転生少女、運の良さだけで生き抜きます!

足助右禄

文字の大きさ
674 / 826
特別編3:異世界

特別なルーキー達

しおりを挟む
コウさんはフェンサーという剣術に特化したクラス。
ノリさんはポルヴァサクスという…これは何?

[簡単に説明すると戦う料理人です]

へぇ…そんなクラスがあるんだね。

マユミさんはルーンマスターという白、黒、精霊魔法の全てが使えるクラスで、アヤさんはケンプファーという格闘戦主体のクラスだそう。

「滅びゆくものの為に?」
「チョイスが渋過ぎるわよ」

ソラちゃんとリオさんはいつものやり取りをしている。

4人ともユニーククラスってスゴいよね。

「ミナちゃんが転生させたんだし?ある意味で期待を裏切らなかったよね。お父さん達が楽しく暮らせるのはミナちゃんのお陰だよ。ありがとう」

そう言いながら後ろから抱きついてくるほのかさん。

折角アスティアに転生したのだから楽しんで欲しいからね。

「《鑑定》技能がある者は、彼らがどれだけ重要な人物かを理解しているな」
「仲間にしようとしたり、利用しようとはして来ないんですか?」
「今の所そういった者は現れていない様だ。ギルドや領主が手を回しているのだろう」

ユーシアさんとメリッサさんが色々してくれているんだね。何かお礼をした方がいいかな?

「会いに行く?」
「そうですよ。ほのかさん、私達もダンジョンに行きましょう」

ソラちゃんが聞いてくる。私も賛成だよ。

「そうだね。行ってみよう」

ほのかさんも久しぶりにご両親に会えるんだから嬉しいよね?

「それでは5層に直接送りますね」

マリさんが直通のゲートを開いてくれるらしい。

「自力で行こうと思ったんですけど…」
「それはやめておいてくれ」
「何でです?」

久し振りにダンジョンに潜れると思ってちょっと楽しみだったんだけどサチさんに止められた。

「まずミナ達の戦闘力じゃマリのダンジョンの魔物なんて赤子の手を捻るより簡単に倒せる。ブルドーザーの如く魔物を一掃して進まれたら他の新人冒険者達の迷惑になり兼ねない。次に今ダンジョン内には結構な人がいる。ミナの様な有名人が突然現れたらパニックになる」
「そんな大袈裟な」
「いや大袈裟じゃないぞ」

私がフラッと現れた所で誰も気付かないんじゃないかな?

「そうね。やめておきましょう」
「だな。ねーちゃん気付かなかったのか?さっき街の中を歩いていた時少し離れた所では大騒ぎになってたんだぞ」
「なんで?」

リオさんはアッサリと同意してしまった。テュケ君も。大騒ぎって?

「ミナさんを…いえ、私達を一目見ようと人々が集まって来ていたのです。衛兵の人やギルドの知り合い達が止めてくれていたのですよ」
「ん、だから露店で買い食いはやめたんだよ?」

ユキさんも気付いていたらしく、ソラちゃんも珍しく『お腹空いた』って言わなかったんどけど、そんな理由があったんだね。

「よく分かりました。マリさん、お願いします」
「はーい」

マリさんにゲートを作ってもらってみんなで飛び込む。

「なんだ!?」
「ミナさん?」

突然現れた私達に驚いて構える7人。
ニアさんが直ぐに気付いてくれた。

「ニアさん、エルクさん、ロウさん、コウさん達の引率をしてくれていたんですね。ありがとうございます」
「本物だ~!」

そう言ってニアさんは私の所に走り寄って来て抱きしめられる。

ニアさん少し背が伸びたかな?

「ミナさんは相変わらずちっちゃくてカワイイですね」
「あはは…」

褒めてくれているのかな…。

「ほのか!元気にしてたか?」
「うん。この通り元気だよ」

ほのかさんを見つけたコウさんは剣を収めて話しかける。

「ほのか、皆さんのお陰でかなり強くなったのよ」

マユミさんも嬉しそうに話し掛けている。

「俺達が引率しなくてもいい位に強いからね」
「戦闘力には自信が持てる様になったけど、トラップやらの仕掛けが全然だからな。まだまだエルクさん達にはお世話になってますよ」

そう言ったのはノリさん。

ノリさんとアヤさんは家で料理の勉強をしていたのだけど、大抵は習得してしまい気分転換にコウさんマユミさんについて行って戦闘訓練に参加したところ楽しくなって冒険者登録。料理人になる夢はそのままに片手間で冒険者をやる事にしたらしい。

「罠の解除は大分できる様になったのだけど見つけるのが苦手なの。探すというより手当たり次第発動させて破壊する感じね」

アヤさんは笑いながら言っていた。

「おー、脳筋理論」
「大丈夫なのですか?」

ソラちゃんは感心していてユキさんは心配している。

「今のところはね。ここの罠は優しいから。なるべく早く罠の発見を習得しないと」
「それについては4人とも同じ様な状態だからね。ロウさんにも言われたけど、専門家に教えてもらった方が良さそうだよ」

アヤさんの言葉に付け足すコウさん。新しくなったマリさんのダンジョンではこの5層目からトラップが仕掛けられる様になっているらしく、しかも戦闘中に発動しそうな位置に仕掛けられていたりするものだから強行突破になってしまっているそう。

「中々いやらしい所に仕掛けてあるのね。サチの監修かしら?」

そうだね。マリさんはトラップとか不得意そうだし。

「ねえ、良かったら私達がどれくらい強くなったか測ってくれない?」
「えー?模擬戦でもするの?」
「勝てるとは思ってないわ。少しだけでいいから、お願い」

マユミさんがほのかさんに提案している。

「どうしよう?ミナちゃん」
「いいと思いますよ。でもダンジョンから出てからにしましょう」

唐突だけど模擬戦をする事になった。
しおりを挟む
感想 1,520

あなたにおすすめの小説

転生令嬢は庶民の味に飢えている

柚木原みやこ(みやこ)
ファンタジー
ある日、自分が異世界に転生した元日本人だと気付いた公爵令嬢のクリステア・エリスフィード。転生…?公爵令嬢…?魔法のある世界…?ラノベか!?!?混乱しつつも現実を受け入れた私。けれど…これには不満です!どこか物足りないゴッテゴテのフルコース!甘いだけのスイーツ!! もう飽き飽きですわ!!庶民の味、プリーズ! ファンタジーな異世界に転生した、前世は元OLの公爵令嬢が、周りを巻き込んで庶民の味を楽しむお話。 まったりのんびり、行き当たりばったり更新の予定です。ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。

素材採取家の異世界旅行記

木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。 可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。 個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。 このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。 この度アルファポリスより書籍化致しました。 書籍化部分はレンタルしております。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』

鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」 公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。 だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。 ――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの? 何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。 しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。 それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。 そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。 温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。 そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。 「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」 「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」 離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。 そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。