27 / 288
冥王の断罪
23話 国王の悩み
しおりを挟む「シスター後、どれくらいで王都に着くの?」
「後10日ぐらいかしら」
「結構かかるねセイ?」
「でもマーサさんのお陰で馬があるだけ早い方だよ」
「そうね、荷台に食べ物や旅に必要な物が積まれたてから、他の村や町によらなくていいのは、ありがたいわ」
「その内お礼をしなきゃね」
「あぁ、ちゃんとお礼しなくちゃな」
セイが町を出て王都に向かっている時、時を同じく冥王ハデスも動き出した
「ふっははははは」
「どうなさいましたハデス様」
「セバスか、今良き情報と腹立たしい情報を神から聞いた」
「それはそれは」
「お主も聞けば儂と同じ想いを抱くぞ」
「ならばお聴きしても?」
「うむ、まず良き情報は儂の血筋生きておること」
「!あり得ませぬ、あの時王子は…」
「記憶を無くし生きておったらしい」
「では王子に子供が?」
「あぁその子孫の話も聞いた」
「ならばすぐ探さなくては」
「まぁ待て、話には続きがある、儂の子孫は今ハービス王国の王妃じゃ」
「それは…ならば会いに行きましょう」
「あぁもちろん会いには行く、だが他の事も聞いた」
「何でございましょう?」
「王妃には子供がおり、側妃達に命を狙われ信頼する者に預けられた」
「ではその子供をまず!」
「そう話を急ぐな、信頼された者は追手に追い詰められ教会に子供を預け、子供共々身投げしたように偽装した」
「ならば子供は教会で?」
「あぁ教会で育っておったが、領主に遺伝を狙われ今は王都に向かっている」
「ならば王子の子孫に手を出した者たちに、報いを与えましょう」
「無論一族郎党皆殺しにする、そのためには3日後のハービス王国との協定は儂自ら行く!」
「お供させて頂きます」
「うむ将軍達にも伝えよ!事の次第で戦争をするとな!」
「はっ!」
それからセイが後1週間辺で王都につく頃、王都では冥王ハデスが直々に協定の話にに来たと下から上に大騒ぎにっていた
その知らせを聞いた王は会議室で頭を抱えていた
「何故だ?何故冥王が直々に協定の更新に来る、今までは部下に任せて、国王が変わった時しか来なかったではないか」
「分かりませぬ、ですが何かがあったのでしょう、冥王が動く時は必ず理由があります」
「レインか、近衛騎士団長のお主ならもしもの時は冥王を止められるか?」
「命に変えてもと言いたいところですが、相手があの冥王では時間稼ぎもできませぬ」
「そうだろうとも、200年前に強国として知られていた国が魔獣の王に戦争を仕掛けたった1週間で滅ぼされているのだから」
その時1人の男が部屋に入ってきた
「おや?陛下と近衛騎士団長じゃないですか、こんな所で何をしているので?」
「宰相か…お主こそ何故ここに?」
「私は2人を探しに来たのですよ、冥王様がもうすぐ御出でになるのに2人がいないと困るでしょ」
「もう来るのか…ならば騎士団長を集めなければ」
「いえ、この度の協定は私と近衛騎士団長、陛下の3人で行います」
「それは!もし陛下の身に何かあったらどうするのだ!」
「そのもしが起こらないように、3人で行うのです」
「どういう事だ!宰相!」
「団長達は、王位継承問題で揉めています、下手に揃えれば何をするか分かりません」
「国の一大事に問題を起こすと言うのか!」
「起こさないようにするために外すのです」
「貴様!騎士を侮辱する気か!」
「やめよ!2人共!少しは落ち着け!」
「「・・・・・・・・」」
「宰相は侮辱する気はない、ただ可能性が少しでもあるなら外すべきだど言っておるのだ、そして騎士団長は騎士は普段は揉めていても、国の一大事に足の引っ張り合いはせぬと言いたいのだ、どちらも正しいが、この問題に万が一でも失敗の可能性は置いとけぬ、故に今回は3人で行おう」
「分かりました…しかし今陛下に何かあれば国が滅んでしまいます」
「何を言っている、余が死んでも子供たちがなんとかするだろ」
「……宰相お前から言って差し上げろ」
「は?嫌ですよ!貴方が言い出したんですから、貴方から言ってください!」
「無理に決まっているだろう!」
「お前達は何が言いたいのだ?」
「「・・・・それは…」」
「はっきり言え!」
「では宰相から言います!」
「はぁ?お前!」
「では宰相から聞こう」
「はい…(レインお前後で覚えてろよ!)」
「陛下はご存知ないかもしれませぬが、今は王子達は、お互いに殺し合っております」
「はぁ?ありえぬ!教育係と側妃かは何も聞いてないぞ!」
「そもそも側妃が原因です」
「側妃がか?」
「はい…始まりは側妃達が王妃の座を狙い始めてからです、最初側妃達は結託し王妃を狙いました、しかし王妃を害する事ができず王妃の座を諦めたのです」
「なんだと…では何故子供たちが殺し合いをする?」
「側妃達は、王妃の座より、国母の座を求め始めたからです、そのために子供たちに王になれと教育しているのです」
「何故今まで余の耳に入らなかった!」
「側妃達は、メイド、教育係、騎士達を取り込み一切の情報を外部に漏れないようにしているのです、私とキースもつい先日知りました」
「騎士団長達は全員取り込まれていると?」
「いえ騎士団長達はただ誰が王にふさわしいか揉めているだけです」
「ただ側妃の生家が裏で協力しています」
「・・・・・・・・」
「陛下、ショックでしょうが気を確かに」
「冥王様との協定が終わり次第ことを進めましょう」
「…あぁ、此度の件が終わり次第側妃と子供達を止めねば、2人共協力してくれ」
「「はっ!」」
こうして国王は初めて自身が家族のことを何も見ていなかったと知る、だが側妃達の問題は思わぬ方向に進むことになる
234
あなたにおすすめの小説
初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!
霜月雹花
ファンタジー
神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。
神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。
書籍8巻11月24日発売します。
漫画版2巻まで発売中。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる