787 / 826
特別編3:異世界
攻略完了
しおりを挟む
ポータルを潜ると私達はダンジョンの入り口に出て来た。
「攻略隊じゃないか!無事だったんだな!」
「随分やられてしまったけどね」
入り口に立つ衛兵に声を掛けられて返事をするスーリャさん。
先に撤退してもらった救助隊の人達はまだ来てないのかな。それとも反対側の入り口に出たのかもしれないね。
そんな事を考えていたら扉の向こうのポータルから大勢が転移してきた。
「おお!無事だったか!」
そう言って駆け寄って来たのはゲルドさん。他の皆さんも元気そうだ。
「最下層のボスを倒したら帰還用のポータルが出たので帰ってこれました」
「そうかそうか!無事で何よりだ!」
そう言って笑顔で頷くゲルドさん。
「ここで話しているよりギルドに報告に行った方がいいわね」
「その通りね。全員合流できたのだから話もしやすいわ」
リオさんとネネさんはそう言って全員をギルドへと促す。
私達が救助隊に合流して攻略隊を助け出した話をするんだよね。説明はリオさんにお任せしちゃっていいのかな?
そういえばフィノーラさんとレネさんってダンジョンに突然やって来たから勝手に侵入した事になるんじゃ…?
気になって小声でリオさんに聞いてみたら「入場メダルのシステムなら問題ないと思うわよ」と言われた。確かに入ってしまえば出てくる時に確認する方法はないもんね。…セキュリティ甘くない?
そんな事を考えていたらギルドに着いていた。
攻略隊の救助依頼の達成報告に救助隊の中で起こっていた誘拐未遂。当事者達の聴取に最下層で起こった事についての説明。話す事が沢山あって大変だ。
私達はギルドの会議場に連れて行かれ、ギルドマスターに順を追って説明を始める。
救助依頼については私達は関係ないから特に話す事は無かったけど、誘拐未遂については話す必要があった。
エリーゼさんとディルクさんの証言と私達の説明を聞いて事態の深刻さを理解したギルドマスターは衛兵隊に連絡。隊の偉い人とこの街の領主の側近が同席して説明を再開。
意外な事に捕らえたエルノさん達は正直に犯行を認めて経緯を説明した。
「これは由々しき事態ですな。ただちに領主様にご報告せねば…」
側近の人は慌てた様子で調書をまとめている。
「さて、お上の沙汰が下るまではここの牢屋に入ってもらうぞ。勇者殿」
「承知している」
ギルドマスターの言う事に素直に従うらしい。
リオさんは81層から離脱させる時に解除していた《カース》を掛け直して、この国の法律によって裁かれる又はこの国の者に指示された事を守るようにした。
守らなければ全身が痛み呼吸が出来なくなるそう。
「それから81階層について詳しく聞かせてもらおうか」
「はい」
攻略隊の代表がギルドマスターに説明をしていく。これには私達からも説明しないとだね。
「──なるほど。それでダンジョンマスターは倒してしまって大丈夫なのかね?」
「それについては断言できないけど大丈夫なんじゃないかしら?ダンジョンが無くなっていないのだし。暫く調査は必要だろうけど」
リオさんはしれっと嘘をついていた。
まあ、こう言うしかないんだけどね。
「ところで、君達はどうしてエリーゼの誘拐について分かったのかね?」
「偶然ですね。私達はエリーゼさんに力を借りたくて追いかけていただけです。そこで誘拐の現場に居合わせたのですよ」
レアさんも穏やかな表情のまま説明している。
「…まあいい。未然に防げたのだから、こちらとしては感謝しかない。君達に褒賞を与えなければならないな」
「それでしたらご相談が。エリーゼさんを探していたのは私で──」
レネさんが話に加わる。レネさんは重い病に冒されていて、それを治してもらう為にエリーゼさんを探していた。…という設定らしい。
「それならば本人と交渉してもらおう。エリーゼ、彼女を診てやってくれるか?」
「も、もちろんです!」
不意に話を振られて声が上擦っているエリーゼさん。
「良かった~。それじゃあなたのお家に暫く滞在させてもらうね~」
「はい!よろしくお願いします!」
フィノーラさんに言われて変な返事をしているけど、それについて誰も不審に思わないのかな?
