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ゼルグラン
ダンジョンマスターと交渉
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『来たよー!』
フィオレさんにダンジョンマスターに目をつけられて脱出を妨害されている事を伝える。
『オッケー!ここのダンジョンマスターとは面識が無いけど話せるかやってみるね!』
そう言って耳を押さえながら意思の疎通を図ってくれる。
「スライムはどうしますか?」
「襲いかかってくる様子も無いし、暫く様子見で。フィオレがダメだった場合は全力で押し通るわよ。」
「あい。」
「分かりました。」
「ミナは攻撃禁止。あのクッションがドロップしたら誰かが犠牲になる可能性があるわ。」
「了解です。サポートします。」
私は後列に下がる。フィオレさんは会話に成功したみたいで、何やら独り言のように話し続けている。
『このままだと強行手段に出る事になるよ!アタシはそれでリソースを空っぽにされたんだから!アンタもそれは困るでしょ!』
「あの!リソースを奪ってしまった事は謝ります。何ならリソースを分けるので許してもらえないか交渉して貰えませんか?」
『アレをやるの?』
「はい。それで元通りのダンジョンに戻して貰えるなら。」
『分かった!交渉してみる!』
フィオレさんがリソースの補充を条件に交渉をすると、壁になっていたスライムが下がっていく。
『リソースをくれるなら帰すって言っているよ。』
「分かりました。ウルちゃん、お願い。」
「久しぶりですね。ここのダンジョンマスターはミナ様のお味方ではないので少なめにしておきましょう。」
そう言うとウルちゃんは大きく息を吸い込んだ。綺麗な毛並みが黒くなっていく。
一鳴きすると体の黒が抜け落ちて黒い塊が浮かび上がる。
それを地面に沈める。
『どーよ?本当だったでしょ?』
フィオレさんがダンジョンマスターと念話をしている。
『オッケー!帰っていいって。』
「良かった。フィオレさんありがとう!」
交渉が上手くいって穏便に帰れるようになった。
気が変わらない内に急いでダンジョンから出る。
『じゃ、アタシは帰るね!』
「フィオレさん助かりました。ありがとう!」
誰かに見られる前にフィオレさんには帰ってもらう。
出口にはギルドマスターが待っていた。
「早かったな!で、どうだった…?」
「はい。5本獲れました。」
「おおそうか!ありがとう!儂の部屋で清算をしようじゃないか!」
足取りも軽く部屋へと急ぐグレアスさん。
「一本50万レクスだから250万レクスだな。本当にありがとう!助かった。」
「どこの誰かを教えて貰えるかしら?」
「それは…言えん。」
「ならこの取引は無かった事に。」
「ちょ、ちょっと待て!話が違うでは無いか!」
リオさんがグレアスさんに無理な事を持ち掛けている。
「こっちはダンジョンに入れない理由があったのに無理矢理取りに行かされたのよ。取引相手の名前くらい教えてくれてもいいじゃないの。」
「言えん。」
「ルーティアさんにも止められていたのよ?この話がルーティアさんに知れたらどう言うかしらね?」
「ぐっ……。」
そうは言うけど、もうルーティアさんの所には話に行っちゃっているよ?
どの道苦情は言われるのだろうけどいいのかな?
