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第一章 世界のはじまりと仲間たち
〈2〉入学式です! 前
しおりを挟むついに、マーカム王立学院入学式の日がやって来た。
麗かな陽気に、真新しい制服。
ファンタジーな世界だけれど、なんだか日本みたいだな、とレオナは改めて思う。一日は二十四時間だし、長さや温度の単位的なものも大体同じ。十二ヶ月などの暦も一緒で全く違和感はない。
ただし季節は春夏秋冬ではなく、雪月風花で、花(三~五月)、風(六~八月)、月(九~十一月)、雪(十二~二月)と決まっている。貴族や奴隷などの身分制度があり、交通手段は主に馬や馬車、明かりなどは魔道具で便利、外は魔獣はびこるファンタジー世界、といった感じだ。
「くれぐれも無理をしないように」
「行ってらっしゃい。楽しんでね」
初登校の日ぐらい、とレオナの父ベルナルドは、執務を調整し、母アデリナとともに公爵邸の玄関ホールで、レオナを見送ってくれた。
後ろでルーカスが、懐中時計をちらちら確認しているということは、この後予定が詰まっているんだな、とレオナは悟る。
「行ってまいりますわ! お父様、お母様」
それぞれにささっとハグをして(本来は礼だがローゼン家は距離が近い)、兄のフィリベルトと連れ立って、馬車へと歩いて行く。学院までは馬車で十五分程度。歩けないこともない距離だが、安全のため馬車を使うように言われた。
「制服、とてもよく似合っているよ、レオナ。その髪飾りも素敵だね」
「ありがたく存じます、お兄様。マリーのお陰ですわ」
フィリベルトのスマートなエスコートで馬車に乗り込むと、早速褒められた。さすが公爵令息、抜かりがないなと、レオナは素直に感心した。褒め言葉を合図にしたかのように、馬車が走り出す。
今日はせっかくの入学式ということで、華美にならない程度に髪を編み上げてハーフアップにし、小さな赤い薔薇をモチーフにした髪留め。台座はゴールドで、表面がつや消し加工されている、レオナのお気に入りだ。マリーはお嬢様の髪色に映えますわ! とインス●グラマーみたいなことを言っていたな、と、レオナは今朝のことを思い返す。こういった身支度が、これからは日常になるのだ。
「おや、緊張しているのかい?」
「ええ少し……でもお兄様が居て下さいますから、心強いですわ!」
「うん。何かあったら、いつでもすぐに言うんだよ。私はほとんど研究のための登校だし、ランチは共通の食堂だから、一緒に食べられるしね」
「嬉しいですわ。是非、御一緒させて下さいませ」
サラサラの銀髪に陽の光が反射して、大変に麗しい公爵令息がニコニコと頷いている。――この十年でだいぶ見慣れたけれど、気を抜くと非現実的な気持ちになってしまうのは許して欲しいな、とレオナは思った。二十五年の業はなかなかに重いのだ、とも。
「学院の食堂は、基本誰でも利用できるからね、少し注意も必要かな。まあ、シャルリーヌ嬢と常に行動を共にしていれば、大丈夫。侍従は中には入れないからね」
残念ながら、番犬ヒュー君とは正門でお別れなのだとか。
王立学院なだけあって、王国騎士団と王国魔術師団が警備にあたっている都合上、基本的には護衛や侍従、メイドの帯同は許されていない。
表向きは、生徒の自主性を育てるためと言っているが、見栄の張り合いで大量の侍従を連れられても邪魔であるし、騎士団の面目もあるし、といったところだろう。
どうしても連れて入りたい場合は、お金を払って学生として入学させるのだそうだ。高額な授業料を払い、給料も払う、リッチ限定仕様! とレオナは驚いたのだった。
「はい、お兄様。御助言感謝いたしますわ」
フィリベルトの眉尻が下がっていることに、チクリと胸が痛むレオナは、彼の心配の種が例のストーカー王子にあるということも、当然分かっている。
「……可愛い妹の新たな門出は嬉しいよ。でも正直とても心配なんだ」
「ふふ、お兄様ったら」
――大丈夫、親族経営のパワハラ環境でもうまくやれてたよ! と言えたら良いのになあ。
「本当に、小さなことでも頼ってね。私はいつでもレオナの味方だからね」
銀縁のお洒落な眼鏡フレームの奥で、瑠璃色の瞳が揺れている。
――ああ、王子の件だけじゃないか。
私の『深紅の』瞳の色は、様々な憶測や中傷や、陰口の燃料になっているものね。
この王国は肥沃な大地の恩恵で農作物が豊かに育つ。
