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特別編3:異世界
白銀の悪鬼
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私達は広場に行って負傷者を治療する。
「手分けしましょう。ミナはあっちからお願い」
「はい」
リオさんと反対の方へと歩いていく。
「ここには見ての通り負傷者が沢山いるんだ。ウロウロしないでくれるか」
治療に当たっている兵士の人に怒られた。
「今から広域治療魔法を使います」
「君は…高位神官なのか?」
驚いて動きを止める衛生兵さん。
「いきます。《スターヒール》!」
暖かい光が辺りを包み込んで傷を癒していく。
「す、凄い…」
「重症の人は個別で治療します。案内お願いできますか?」
「あ、ああ!こっちだ」
重症者には《レネヴェイト》で一人ずつ魔法をかける。四肢の欠損がある人には《レヴィダリゼーション》を掛けて少しずつ再生。
《アドラステア》も《レナータ》も今は使えないのでこうやって時間を掛けて治療するしかない。《ラッキーシュート》が使えたら一瞬で治せるんだけどね。
みんなにお礼を言われて少し嬉しくなるけど、元気になったら前線に出て戦うのだから複雑な心境になる。
「こっちは終わったわ」
「私も終わりました」
さて、あとは作戦開始まで少し休ませてもらおうかな。
「敵襲!敵襲ーー!!」
「門を閉めろ!急げ!」
敵襲?こんな所にわざわざ来るなんて。
「敵の数は?」
「そ、それが…白銀の悪鬼一人です…!」
門を守備していた兵士が青い顔をして他の兵士に伝えている。
「向こうから来てくれた!」
「行くか!」
ソラちゃんとテュケ君は少し嬉しそう。
「私達が出るわ。ルーティアさん達の指示に従いなさい」
リオさんは近くで右往左往する兵士に言うと、私達に《フライト》を掛ける。
広場から飛んで門の向こう側へ着地。
かなり距離があるけど人が一人、こちらに歩いてくるのが見える。
白銀の長い髪をなびかせてゆっくりと歩く女性。額には上にそり返った小さな二本の角があり瞳は赤。
金属の鎧を身に纏い右手には短槍、左手には大盾。
「ユキそっくり」
「波調石を使わなくてもユキねーちゃんそのものじゃねえか」
ハルバードを肩に担いだまま呟くソラちゃんと、思わず剣を構える手を緩めるテュケ君。
「あの!私達はあなたと争うつもりはありません。幾つか確認したい事があるんです」
「戦う気が無いのならそこを退け。私はこの砦を破壊するために来た」
呼び掛けには応えてくれる。ただその声には怒気が混じっていた。
「ここには大勢の人が居ます。破壊させるわけには…」
「それがどうした?お前達人間は無抵抗な同胞を大勢殺した。これは最早、国の存続…種の絶滅をかけた戦いだ」
ゼレイアはディルダンをここまで追い込んでしまったの…?
「話して分かってはもらえそうに無いわね。向こうの言い分も正しいのでしょう。力尽くで止めるわよ」
リオさんの号令で戦闘体制に入る。
「ミナ、隙があれば波長石を彼女に押し当ててみて」
「分かりました」
止められなければ魂の確認だけでもやるって事だね。
先に動いたのはソラちゃんとテュケ君。
テュケ君は剣を引き手構えて突進していく。
「《雷龍抜虎》!」
テュケ君が剣を振り抜いて凄まじい勢いで斬り込む。それを冷静に大盾で受け流す悪鬼さん。
「これならどーだ!」
ソラちゃんはテュケ君を飛び越えて振り下ろし。一歩後ろに下がりながら短槍で綺麗に受け流している。
「なかなかやる…」
「そっちこそ」
悪鬼さんは短槍を握り直して呟く。ソラちゃんはハルバードを構え直しながら返していた。
「《アムニスコア》フルコンタクト。隙ができたら魔法を撃ち込んでいくわ。ミナも前衛に行って」
「はい!」
リオさんは自衛能力もあるし私が守らなくても大丈夫。
ディエスエグゼクリシオンを構えて距離を詰める。
テュケ君の身体を利用して視線を切って攻撃に出る。
剣の軌道に合わせて短槍を振っているけどそっちはフェイント。《ソードコントロール》で刀身を分離してエスカトンディザスターを発生させて突きを入れる。
悪鬼さんは大盾を回転させると盾を横薙ぎに振り回す。
エスカトンディザスターも弾かれたけど私は止まらない。
盾を潜り抜けると足を払う…けど、びくともしない。転がる様にして背後をとって右腕の肩関節をとりにいくけど軸をずらされて回避された。
肩には密着した状態なのでもうすぐ波長石が反応する筈。
「押さえ込むよー」
ソラちゃんが大盾をハルバードで叩き落として左腕を掴む。
テュケ君も正面から両脚をホールドする。
「舐めるな…!」
悪鬼さんが声を発すると周囲に衝撃波が生まれて私達は弾き飛ばされてしまった。
「くっ…何だ今の?」
「《捲土重来》に近い能力らしいよ。ユキさんのものとは少し違うみたい」
アウラさんの解析結果をテュケ君に伝えて構え直す。
「テュケが変な所に組みついたから怒ったんじゃない?」
「そんなわけあるかよ!」
ソラちゃんとテュケ君はまだまだ大丈夫そう。
それよりも…。
「《ダウンフォールブレンサンダー》、《アプソープドストライク》!ミナ、結果は?」
リオさんが牽制で単一高火力魔法を撃ち込んで悪鬼さんの足止めをしながら聞いてくる。
「…違います。ユキさんじゃありません!」
波長石に反応は無し。
「えー?それじゃユキみたいに頑丈な別人?」
「そんな事あるのかよ」
「あり得ないと思うよ。もう一度試してみる!」
[波長石を分析中…白銀の悪鬼にはユキの魂の存在は認められません。ただし痕跡は有ります]
痕跡…?どう言う事?
