【完結】引継ぎ加護持ち王女様魅せられちゃったから 仕方ない

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お祖母様凄い!
私にも出来るかしら……
でも 加護なんて持ってないし…


王家には加護を授かる人がポツポツいる
らしい
お祖父様もそうだわ

でも今は他には お祖母様以外にはいない
と 思う


「私もいつかは…もらえるかしら…」
いいえ!思ってるだけじゃだめよ……」


膝を付き 両手を組み
祈ったわ
「女神様 いつか私も加護持ちになりたいです そしてその加護を皆の幸せのために使いたいのです お願いします!」

すると…
目の前が暗くなったかと思えば
いきなりでキラキラと星のようなものが
バックで光り
白い服を着た 金髪の青い目の
頭に輪っかをつけたきれいな人が現れたのです
よく見たら ボムキュボムみたいな
体型をされてまして
服で上手く隠されておりました

少し 自分がおかしくなったかと思い
ぼーっとしていたら

「アノー ソフィア?
ワタシノコトミエテマスカ?
モドッテキテホシイデース!
コノチスジミンナイッショ?」

「もしかして 女神様?」

「そうです
よばれてとびでて ジャジャジャジャーン」

「それ アクビちゃんね!
衣装とか アラビアンチックで
色もキレイで可愛いのよね」

「?シロクロデース!」

「え!カラーよ」

「!ワタシ時代がチガイまーす」

まぁ アクビちゃんじゃなくて
大魔王ですけどねぇ

「カタカナとひらがなになってますよ?
外人さんチックは イラナイでーす」

「ソフィア あなたも一緒になってますわよ」

「!
私としたことが…!」


「そんなことより 貴女も加護が
ほしいのですか?」

「はい!
世界に一つだけの……加護」

「そこは 花ではないの?」

「君を守るため…」

「それは 獅子の心臓よ」

「!」

「そんなことより 加護がほしいってことよね?」

「そうです!
お祖母様みたいな幸せになれるような
加護が欲しいです!」

「そうねぇ
でも今ある加護って……」

「なんでもいいです!」

「えー
なんでもってねぇ
例えば……」

「例えば?」

「石の上にも三年」

「なんですかそれ?」

「石の上に三年間座っとくの
そしたらいい事あるかも」

「え?」

「なんでもいいって言ったじゃない」

「いや…そりゃ言いましたけど…」

「嫌でしょ?」

「………はい」
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