おまけに綿と絹を使用した布生産も盛んで、ドレスなどの服飾デザインも、輸出売上の一部を担っている。
二大公爵家――ローゼンとピオジェ――が貴族社会のトップであり、その下の侯爵家、一部古参の伯爵家までが『高位貴族』の定義だ。多大な権力を持ち、それぞれ領地や事業を経営して、王国の財政を支えている。
さらにその他の新興伯爵家や、子爵家、男爵家と続く。褒賞による叙爵や陞爵、血縁に恵まれず断絶、など、お家の増減が激しいので、正直全部の家名は把握できていない。
特に男爵家は、『爵位』はあるものの、商売の成功や武功による一代貴族(一代限りで、爵位の世襲は認められない)も多く、ほぼ平民と変わらない。そのため、『公爵』令嬢というネームバリューは、この国では非常に強い。その令嬢が深紅の瞳……あとは言わずもがな、だ。
――特に十四、五歳って、思春期なお年頃だし、お兄様の心配も分かるなあ。
「はい、お兄様……私、お優しいお兄様が大好きですわ!」
ふん、と両拳を握るレオナを、優しく見つめるフィリベルトは、それでも尚不安げだった。
早く慣れて安心させないと! とレオナが気合いを入れ直していると、定期的だったカッコッカッコッ……という蹄の音がカカッと鳴り響いた後、静かになった。馬車が止まったのだ。ブルルルル、と馬の鼻息が聞こえた。
ヒューゴーが学院に着いたことを知らせ、扉を開けてくれる。
レオナは、すー、ふー、と大きく深呼吸を一つしてから、先に降りたフィリベルトのエスコートで、馬車を降りた。
マーカム王立学院は、開校して三百年。十代前の国王が、先天的に魔力を有する王侯貴族の子息を積極的に集め、教育を行う場を作ったのが始まり。
その後、国力増強のため剣術指南もするようになり、現在の形になった。
卒業後は、騎士団や魔術師団に属する者も多く、学院内事情に明るいことから、卒業生が警備巡回任務に就くことも多い。
さすが、王都の西に位置する広大な土地に広がるキャンパスは、普通科、高等科、寮、食堂、研究棟、などマンモス大学もビックリな施設がずらりである。
正門は、当然騎士団員が警備で立っている。
馭者が通行証を提示しなければ馬車は入れない。
徒歩の場合は学生証を提示する。
仮に紛れて入れても、構内で巡回警備しており、学生証や身分証の提示を要求されることがある。
提示できない場合は、身分照会できるまで拘束される。
特に高位貴族の居る場所は、騎士団員と魔術師団員が常駐して睨みを利かせている徹底っぷり、の安心安全さである。
正門から入ってすぐに大きな噴水があり、ぐるりと噴水を一周すると、また正門から出られる構造になっているのが、通称『馬車広場』。
軽く同時に十台くらいは停車できそうな広さだ。さすがに通いの学生イコール、王都に屋敷またはタウンハウスがある、イコール高位貴族もしくは裕福なので、馬車を使用するということは、それだけで注目を浴びることになる。
そして今、ローゼン家紋章の薔薇を設えた馬車から、見目麗しい公爵令息が先に降りているわけで。
社交界デビューがまだである公爵令嬢は、当然ものすんごい勢いでチェックされる、というのは自明の理なわけで。
――すんません、こんなん出ましたァ~なんて言ったら確実にスべるな。やめておこう。
なーんてアホなことでも考えないと、やってらんないっての!
案の定ビシバシ刺さる視線を、四方八方、なんなら十方から感じたレオナだが
「すっげー! めっちゃ見てら」
と囁く元ヤン、でなく侍従の発言に吹きそうになった。
平常心、平常心と唱えるも、フィリベルトが菩薩の如きアルカイックスマイルで
「いつもこうだからね。ヒュー? 慣れなさいね?」
と優しく諭しているのを聞いて、へこたれそうになる。
「お兄様ったら。ヒュー、慣れてね!」
「へいへーい。……お気をつけて」
見た目だけは、完璧な礼をして見送るヒューゴー。
この気安さを許容してくれているフィリベルトは、やはり優しくて懐が深い、とレオナはいつも感心する。お兄様、大好き! と心の中で言いながら、そっと差し出されたその肘に、手を添えて歩き出そうとすると、
「おはよう!」
前から小走りしてくる、満面の笑みの金髪碧眼王子。困り顔の騎士二名付き、が目に入った。
――うおっ!? 早速来たなっ! 早いな!? 早すぎやしないか!?
ピキーン! と触れたら一瞬で凍りそうな空気が、約二名からダダ漏れている。
――あっれえ? さっきまで春麗かな陽気~、なんて感じていたはずが、寒いな! なぜだか急に寒いな!
