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第一楽章 憑依
第二話 ソニア
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あぁ俺は死んだのか……
「……じょ……か?」
んん?なんか声が聞こえる?
気のせいか?
「だいじょうぶですか?」
気のせいじゃない?
ということは死んでないのか?
病院かな?
そう思って目を開けると……
目の前に金髪美少女がいた。
「ここはぁてんごくかぁ」
そう呟いて意識を手放した。
▶▶▶▶▶
目が覚めるとさっきの金髪美少女はいなかった。
すると突然、
「目が覚められたのですね。本当によかったです」
という声が聞こえた。
振り替えるとさっきの金髪美少女がいた。髪が肩にかかるぐらいの長さで、目がとても透き通った翡翠色だ。背は俺より少し低いぐらいか?
そして最大の特徴はキツネ耳と尻尾だ。ともに髪と同じ色をしている。尻尾はふさふさしていて、とてもモフりがいがありそうだ。
「君が助けてくれたのかい?」
「はい!私、空狐で名前はソニアっていいます」
「ソニア、助けてくれてありがとう。俺の名前は……」
ちょっと待て。
たしか異世界転生系のラノベは大体中世ヨーロッパ風だった。
それで貴族しか苗字が名乗れなかったはず。
う~ん、どうしようか。
まっゲームで使ってる名前でいっか。
「俺の名前はキラ。よろしく」
「よろしくお願いします、キラくん」
ヤバい。
微笑んだ顔めっちゃかわいい。
そうだついでにこの世界について教えてもらおう。
「ソニア、悪いがこの世界について教えてくれないか?」
「……?この世界を知らないのですか?」
まぁ普通はそうなるよな。
だがこれに対するとっておきの答えがある。
「ああ、海の向こうにある国で育ったからあんまり知らないんだ」
よし決まった。
完璧、グッジョブ俺。
本当のこと教えなくていいだろう。
「そうなんですね。じゃあ説明します。」
▶▶▶▶▶
ソニアによるとこの世界“エルア”には魔力とマナがある。簡単に説明すると魔力は体の中にあり、“スキル”を使うときに消費する。一方マナは空気中に存在する。だがマナは精霊を通さないと使えないのでほんの一握りしか使えないが、絶大な威力を発揮する“魔術”が使える。その人の才能以上のマナを使うと消滅してしまうそうだ。そしてどちらにも属性が存在する。まず四大属性として火、水、風、地がありそれに加えて光と闇がある。
“エルア”は大きく3つの種族に分かれる。人族、獣族、そして魔族である。人族と魔族は敵対関係にあるそうだ獣族は中立を保っているが、人族が奴隷にして魔族との戦争をしているようだ。もちろん交流のある種族もいる。魔族は数は少ないものの、魔術を使えるものが多い。つまり量の人族、質の魔族といったところだろう。
“エルア”には魔物が存在する。マナによって発生し、濃度が薄いところでは弱く、濃いところでは強い魔物が生まれるそうだ。
▶▶▶▶▶
「OK、大体わかった。説明ありがとう。」
「どういたしまして。じゃあいきましょうか」
ん?
いきましょうか?
「俺も?」
「当たり前じゃないですか。怪我してるのにほっとけないです。」
「それじゃあお言葉に甘えさしてもらおうかな」
「目標はスラード王国です。出発進行です♪」
こうして八橋鏡太、もといキラの冒険が始まった。
「……じょ……か?」
んん?なんか声が聞こえる?
気のせいか?
「だいじょうぶですか?」
気のせいじゃない?
ということは死んでないのか?
病院かな?
そう思って目を開けると……
目の前に金髪美少女がいた。
「ここはぁてんごくかぁ」
そう呟いて意識を手放した。
▶▶▶▶▶
目が覚めるとさっきの金髪美少女はいなかった。
すると突然、
「目が覚められたのですね。本当によかったです」
という声が聞こえた。
振り替えるとさっきの金髪美少女がいた。髪が肩にかかるぐらいの長さで、目がとても透き通った翡翠色だ。背は俺より少し低いぐらいか?
そして最大の特徴はキツネ耳と尻尾だ。ともに髪と同じ色をしている。尻尾はふさふさしていて、とてもモフりがいがありそうだ。
「君が助けてくれたのかい?」
「はい!私、空狐で名前はソニアっていいます」
「ソニア、助けてくれてありがとう。俺の名前は……」
ちょっと待て。
たしか異世界転生系のラノベは大体中世ヨーロッパ風だった。
それで貴族しか苗字が名乗れなかったはず。
う~ん、どうしようか。
まっゲームで使ってる名前でいっか。
「俺の名前はキラ。よろしく」
「よろしくお願いします、キラくん」
ヤバい。
微笑んだ顔めっちゃかわいい。
そうだついでにこの世界について教えてもらおう。
「ソニア、悪いがこの世界について教えてくれないか?」
「……?この世界を知らないのですか?」
まぁ普通はそうなるよな。
だがこれに対するとっておきの答えがある。
「ああ、海の向こうにある国で育ったからあんまり知らないんだ」
よし決まった。
完璧、グッジョブ俺。
本当のこと教えなくていいだろう。
「そうなんですね。じゃあ説明します。」
▶▶▶▶▶
ソニアによるとこの世界“エルア”には魔力とマナがある。簡単に説明すると魔力は体の中にあり、“スキル”を使うときに消費する。一方マナは空気中に存在する。だがマナは精霊を通さないと使えないのでほんの一握りしか使えないが、絶大な威力を発揮する“魔術”が使える。その人の才能以上のマナを使うと消滅してしまうそうだ。そしてどちらにも属性が存在する。まず四大属性として火、水、風、地がありそれに加えて光と闇がある。
“エルア”は大きく3つの種族に分かれる。人族、獣族、そして魔族である。人族と魔族は敵対関係にあるそうだ獣族は中立を保っているが、人族が奴隷にして魔族との戦争をしているようだ。もちろん交流のある種族もいる。魔族は数は少ないものの、魔術を使えるものが多い。つまり量の人族、質の魔族といったところだろう。
“エルア”には魔物が存在する。マナによって発生し、濃度が薄いところでは弱く、濃いところでは強い魔物が生まれるそうだ。
▶▶▶▶▶
「OK、大体わかった。説明ありがとう。」
「どういたしまして。じゃあいきましょうか」
ん?
いきましょうか?
「俺も?」
「当たり前じゃないですか。怪我してるのにほっとけないです。」
「それじゃあお言葉に甘えさしてもらおうかな」
「目標はスラード王国です。出発進行です♪」
こうして八橋鏡太、もといキラの冒険が始まった。
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