「オレアス王太子だ。」
「誰?」
「知らんのか!?セロムザード王国の王太子殿下だぞ?」
[セロムザードはウェルト大陸にある王国です。アブレス王国の隣国になります。]
ヘルプさんが教えてくれた。みんなにもリンクで知らせておいた。
「あ、ああ。ウェルト大陸のね。王太子ってそう簡単に外出して大丈夫なの?」
「オレアス殿下は自由なお人なのだ。国王陛下の言う事も聞かない事もあるくらいだ。」
「我儘王子なのね。」
関わり合わない方が良いタイプの人かな。今回の事で興味を持たれたら堪らない。グレアスさんには私達の事を口止めしておいた方がいいよね。
「私達の事は言わない様にしてもらえる?」
「それは…殿下に聞かれたら教えない訳にはいかんので確約できんぞ。」
「仕方無いか…お互い様ね。」
「すまんな。本当に助かった。」
その後、薬とお金を交換してギルドから出る事に。
建物から出た所でルーティアさんが飛んできた。クラースさんとテュケ君も一緒だ。飛行魔法って他の人も一緒に飛ばせるんだね。
「ミナ、無事だったか。」
「はい。ちょっとダンジョンマスターにちょっかいを出されましたけど、フィオレさんが交渉してくれて無事に帰してもらえました。」
「そうか。しかしグレアスめ……一言言ってくる。」
ルーティアさんはギルドの中に小走りで入っていく。
「魔法で飛んで来ましたが、竜に乗るよりスリリングですね……。」
「ルーティアさんってスゲーんだな!オレ、初めて空を飛んだよ!」
クラースさんは疲れた表情をしているけどテュケ君は興奮した様子だ。
外見はユキさんと同じくらいに見えるけど中身はまだまだ子供だね。
話しながら待っていたらルーティアさんがギルドから出てきた。
「しっかり抗議しておいたからもう大丈夫だと思うよ。」
「オレアス王太子に目を付けられるかも知れないんですけど。」
「その時は言っておくれ。私の方からガツンと言ってやるから。」
「宜しくお願いします。」
英雄と言われるのだけあってルーティアさんは顔が広いね。こういう時本当に頼りになるよ。
何とか無事に依頼も終えることが出来たので一度宿屋に戻る事にする。
時刻はもうお昼。宿に併設されている食堂でご飯を食べる事にした。
「ミナの周りはトラブルだらけだねぇ。」
「私のせいですか?」
「そうだね。」「そうだよ。」「そうみたいです。」
みんなで言わなくても良いじゃないですか。事実だけど。
「お昼からは何をしますか?」
「また何か起こすといけないから午後からは私も一緒にいるよ。」
はい。言い訳のしようもありません。
「やりたい事なんだけど、レアドロップの性能評価と、ゼルグランから離れてもいいならドラゴンバスターの性能評価をしたいわね。」
「お鍋でご飯を作る?試食ー。」
今まさにご飯を食べているのに食べる話ができるソラちゃんはスゴいね。
お昼ご飯はボアのお肉かな?照り焼き風にしてあってとってもジューシーで美味しかった。ゼルグラン特有なのかお酒も一緒に出てきたけど飲める人がルーティアさんだけだったので全部ルーティアさんが飲んでくれた。
酔っ払わないのかな?
フィオレさんにダンジョンマスターに目をつけられて脱出を妨害されている事を伝える。
『オッケー!ここのダンジョンマスターとは面識が無いけど話せるかやってみるね!』
そう言って耳を押さえながら意思の疎通を図ってくれる。
「スライムはどうしますか?」
「襲いかかってくる様子も無いし、暫く様子見で。フィオレがダメだった場合は全力で押し通るわよ。」
「あい。」
「分かりました。」
「ミナは攻撃禁止。あのクッションがドロップしたら誰かが犠牲になる可能性があるわ。」
「了解です。サポートします。」
私は後列に下がる。フィオレさんは会話に成功したみたいで、何やら独り言のように話し続けている。
『このままだと強行手段に出る事になるよ!アタシはそれでリソースを空っぽにされたんだから!アンタもそれは困るでしょ!』
「あの!リソースを奪ってしまった事は謝ります。何ならリソースを分けるので許してもらえないか交渉して貰えませんか?」
『アレをやるの?』
「はい。それで元通りのダンジョンに戻して貰えるなら。」
『分かった!交渉してみる!』
フィオレさんがリソースの補充を条件に交渉をすると、壁になっていたスライムが下がっていく。
『リソースをくれるなら帰すって言っているよ。』
「分かりました。ウルちゃん、お願い。」
「久しぶりですね。ここのダンジョンマスターはミナ様のお味方ではないので少なめにしておきましょう。」
そう言うとウルちゃんは大きく息を吸い込んだ。綺麗な毛並みが黒くなっていく。
一鳴きすると体の黒が抜け落ちて黒い塊が浮かび上がる。
それを地面に沈める。
『どーよ?本当だったでしょ?』
フィオレさんがダンジョンマスターと念話をしている。
『オッケー!帰っていいって。』
「良かった。フィオレさんありがとう!」
交渉が上手くいって穏便に帰れるようになった。
気が変わらない内に急いでダンジョンから出る。
『じゃ、アタシは帰るね!』
「フィオレさん助かりました。ありがとう!」
誰かに見られる前にフィオレさんには帰ってもらう。
出口にはギルドマスターが待っていた。
「早かったな!で、どうだった…?」
「はい。5本獲れました。」
「おおそうか!ありがとう!儂の部屋で清算をしようじゃないか!」
足取りも軽く部屋へと急ぐグレアスさん。
「一本50万レクスだから250万レクスだな。本当にありがとう!助かった。」
「どこの誰かを教えて貰えるかしら?」
「それは…言えん。」
「ならこの取引は無かった事に。」
「ちょ、ちょっと待て!話が違うでは無いか!」
リオさんがグレアスさんに無理な事を持ち掛けている。
「こっちはダンジョンに入れない理由があったのに無理矢理取りに行かされたのよ。取引相手の名前くらい教えてくれてもいいじゃないの。」
「言えん。」
「ルーティアさんにも止められていたのよ?この話がルーティアさんに知れたらどう言うかしらね?」
「ぐっ……。」
そうは言うけど、もうルーティアさんの所には話に行っちゃっているよ?