[不明。ユキの魂が内在していたのは事実です]
「魂がどこかに行ったって事?」
「なんだそりゃ…勝手に抜けるのかよ…」
溜め息混じりに聞いてくるソラちゃんとテュケ君。
「何をごちゃごちゃと…お前達では私は止められん。亜人達の怒りを思い知るがいい!」
悪鬼さんは構え直して前進してくる。
「《レイブラスター》、《グレイシアバースト》、《レイディアントラディウス》。攻撃続行よ!」
リオさんが複数の魔法を織り混ぜて連射する。悪鬼さんは大盾を前に構えて動きを止めていた。
《遮断》…!
「反撃が来ます!」
「喰らうがいい!」
受け止めた全てのエネルギーを収束させて正面に開放する。
「マズい…《ベスティンスタイン》、《オルトレネイン》、《グリューテス》、《ゼーレンブラム》、《ディストーションバリア》!」
リオさんが補助魔法を総動員して防御魔法を展開する。凄まじい衝撃がバリアにぶつかり、エネルギーが火花の様に飛び散っていく。
悪鬼さんの放ったエネルギーはリオさんの張ったバリアを破壊しながら上方へ軌道を変えて砦の屋根を跡形もなく吹き飛ばした。
何とか防いだ。これ以上あれを撃たせるわけにはいかない。接近して動きを止めるしか…って、居ない?
「先ずは一人…」
デバイスの補助も全て使い切ったリオさんの目の前に彼女はいた。短槍をリオさんに突き立てようとしていた。
「手分けしましょう。ミナはあっちからお願い」
「はい」
リオさんと反対の方へと歩いていく。
「ここには見ての通り負傷者が沢山いるんだ。ウロウロしないでくれるか」
治療に当たっている兵士の人に怒られた。
「今から広域治療魔法を使います」
「君は…高位神官なのか?」
驚いて動きを止める衛生兵さん。
「いきます。《スターヒール》!」
暖かい光が辺りを包み込んで傷を癒していく。
「す、凄い…」
「重症の人は個別で治療します。案内お願いできますか?」
「あ、ああ!こっちだ」
重症者には《レネヴェイト》で一人ずつ魔法をかける。四肢の欠損がある人には《レヴィダリゼーション》を掛けて少しずつ再生。
《アドラステア》も《レナータ》も今は使えないのでこうやって時間を掛けて治療するしかない。《ラッキーシュート》が使えたら一瞬で治せるんだけどね。
みんなにお礼を言われて少し嬉しくなるけど、元気になったら前線に出て戦うのだから複雑な心境になる。
「こっちは終わったわ」
「私も終わりました」
さて、あとは作戦開始まで少し休ませてもらおうかな。
「敵襲!敵襲ーー!!」
「門を閉めろ!急げ!」
敵襲?こんな所にわざわざ来るなんて。
「敵の数は?」
「そ、それが…白銀の悪鬼一人です…!」
門を守備していた兵士が青い顔をして他の兵士に伝えている。
「向こうから来てくれた!」
「行くか!」
ソラちゃんとテュケ君は少し嬉しそう。
「私達が出るわ。ルーティアさん達の指示に従いなさい」
リオさんは近くで右往左往する兵士に言うと、私達に《フライト》を掛ける。
広場から飛んで門の向こう側へ着地。
かなり距離があるけど人が一人、こちらに歩いてくるのが見える。
白銀の長い髪をなびかせてゆっくりと歩く女性。額には上にそり返った小さな二本の角があり瞳は赤。
金属の鎧を身に纏い右手には短槍、左手には大盾。
「ユキそっくり」
「波調石を使わなくてもユキねーちゃんそのものじゃねえか」
ハルバードを肩に担いだまま呟くソラちゃんと、思わず剣を構える手を緩めるテュケ君。
「あの!私達はあなたと争うつもりはありません。幾つか確認したい事があるんです」
「戦う気が無いのならそこを退け。私はこの砦を破壊するために来た」
呼び掛けには応えてくれる。ただその声には怒気が混じっていた。
「ここには大勢の人が居ます。破壊させるわけには…」
「それがどうした?お前達人間は無抵抗な同胞を大勢殺した。これは最早、国の存続…種の絶滅をかけた戦いだ」
ゼレイアはディルダンをここまで追い込んでしまったの…?