「それから81階層でダンジョンマスターと交戦した君達には、戦闘の詳細を説明してもらいたい。専門家を交えて今回の事を分析したいのでな」
「それって時間掛かりますか?」
「そんなに時間はとらせないよ。2、3日ってところだな」
それくらいならいいかな。
「俺達は他にやる事があって、ここに全員が拘束されるのは困るんだ。俺達が残って説明するからミナ達は解放してやってくれないか?」
そう言い出したのはマサキさん。腕を組んで少し不機嫌そうにギルドマスターに問いかける。
「…マサキ殿が言うならそうしよう。その代わり説明はしっかりしてもらうぞ」
少し気圧されながらギルドマスターが了承してくれた。
これで私達はすぐに動けるね。
それにしてもみんな演技が上手いなぁ。
説明についてひと段落したので私達はエリーゼさんを家に送って行く事にする。トレードは解除でテュケ君が合流。フィノーラさんとレネさんも一緒だ。
あとゲルドさんもついて来た。
「テキトーな事言ってごめんねー。本当に滞在させてもらって良かったのかな?」
「はい。数人なら何とか」
「私の病気を治すという形をとっているけど、暫くあなたには私達の技術を教えるから」
「ありがとうございます!」
エリーゼさんは嬉しそうにフィノーラさんとレネさんに受け答えしていた。
「君達に聞きたい事があるのだが…」
ゲルドさんが立ち止まって話し出す。
「どうしたんですか?」
「エギル・エギラ殿は俺が貰い受けても良かったのか?」
おずおずと話すゲルドさん。
「ん、いらないし。私にはお気にのハルバードがある」
ソラちゃんが即答する。
「本当に良いのか?」
「良いのよ。本当はゲルドが真の所有者だったみたいだし。でもその武器を悪用するなら…」
リオさんは左手を腰に手を当て右手の人差し指をゲルドさんの首に突き付ける。
「絶対にしない事を誓おう。命にかけて良き事にのみ使う」
「それで良いわ」
リオさんも軽く言って歩き出す。
まあ、ゲルドさんなら大丈夫でしょ。
「攻略隊じゃないか!無事だったんだな!」
「随分やられてしまったけどね」
入り口に立つ衛兵に声を掛けられて返事をするスーリャさん。
先に撤退してもらった救助隊の人達はまだ来てないのかな。それとも反対側の入り口に出たのかもしれないね。
そんな事を考えていたら扉の向こうのポータルから大勢が転移してきた。
「おお!無事だったか!」
そう言って駆け寄って来たのはゲルドさん。他の皆さんも元気そうだ。
「最下層のボスを倒したら帰還用のポータルが出たので帰ってこれました」
「そうかそうか!無事で何よりだ!」
そう言って笑顔で頷くゲルドさん。
「ここで話しているよりギルドに報告に行った方がいいわね」
「その通りね。全員合流できたのだから話もしやすいわ」
リオさんとネネさんはそう言って全員をギルドへと促す。
私達が救助隊に合流して攻略隊を助け出した話をするんだよね。説明はリオさんにお任せしちゃっていいのかな?
そういえばフィノーラさんとレネさんってダンジョンに突然やって来たから勝手に侵入した事になるんじゃ…?
気になって小声でリオさんに聞いてみたら「入場メダルのシステムなら問題ないと思うわよ」と言われた。確かに入ってしまえば出てくる時に確認する方法はないもんね。…セキュリティ甘くない?
