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エンカウント
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俺は、目を覚ました。そして直ぐに右側に手を伸ばして時刻を確認しようとした。しかし、伸ばした先の手は空を切り自分の部屋にあるはずのない感触を感じ取った。
「何だ。一体?」
俺は、直ぐに勢いよく飛び起き周りを見渡す。それを見た瞬間俺はパニックになった。
「ここ何処だよ!?」
なぜなら、そこに広がっていたのは見渡す限りの草原だったのだ。
俺は状況を確認するために、何でこんなことになってるのかを考えてみる。そして、俺が死んだことと、それと同時にあの謎の白い空間での出来事を思い出した。
そうだ、此処は異世界。俺にとっては未知の世界だ。現在持っているのは、SP、そしていまいち分からないステータス。SPというのは、くじで得た能力だ。そして、ほぼ平均13ぐらいのステータス...そしてlv.1と記載された申し分無い与えられた強さ。なぁ、これでこれから大丈夫なのか?
俺はそんな事を呟く。
よ、良し! まずは、ここからどうしていけば良いのかがそもそも分からないな。というわけで、歩いてみることにしよう。
「空気が美味しいな。これだけ人工物が見当たらないのだから当たり前か」
周りをもう一度よく確認してみるか。俺の今立ってる場所はおそらく草原。歩く方向には薄っすらと山が見える。右側には、太陽が出ているようだ。草原を赤く照らしながらとても綺麗だな。左側は、森である。後ろ側には、山をバックにして、森が見えた。で、どこに向かえと言うのだろう...。
どうしようも無かったので、取り敢えず日の出ている右側に歩くことにしたのだった。
「ん?」
歩いていると、前方から何かが近づいてきた。何だろうか? そいつが近づいてくるにつれて、何かが分かった。
それは、ウサギだった。しかし、頭に角を生やしていてどうみてもただのうさぎではない。
「ん? えっと、あれこっちに来てるよな?」
すると、突然そいつは、俺の方に飛び角を突き刺そうとしてきた。
「わっ!」
俺は焦り必死に逃げる。そこで一旦冷静さを取り戻しいつの間にか剣が腰にぶら下がっている事に気づいた。剣を抜き、うさぎの方に向けた。突進を交わしていると、何が何だか分からずに無心となる。
「鑑定!」とウサギの方に向かって叫んだ。すると、体の中から何かが抜けていく感覚がする。
その直後、そいつの横にウィンドウが表示された。
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名前:なし
種族:ホーンラビット
年齢:5歳5ヵ月
職業:なし
lv.6
体力:11/11
魔力:10/10
筋力:16
防御:8
魔功:9
魔防:10
俊敏:20
器用:12
スキル:火魔法lv.1[91/100],角術lv.3[744/900],戦術lv.2[43/400]
経験値:346/1611
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自分よりレベル高くないか!?
そう思っている間にもウサギは容赦なく襲ってくる。「あと少し、良し!」そして、俺はタイミングを見計らって、ウサギに向かって剣を振った。すると、剣はウサギの胴体をかすって傷を少しばかり付けることに成功した。
「微妙だなあ。もうちょっとタイミング良くしないと上手く当たらないのか?」
そして、ウサギの動きを読んだ。
「はッ」
すばやくウサギを深く切りつけた。
その後、ウサギはピクリとも動かなくなった。
「はあ、終わった...。すばしっこいな。それにしても、まさかウサギが襲ってくるとは思わなかったな。あ、あとなんか剣の振り方が頭にスッと入って来たな。どういうことだ? 剣道なんてしたことないのに」
俺は、考え始めると直ぐに答えに行きついた。
「あ、そういえばステータスとかが有ったんだっけ、色々ありすぎて忘れちゃってたな。ステータスオープンって言えば開くのかな?」
そして、疲れた体をちょっと休ませた後に言った。
「ステータスオープン!」
しかし、目の前にステータスは表示されない。どういう事だろうか?
「ステータス表示! ステータス開示! ステータス一覧!」
何で表示されないんだろ?
そこで、ウサギに対して鑑定したときウィンドウが表示されていたことに気づいた。
「そっか! 自分に対して鑑定使えば良いだけか。鑑定!」
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名前 平和 要
種族:人族
年齢:16
職業:平和導師
lv.1
体力:14/14
魔力:10/12
筋力:14
防御:12
魔功:12
魔防:12
俊敏:9/12
器用:12
SP:鑑定lv.1[30/100],家生成lv.1[0/100],テイクオーバー、不老
スキル:異世界総言語、剣術lv.2[47/400]
称号:平和導師の証、異世界人
経験値:645/1000 PP:0 閉じる
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経験値もちゃんと入ってるようだな、
今のところは、まだよく分からないけど...