どの道苦情は言われるのだろうけどいいのかな?
「オレアス王太子だ。」
「誰?」
「知らんのか!?セロムザード王国の王太子殿下だぞ?」
[セロムザードはウェルト大陸にある王国です。アブレス王国の隣国になります。]
ヘルプさんが教えてくれた。みんなにもリンクで知らせておいた。
「あ、ああ。ウェルト大陸のね。王太子ってそう簡単に外出して大丈夫なの?」
「オレアス殿下は自由なお人なのだ。国王陛下の言う事も聞かない事もあるくらいだ。」
「我儘王子なのね。」
関わり合わない方が良いタイプの人かな。今回の事で興味を持たれたら堪らない。グレアスさんには私達の事を口止めしておいた方がいいよね。
「私達の事は言わない様にしてもらえる?」
「それは…殿下に聞かれたら教えない訳にはいかんので確約できんぞ。」
「仕方無いか…お互い様ね。」
「すまんな。本当に助かった。」
その後、薬とお金を交換してギルドから出る事に。
建物から出た所でルーティアさんが飛んできた。クラースさんとテュケ君も一緒だ。飛行魔法って他の人も一緒に飛ばせるんだね。
「ミナ、無事だったか。」
「はい。ちょっとダンジョンマスターにちょっかいを出されましたけど、フィオレさんが交渉してくれて無事に帰してもらえました。」
「そうか。しかしグレアスめ……一言言ってくる。」
ルーティアさんはギルドの中に小走りで入っていく。
「魔法で飛んで来ましたが、竜に乗るよりスリリングですね……。」
「ルーティアさんってスゲーんだな!オレ、初めて空を飛んだよ!」
クラースさんは疲れた表情をしているけどテュケ君は興奮した様子だ。
外見はユキさんと同じくらいに見えるけど中身はまだまだ子供だね。
話しながら待っていたらルーティアさんがギルドから出てきた。
「しっかり抗議しておいたからもう大丈夫だと思うよ。」
「オレアス王太子に目を付けられるかも知れないんですけど。」
「その時は言っておくれ。私の方からガツンと言ってやるから。」
「宜しくお願いします。」
英雄と言われるのだけあってルーティアさんは顔が広いね。こういう時本当に頼りになるよ。
何とか無事に依頼も終えることが出来たので一度宿屋に戻る事にする。
時刻はもうお昼。宿に併設されている食堂でご飯を食べる事にした。
「ミナの周りはトラブルだらけだねぇ。」
「私のせいですか?」
「そうだね。」「そうだよ。」「そうみたいです。」
みんなで言わなくても良いじゃないですか。事実だけど。
「お昼からは何をしますか?」
「また何か起こすといけないから午後からは私も一緒にいるよ。」
はい。言い訳のしようもありません。
「やりたい事なんだけど、レアドロップの性能評価と、ゼルグランから離れてもいいならドラゴンバスターの性能評価をしたいわね。」
「お鍋でご飯を作る?試食ー。」
今まさにご飯を食べているのに食べる話ができるソラちゃんはスゴいね。
お昼ご飯はボアのお肉かな?照り焼き風にしてあってとってもジューシーで美味しかった。ゼルグラン特有なのかお酒も一緒に出てきたけど飲める人がルーティアさんだけだったので全部ルーティアさんが飲んでくれた。
酔っ払わないのかな?
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