そんな事を考えていたらギルドに着いていた。
攻略隊の救助依頼の達成報告に救助隊の中で起こっていた誘拐未遂。当事者達の聴取に最下層で起こった事についての説明。話す事が沢山あって大変だ。
私達はギルドの会議場に連れて行かれ、ギルドマスターに順を追って説明を始める。
救助依頼については私達は関係ないから特に話す事は無かったけど、誘拐未遂については話す必要があった。
エリーゼさんとディルクさんの証言と私達の説明を聞いて事態の深刻さを理解したギルドマスターは衛兵隊に連絡。隊の偉い人とこの街の領主の側近が同席して説明を再開。
意外な事に捕らえたエルノさん達は正直に犯行を認めて経緯を説明した。
「これは由々しき事態ですな。ただちに領主様にご報告せねば…」
側近の人は慌てた様子で調書をまとめている。
「さて、お上の沙汰が下るまではここの牢屋に入ってもらうぞ。勇者殿」
「承知している」
ギルドマスターの言う事に素直に従うらしい。
リオさんは81層から離脱させる時に解除していた《カース》を掛け直して、この国の法律によって裁かれる又はこの国の者に指示された事を守るようにした。
守らなければ全身が痛み呼吸が出来なくなるそう。
「それから81階層について詳しく聞かせてもらおうか」
「はい」
攻略隊の代表がギルドマスターに説明をしていく。これには私達からも説明しないとだね。
「──なるほど。それでダンジョンマスターは倒してしまって大丈夫なのかね?」
「それについては断言できないけど大丈夫なんじゃないかしら?ダンジョンが無くなっていないのだし。暫く調査は必要だろうけど」
リオさんはしれっと嘘をついていた。
まあ、こう言うしかないんだけどね。
「ところで、君達はどうしてエリーゼの誘拐について分かったのかね?」
「偶然ですね。私達はエリーゼさんに力を借りたくて追いかけていただけです。そこで誘拐の現場に居合わせたのですよ」
レアさんも穏やかな表情のまま説明している。
「…まあいい。未然に防げたのだから、こちらとしては感謝しかない。君達に褒賞を与えなければならないな」
「それでしたらご相談が。エリーゼさんを探していたのは私で──」
レネさんが話に加わる。レネさんは重い病に冒されていて、それを治してもらう為にエリーゼさんを探していた。…という設定らしい。
「それならば本人と交渉してもらおう。エリーゼ、彼女を診てやってくれるか?」
「も、もちろんです!」
不意に話を振られて声が上擦っているエリーゼさん。
「良かった~。それじゃあなたのお家に暫く滞在させてもらうね~」
「はい!よろしくお願いします!」
フィノーラさんに言われて変な返事をしているけど、それについて誰も不審に思わないのかな?
「それから81階層でダンジョンマスターと交戦した君達には、戦闘の詳細を説明してもらいたい。専門家を交えて今回の事を分析したいのでな」
「それって時間掛かりますか?」
「そんなに時間はとらせないよ。2、3日ってところだな」
それくらいならいいかな。
「俺達は他にやる事があって、ここに全員が拘束されるのは困るんだ。俺達が残って説明するからミナ達は解放してやってくれないか?」
そう言い出したのはマサキさん。腕を組んで少し不機嫌そうにギルドマスターに問いかける。
「…マサキ殿が言うならそうしよう。その代わり説明はしっかりしてもらうぞ」
少し気圧されながらギルドマスターが了承してくれた。
これで私達はすぐに動けるね。
それにしてもみんな演技が上手いなぁ。
説明についてひと段落したので私達はエリーゼさんを家に送って行く事にする。トレードは解除でテュケ君が合流。フィノーラさんとレネさんも一緒だ。
あとゲルドさんもついて来た。
「テキトーな事言ってごめんねー。本当に滞在させてもらって良かったのかな?」
「はい。数人なら何とか」
「私の病気を治すという形をとっているけど、暫くあなたには私達の技術を教えるから」
「ありがとうございます!」
エリーゼさんは嬉しそうにフィノーラさんとレネさんに受け答えしていた。
「君達に聞きたい事があるのだが…」
ゲルドさんが立ち止まって話し出す。
「どうしたんですか?」
「エギル・エギラ殿は俺が貰い受けても良かったのか?」
おずおずと話すゲルドさん。
「ん、いらないし。私にはお気にのハルバードがある」
ソラちゃんが即答する。
「本当に良いのか?」
「良いのよ。本当はゲルドが真の所有者だったみたいだし。でもその武器を悪用するなら…」
リオさんは左手を腰に手を当て右手の人差し指をゲルドさんの首に突き付ける。
「絶対にしない事を誓おう。命にかけて良き事にのみ使う」
「それで良いわ」
リオさんも軽く言って歩き出す。
まあ、ゲルドさんなら大丈夫でしょ。
25
あなたにおすすめの小説
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
転生令嬢は庶民の味に飢えている
柚木原みやこ(みやこ)
ファンタジー
ある日、自分が異世界に転生した元日本人だと気付いた公爵令嬢のクリステア・エリスフィード。転生…?公爵令嬢…?魔法のある世界…?ラノベか!?!?混乱しつつも現実を受け入れた私。けれど…これには不満です!どこか物足りないゴッテゴテのフルコース!甘いだけのスイーツ!!
もう飽き飽きですわ!!庶民の味、プリーズ!
ファンタジーな異世界に転生した、前世は元OLの公爵令嬢が、周りを巻き込んで庶民の味を楽しむお話。
まったりのんびり、行き当たりばったり更新の予定です。ゆるりとお付き合いいただければ幸いです。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
素材採取家の異世界旅行記
木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。
可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。
個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。
この度アルファポリスより書籍化致しました。
書籍化部分はレンタルしております。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。