陰キャモブの惨たる日常

裕雨(ゆう)

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モブの日常

3 モブの夜は……

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 学校からの帰り道は1番気分が楽だ。モブは未来を恐れる、もう終わった事は大抵気にしない。
 太陽は僕の世界から消え、上を見上げればキラキラ光る星と月だけが残る。
 帰って何をするかとか、今日の宿題が何だったかとか、そんな事は考えずに僕は家に直行する。
 
 家に帰ると夕食ができるまでスマホをいじっている。朝食は僕がいつも手伝うから、夕食は妹が手伝ってくれる。弟は特に何もしない。
 僕らはお父さん以外で食卓を囲って夕食を取る。お父さんは大体帰って来るのが遅い。朝食とは全く雰囲気が異なり、学校であった話題などについてそれぞれ話し合う。

 夕食を終えると僕はお風呂に入り、ここで1日を振り返る。
 お風呂から出ると勉強を開始する。学校から出された課題や、英単語を覚える。大体2時間ぐらいやって時計を見ると10時を回っている事が多い。
 勉強を片付けて、スマホでツイッターなどを適当に見て、10時30分に僕の1日を終える。
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