「話して分かってはもらえそうに無いわね。向こうの言い分も正しいのでしょう。力尽くで止めるわよ」
リオさんの号令で戦闘体制に入る。
「ミナ、隙があれば波長石を彼女に押し当ててみて」
「分かりました」
止められなければ魂の確認だけでもやるって事だね。
先に動いたのはソラちゃんとテュケ君。
テュケ君は剣を引き手構えて突進していく。
「《雷龍抜虎》!」
テュケ君が剣を振り抜いて凄まじい勢いで斬り込む。それを冷静に大盾で受け流す悪鬼さん。
「これならどーだ!」
ソラちゃんはテュケ君を飛び越えて振り下ろし。一歩後ろに下がりながら短槍で綺麗に受け流している。
「なかなかやる…」
「そっちこそ」
悪鬼さんは短槍を握り直して呟く。ソラちゃんはハルバードを構え直しながら返していた。
「《アムニスコア》フルコンタクト。隙ができたら魔法を撃ち込んでいくわ。ミナも前衛に行って」
「はい!」
リオさんは自衛能力もあるし私が守らなくても大丈夫。
ディエスエグゼクリシオンを構えて距離を詰める。
テュケ君の身体を利用して視線を切って攻撃に出る。
剣の軌道に合わせて短槍を振っているけどそっちはフェイント。《ソードコントロール》で刀身を分離してエスカトンディザスターを発生させて突きを入れる。
悪鬼さんは大盾を回転させると盾を横薙ぎに振り回す。
エスカトンディザスターも弾かれたけど私は止まらない。
盾を潜り抜けると足を払う…けど、びくともしない。転がる様にして背後をとって右腕の肩関節をとりにいくけど軸をずらされて回避された。
肩には密着した状態なのでもうすぐ波長石が反応する筈。
「押さえ込むよー」
ソラちゃんが大盾をハルバードで叩き落として左腕を掴む。
テュケ君も正面から両脚をホールドする。
「舐めるな…!」
悪鬼さんが声を発すると周囲に衝撃波が生まれて私達は弾き飛ばされてしまった。
「くっ…何だ今の?」
「《捲土重来》に近い能力らしいよ。ユキさんのものとは少し違うみたい」
アウラさんの解析結果をテュケ君に伝えて構え直す。
「テュケが変な所に組みついたから怒ったんじゃない?」
「そんなわけあるかよ!」
ソラちゃんとテュケ君はまだまだ大丈夫そう。
それよりも…。
「《ダウンフォールブレンサンダー》、《アプソープドストライク》!ミナ、結果は?」
リオさんが牽制で単一高火力魔法を撃ち込んで悪鬼さんの足止めをしながら聞いてくる。
「…違います。ユキさんじゃありません!」
波長石に反応は無し。
「えー?それじゃユキみたいに頑丈な別人?」
「そんな事あるのかよ」
「あり得ないと思うよ。もう一度試してみる!」
[波長石を分析中…白銀の悪鬼にはユキの魂の存在は認められません。ただし痕跡は有ります]
痕跡…?どう言う事?
[不明。ユキの魂が内在していたのは事実です]
「魂がどこかに行ったって事?」
「なんだそりゃ…勝手に抜けるのかよ…」
溜め息混じりに聞いてくるソラちゃんとテュケ君。
「何をごちゃごちゃと…お前達では私は止められん。亜人達の怒りを思い知るがいい!」
悪鬼さんは構え直して前進してくる。
「《レイブラスター》、《グレイシアバースト》、《レイディアントラディウス》。攻撃続行よ!」
リオさんが複数の魔法を織り混ぜて連射する。悪鬼さんは大盾を前に構えて動きを止めていた。
《遮断》…!
「反撃が来ます!」
「喰らうがいい!」
受け止めた全てのエネルギーを収束させて正面に開放する。
「マズい…《ベスティンスタイン》、《オルトレネイン》、《グリューテス》、《ゼーレンブラム》、《ディストーションバリア》!」
リオさんが補助魔法を総動員して防御魔法を展開する。凄まじい衝撃がバリアにぶつかり、エネルギーが火花の様に飛び散っていく。
悪鬼さんの放ったエネルギーはリオさんの張ったバリアを破壊しながら上方へ軌道を変えて砦の屋根を跡形もなく吹き飛ばした。
何とか防いだ。これ以上あれを撃たせるわけにはいかない。接近して動きを止めるしか…って、居ない?
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