風俗に行った話

T@u

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風俗に行った話③

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ついに女性と対面した。

年齢は30手前くらいだろうか

正直な話 凄く綺麗な人というわけでは

なかった しかし、いざサービスが始まって

みると色々な意味で私のテンションは

上昇した。

 

まず 相手の女性 話す日本語がカタコトだ

そして 肩には 大きめの蝶のタトゥー

 

その女性にどんな背景があるのか 私には

わからないが その風貌が まるで漫画のよう

というか あまりに私のイメージしていた

風俗 という アングラな業界を体現していて

とても心地よかった。

 

肝心のサービスは上半身から下半身にかけて

行われた。 性知識が保健体育とネットで

完結している私にとって 現実はこんなもの


というがっかり感も少なからずあったが

 

今日初めて顔を合わせた男女が部分的な

性行為を行っているという事実は 元来

そういう経験から遠かった私にとっては

嬉しいものだったし貴重なものだった。

 

結局 私は緊張して 達することが出来ず

相手女性は不満そうに見えた。 私自身も

不完全燃焼というか申し訳ない気持ちでは

あったが お礼を言って外に出た後 

 

友人達と自らが体験した性の冒険について

話しているとき 私はとても楽しかった。

 

ありがとう 蝶のタトゥーの人

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