身震いするレオナは、フィリベルトとヒューゴーの顔を、とても見られない。
「会えるのを、とっても楽しみにしていたんだ!」
フンスフンス言っている王子に対し、その鼻息って、息切れなの? 興奮なの? どっち!? と気になり会話が全く耳に入ってこないレオナ。もしかしなくても待ち伏せされてたのか!? と思うに至る。
――あー、なるほど。だからあの視線の数々か!
異常に刺さるのなんで? って思ってたんだよね~
と一人納得するレオナの代わりに、
「おはようございます、殿下」
そつなくニコリと返すフィリベルトは、流石である。
「うん」
だが。一言返事をしてすぐさまレオナに向き直る王子は、失礼以外の何者でもない。
軽く時候の挨拶くらいはすべきであり、だからローゼン家で密かに『残念王子』と呼ばれてしまうのだ。
ヒューゴーから漏れ出る殺気を、どうせ気付いてもらえないのだから、今すぐ仕舞いなさい、出すだけ無駄骨よ、と言いたいところなレオナだったが、王子の背後の近衛騎士達には効果ありと見て、どうすべきか考える。
近衛騎士二人の顔面は、可哀想に、今や蒼白になっていた。
「大変ご無沙汰しており、恐縮に存じます、殿下」
とりあえず、努めて冷静に、感じ良く丁寧にご挨拶することにしたレオナは、でもしばらく会ってないですよね! と言外に匂わせる。
「うん。レオナを会場までエスコートしたいなと思って、迎えに来たんだ!」
……は?
は??
今なんつった???
時が。止まった。
さすがのフィリベルトも、青筋を隠せていない。
ヒューゴーは、殺気だけで熊でも殺せそうな勢い。
近衛騎士達は、不憫なくらいにガクガクしているが、それでもエドガーには気づかれていない。
――オーウ、ザンネンネー……
思わず脳内でカタコトになってしまうぐらいの、衝撃である。
確かに学院内では『身分に関わらず切磋琢磨せよ』との方針で、そこまで厳格なマナーを求めなくても良いとされている。
だが例え王族でも、女性の名は本人が許すまで、決して呼び捨てにしてはならない。
さらに、殿下自らが出迎えた挙句『エスコートで入学式会場入りした』となったら、確実に婚約者候補であり、なんなら既定路線かのように吹聴されるだろう。
レオナ的には速攻『だが、断る!』だ。
しかし、王族相手に下手に断れないしな~、どうしたものかな~、と悩んでいると
「恐れながら殿下」
フィリベルトが半歩前に出、レオナをかばうように立ってくれた。
「大変光栄なご厚意に、兄として感謝申し上げます。ですが我が妹は成人前、かつデビュー前の身。殿下御自らエスコートされるなど、過分なお心遣いにございます。何卒ご容赦下さい」
「……かぶん?」
えっ、そこ引っかかるの? と絶句するこの場の全員。
きょとり、と首を傾げる我が国の第二王子、十四歳。
「大変失礼と存じますが、どうか発言をお許しください」
すると、王子の背後に控えていた、金のロングヘアを後ろで結んだ容姿端麗な騎士が、言葉は遠慮がちに、だが身体はしっかりと進み出た。
フィリベルトが無言で頷く。
その近衛騎士は、会釈をした後で王子に向き直り、厳格な声で告げた。
「殿下。突然ご令嬢をそのようにお呼びして、お誘いしてはなりません。さあ、ご挨拶はお済みでしょう。我々だけで参りましょう」
態度は丁寧だが、有無を言わさない雰囲気があった。
「え、でも……」
戸惑うエドガーだったが、
「では後ほど、殿下」
「式典でのご挨拶、楽しみにしておりますわ」
さり気なくその発言を遮り、兄妹で間髪入れずに礼をする。まさに、言わせねーよ! である。
お先に失礼を、と綺麗な騎士礼を返し、素早く強引に残念王子を連れて行ってくれた金髪騎士に、『めちゃくちゃありがとう!!』とレオナは心の中で手を合わせた。
これからもきっと大変お世話になります! と。
「はぁ……想定以上になんというか、あれだね」
フィリベルトが緊張を解いてくれたお陰で、ポカポカ陽気が戻ってきた。
「あれでしたわね」
「あれですし、あれだけの殺気に気付かないのも、あれな才能っすね」
ヒューゴーが、こめかみを押さえている。
いやもうどれ!? って感じだけど、君は頑張ったよ! 近衛騎士様達ガクブルだったよ! とレオナは心の中で賛辞を贈る。
「とりあえず、すぐに報告上げておきます」
サッと礼をするヒューゴーにコクリ、と頷くフィリベルト。
こんなにわずかなやり取りで、これ程の人達を疲れさせてくれる残念王子。なかなかやりよるな! とレオナは独り頭を抱えた。
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改稿2023/1/4
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※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
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