「何だ。一体?」
俺は、直ぐに勢いよく飛び起き周りを見渡す。それを見た瞬間俺はパニックになった。
「ここ何処だよ!?」
なぜなら、そこに広がっていたのは見渡す限りの草原だったのだ。
俺は状況を確認するために、何でこんなことになってるのかを考えてみる。そして、俺が死んだことと、それと同時にあの謎の白い空間での出来事を思い出した。
そうだ、此処は異世界。俺にとっては未知の世界だ。現在持っているのは、SP、そしていまいち分からないステータス。SPというのは、くじで得た能力だ。そして、ほぼ平均13ぐらいのステータス...そしてlv.1と記載された申し分無い与えられた強さ。なぁ、これでこれから大丈夫なのか?
俺はそんな事を呟く。
よ、良し! まずは、ここからどうしていけば良いのかがそもそも分からないな。というわけで、歩いてみることにしよう。
「空気が美味しいな。これだけ人工物が見当たらないのだから当たり前か」
周りをもう一度よく確認してみるか。俺の今立ってる場所はおそらく草原。歩く方向には薄っすらと山が見える。右側には、太陽が出ているようだ。草原を赤く照らしながらとても綺麗だな。左側は、森である。後ろ側には、山をバックにして、森が見えた。で、どこに向かえと言うのだろう...。
どうしようも無かったので、取り敢えず日の出ている右側に歩くことにしたのだった。
「ん?」
歩いていると、前方から何かが近づいてきた。何だろうか? そいつが近づいてくるにつれて、何かが分かった。
それは、ウサギだった。しかし、頭に角を生やしていてどうみてもただのうさぎではない。
「ん? えっと、あれこっちに来てるよな?」
すると、突然そいつは、俺の方に飛び角を突き刺そうとしてきた。
「わっ!」
俺は焦り必死に逃げる。そこで一旦冷静さを取り戻しいつの間にか剣が腰にぶら下がっている事に気づいた。剣を抜き、うさぎの方に向けた。突進を交わしていると、何が何だか分からずに無心となる。
「鑑定!」とウサギの方に向かって叫んだ。すると、体の中から何かが抜けていく感覚がする。
その直後、そいつの横にウィンドウが表示された。
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名前:なし
種族:ホーンラビット
年齢:5歳5ヵ月
職業:なし
lv.6
体力:11/11
魔力:10/10
筋力:16
防御:8
魔功:9
魔防:10
俊敏:20
器用:12
スキル:火魔法lv.1[91/100],角術lv.3[744/900],戦術lv.2[43/400]
経験値:346/1611
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自分よりレベル高くないか!?
そう思っている間にもウサギは容赦なく襲ってくる。「あと少し、良し!」そして、俺はタイミングを見計らって、ウサギに向かって剣を振った。すると、剣はウサギの胴体をかすって傷を少しばかり付けることに成功した。
「微妙だなあ。もうちょっとタイミング良くしないと上手く当たらないのか?」
そして、ウサギの動きを読んだ。
「はッ」
すばやくウサギを深く切りつけた。
その後、ウサギはピクリとも動かなくなった。
「はあ、終わった...。すばしっこいな。それにしても、まさかウサギが襲ってくるとは思わなかったな。あ、あとなんか剣の振り方が頭にスッと入って来たな。どういうことだ? 剣道なんてしたことないのに」
俺は、考え始めると直ぐに答えに行きついた。
「あ、そういえばステータスとかが有ったんだっけ、色々ありすぎて忘れちゃってたな。ステータスオープンって言えば開くのかな?」
そして、疲れた体をちょっと休ませた後に言った。
「ステータスオープン!」
しかし、目の前にステータスは表示されない。どういう事だろうか?
「ステータス表示! ステータス開示! ステータス一覧!」
何で表示されないんだろ?
そこで、ウサギに対して鑑定したときウィンドウが表示されていたことに気づいた。
「そっか! 自分に対して鑑定使えば良いだけか。鑑定!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
名前 平和 要
種族:人族
年齢:16
職業:平和導師
lv.1
体力:14/14
魔力:10/12
筋力:14
防御:12
魔功:12
魔防:12
俊敏:9/12
器用:12
SP:鑑定lv.1[30/100],家生成lv.1[0/100],テイクオーバー、不老
スキル:異世界総言語、剣術lv.2[47/400]
称号:平和導師の証、異世界人
経験値:645/1000 PP:0 閉じる
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経験値もちゃんと入ってるようだな、
今のところは、まだよく分からないけど...
応援ありがとうございます!
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