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「ミリアが、生贄の乙女……ふ、ふふふ、生贄ならば、僕の部屋に閉じ込めても死なないよね、だって生贄が逃げ出すなんて民の気持ちをそむくよね……」
「違う、違うから、ロッド思い出して、子爵令嬢の私と”結婚”するための作戦でしょっ!」
ロッドが我に返らなかった。
「生贄……きっと薄着の白装束をまとって捧げらっるんだ……。緊張してこわばった顔をするミリアに……僕は目いっぱい優しく」
……どんな妄想してるんだ。そもそもそんなに欲望まみれ、煩悩まみれな神様がいていいんかね?
その時点で矛盾してますけど?
「生贄って、湖に沈めたり、土の中に埋めたり、祭壇で心臓一突きにしたりするやつでしょ?民はこぞって私を祭壇の前で私の命を捧げようとするでしょうね」
ロッドが我に返った。
「皆殺しだ」
想像の中で民を皆殺しにし始めたようです。忙しいな、ヤンデレの脳内。
「そうか、やはり、全員殺せば、僕とミリアは結婚できると、そういうことだね」
違うわ!
「そうじゃないわ。神!尊い!と思われれば、ロッド様の言うことに間違いはない!ロッド様が選んだ女性なら位が低くても問題があるはずがない!ロッド様がお選びになるのだ何か深い理由があるだろう!ということで、子爵令嬢ごときがと言われなくなるというわけです」
ロッドが首を傾げた。
なぜ、理解できぬのだ?
「推しの言葉は正義です!空が赤いと言えば、空の色は赤で間違いないんです!リンゴは毒だと言えば、リンゴは毒になるのです!推しとはそういうもの、神のような存在、つまりロッド様には全国民の推しになってもらいます!そうすれば、子爵令嬢の私がロッド様と結婚できることでしょう!」
推しが幸せなら、相手がだれであろうと祝福するのが推し道というもの!そこで離脱するやつは二度と推しのことを語るな!邪教徒め!
「ミリアと結婚……」
「そう、私と結婚するために、とにかくロッド様にはスーパー人間になってください!3年かかる勉学を1年で修め帝国の学園を主席で卒業し、国に戻り学園に入学。もちろん生徒会長として活躍しつつこれまた1年で主席で卒業。在学中に発表した論文は学会をざわつかせ、剣術大会では騎士団長をも膝をつかせる、それくらいすごい人に……」
……さすがに、無理か。主席はやりすぎか。在学中にというのも無理か。騎士団長も欲張りすぎかな。
「分かった。他には?」
分かったの?いや、無理でしょう、無理無理。でも、その半分でも十分優秀さを見せつけられるよね?
「いえ。ロッド殿下はとにかく優秀で、民に慕われ神がかっていると思われ尊ばれるように頑張ってください。それが一つ目の結婚する方法です」
ロッドが私の立てた2つの指を見た。
「違う、違うから、ロッド思い出して、子爵令嬢の私と”結婚”するための作戦でしょっ!」
ロッドが我に返らなかった。
「生贄……きっと薄着の白装束をまとって捧げらっるんだ……。緊張してこわばった顔をするミリアに……僕は目いっぱい優しく」
……どんな妄想してるんだ。そもそもそんなに欲望まみれ、煩悩まみれな神様がいていいんかね?
その時点で矛盾してますけど?
「生贄って、湖に沈めたり、土の中に埋めたり、祭壇で心臓一突きにしたりするやつでしょ?民はこぞって私を祭壇の前で私の命を捧げようとするでしょうね」
ロッドが我に返った。
「皆殺しだ」
想像の中で民を皆殺しにし始めたようです。忙しいな、ヤンデレの脳内。
「そうか、やはり、全員殺せば、僕とミリアは結婚できると、そういうことだね」
違うわ!
「そうじゃないわ。神!尊い!と思われれば、ロッド様の言うことに間違いはない!ロッド様が選んだ女性なら位が低くても問題があるはずがない!ロッド様がお選びになるのだ何か深い理由があるだろう!ということで、子爵令嬢ごときがと言われなくなるというわけです」
ロッドが首を傾げた。
なぜ、理解できぬのだ?
「推しの言葉は正義です!空が赤いと言えば、空の色は赤で間違いないんです!リンゴは毒だと言えば、リンゴは毒になるのです!推しとはそういうもの、神のような存在、つまりロッド様には全国民の推しになってもらいます!そうすれば、子爵令嬢の私がロッド様と結婚できることでしょう!」
推しが幸せなら、相手がだれであろうと祝福するのが推し道というもの!そこで離脱するやつは二度と推しのことを語るな!邪教徒め!
「ミリアと結婚……」
「そう、私と結婚するために、とにかくロッド様にはスーパー人間になってください!3年かかる勉学を1年で修め帝国の学園を主席で卒業し、国に戻り学園に入学。もちろん生徒会長として活躍しつつこれまた1年で主席で卒業。在学中に発表した論文は学会をざわつかせ、剣術大会では騎士団長をも膝をつかせる、それくらいすごい人に……」
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分かったの?いや、無理でしょう、無理無理。でも、その半分でも十分優秀さを見せつけられるよね?
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ロッドが私の立てた2つの指を見た。
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