だが、天使も災禍の元凶も鳥族であることを考えると、レイフラウにも何か見つかりそうだ。二、三人ずつ分かれて調べればいいと単純な提案をするトラメから、皆ふいと目を逸らす。
「うーん、そうしたいのは山々だけどね。……レイフラウは私が行くしかないよ」
鳥族だけの国だから、こればかりは仕方ない。神殿はセル、キョウネ、ヴァルが当たり、ユニマの家にはトラメとヒスイが付いて行くことになった。情報を集めて、落ち合うのはクーンシルッピに決まった。
「か、階段は?」
夕刻だったはずが真っ暗になっているし、混乱した大司教は慌てふためいた。扉を開けたユニマに詰め寄る勢いだったので、間にライカが割りこむ。
「あれれ? 立ったまま寝てました? 大司教さ・ま」
わざとらしく笑って、セルに聞けばわかることを大司教に聞いた。神殿が保有する資料を、一般人が閲覧できるかどうか。
「ああ、それは……昼間は公開しています」
「では、日を改めます。みんな、行こー♪」
話をずらしたまま、強引に大聖堂を後にする。扉を開ければ神官達が群がって、大司教は隠し部屋どころではない。
セイルがもたらした情報は、大司教をはじめ神殿の者達を混乱させるものだ。今はごまかした方がいいだろう。
街に戻り、またこれからのことを考えなくてはならない。ひとまず腹ごしらえと、宿に付いた食堂に入る。フォートの怨念を聞き取ったユニマとライカは調子が優れないらしく、部屋で一休みするという。食堂の騒がしさは気鬱にこたえる。
「なあ、俺さ、色々わかんないことがあったんだけど」
食堂で料理を待つ間、トラメが言うことにセルは少し呆れた。ただ、決して苛立ってはいない。
「それで大人しかったのか。どこまでならわかっているんだ?」
嫌味っぽい言い回しになるが、声に笑いが含まれている。彼にしたら、砕けた話し方だ。だからトラメは安心して、残留思念の意味がわからないと訴える。
「場所に残った、感情や意思……かな」
「魂の一部を置いていったようなものさ」
ヴァルも交ざって口々に説明され、なんとか言葉の意味はわかった。
「はい、お待たせ!」
そこへ料理を運んできたのは、席にいなかったキョウネとヒスイだった。調子の悪いライカ達の所へ食事を運んだ帰り、自分達の分を受け取ってきたそうだ。
「あいつら、大丈夫か?」
心配するヴァルの表情は、もはや兄貴分と言うより父親だった。
「食欲はなさそうね。大丈夫って言ってたけど……」
キョウネと目を合わせて、ヒスイは眉尻を下げている。
「こんな時は、なるべく早く寝ることだな」
これから集まって話すのだから、お開きを早めるには食事をさくっと済ませたい。暗い雰囲気になってしまったテーブルで、トラメはことさら明るく言って、料理をいいペースで食べ始めた。
かつての英雄が宿る玉石を見つけ、話を聞けたのはよかった。今まで、天使さえいれば災禍はなんとかなると、妄信していた自分にも気付けた。
それでもライカは、ユニマにお茶を勧めたきり黙っている。考え事をしていて、せっかくヒスイとキョウネが運んできてくれた食事も、何だか味が良くわからなかった。四分の一を食べたところですっかり冷め、宿には悪いが下げてもらう。
(神官が……人間が、司祭セイル様を殺した。フォート様は、神殿を去った)
怨念に当てられたうえ、聞かされた事実でユニマは落ち込んでいる。お茶のあたたかさに少しほっとしたが、飲めないうちに手の中で冷めていく。食事は喉を通らなかった。
「……ねえ、ライカ」
部屋近くを通りがかった宿の者に食事を下げてもらってから、皆が集まるまでは少し時間があった。ユニマはそっと、小声で語りかけた。
「なあに?」
ライカもつられて小声になる。自分の考え事は、頭の隅に追いやった。
「ひとを、憎んだことって、ある?」
人間を「ひと」と言い換えたとわかり、ライカは目線を上に向けて思い返す仕草をする。時間を稼ぐように、座っていた椅子を回して座り直す。背もたれに腕をかけ、その上に顎をのせた。
「昔……昔、あるよ。今もまだ、許せないかな」
亡き友、メディスとの仲を裂いた者や、かつて共に旅した者。ライカを拒絶してきた人間のことだった。今も自分は疎まれていると思うが、いつかは許せるようになりたいという。
「自分が、嫌われてても……?」
「うん。ずっと憎んでるのって、疲れるしね。つい、自分のダメなとこ、その人のせいにしちゃうから……そういうの、嫌だし」
心の中は重いのに、軽い口調を保っている。正直な想いを、できればユニマに明るく受け取ってほしかった。
「あの怨念も、いつか、疲れて消えていくのかな」
何百年も部屋を隠している念については、ライカも閉口してしまう。背中に貼りついた悪寒のようなものが、未だにとれていない。
どう元気付けようかと迷ううちに、部屋のドアがノックされた。
皆が顔を揃えるとすぐに、話は本題に入った。天使の事実、災禍の元凶の正体がわかったのだから、行くべき道が見えてくる。
「私ね、災禍の元凶を探す」
ライカの顔に、強気な笑みが浮かんだ。
「それで、世界を壊す邪魔をするの。できるなら、倒す」
体調が優れなくても、言葉に力が入っていた。いつだか、ヒスイと話したことが胸の内にあった。できることを、全部やらなくてはいられない。
以前、ライカにとって災禍は、ただ得体の知れない現象であった。旅の中で事実を知り、できることが増えた。この先は、もっと危険な道程になるのだろう。だから、ライカは皆に一緒に行こうとは言わなかった。
「災禍を何とかしたくて、国を飛び出して……みんなに出会えた。すごく嬉しいんだよ、だから……私は、もっと頑張れるんだ」
まだ距離を探りながら、できるだけ素直な気持ちで決意を表明した。すぐ後に続いたのはキョウネだった。
「ん、ひとりだけで頑張っちゃぁ、ダメだよ。あたしも元凶の奴を邪魔してやりたいんだからさ」
「俺も手伝う!」
先を越されたとばかりに挙手したトラメを見て、セルが溜息をつく。
「さすが、ためらいなしか」
斜めからものを言うのは、クーンシルッピの森での事があったからだ。ライカがひとりで追い返したアキレアに、トラメとヒスイは歯が立たなかった。共にいたために傷ついたふたりを見て、ライカは辛かったに違いない。トラメもそれは気にしていて、大真面目な顔をセルに向ける。
「ここで旅をやめたら、後悔する。強くなりたいし、なれると思う。知りたいこともある。セルだって、同じようなこと考えてんじゃねえの?」
「……確かに、な。旅の目的は根本的に同じだし、やめる理由もない」
これが、ほとんど皆に共通する思いだった。探すのが天使でも、災禍の元凶でも、災禍をなくすための旅だ。
「そうなると、やっぱりまだ情報が足りないわね」
皆がやる気満々なので、ヒスイが話を先に進めた。災禍の元凶については、わからないことが多い。居場所や、生い立ち、災禍を引き起こす理由……現象として考えていたときには気にしなかったことだ。
「神殿には、何かあるかもしれないね。家にある資料も、役に立つと思う。こういう時のために、守ってきたものだから」
ユニマが挙げた二箇所が有力だが、天使も災禍の元凶も鳥族であることを考えると、レイフラウにも何か見つかりそうだ。二、三人ずつ分かれて調べればいいと単純な提案をするトラメから、皆ふいと目を逸らす。
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彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
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