私が好きなのは……

タマゴあたま

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私が好きなのは……

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 柳次:お前さ、興奮して今一人でやってるんだろ?
 まき:あ、してます……
 柳次:今一人でしてますって恥ずかしくないの?
 まき:恥ずかしいです
 柳次:「私は溢れる性欲に勝てません」って言えよ
 まき:私は溢れる性欲に勝てません……
 柳次:本当に言いやがったよ。そうだよな。メス犬みたいに興奮してグチュグチュいじってるんだよな?
 まき:はい……
 柳次:今服着てるんだっけ?
 まき:着てます
 柳次:犬は服着ないよな?
 まき:はい
 柳次:じゃあ脱ごうか
 まき:わかりました
 柳次:一気に脱ぐなよ
 まき:なにからですか?
 柳次:一枚ずつ脱いで、その度に私はエッチですって言えよ
 柳次:上から脱げ
 まき:恥ずかしいです…
 柳次:恥ずかしがってんじゃねえよ
 まき:わかりました……。脱ぎます
 柳次:犬なんだから大人しくご主人様に従え
 まき:はい、ごめんなさい
 柳次:早く脱げよ
 まき:私はエッチです
 柳次:あ? 聞こえない。はっきり言え
 まき:私はエッチです
 柳次:よし、えらいな。次も脱げ
 柳次:恥ずかしがってないよな?
 まき:脱ぎました
 柳次:今上半身裸なわけだが、どんな気分だ?
 柳次:ご主人様に言ってみな
 まき:ムラムラします
 柳次:は? 勝手にムラムラしてんなよ
 まき:ごめんなさい
 柳次:さっさと下も脱げ
 まき:はい
 柳次:脱いだか?
 まき:脱ぎました……
 柳次:ああ、確かに脱いでるな
 柳次:だが
 まき:触っていいですか?
 まき:え?
 柳次:私はエッチですって言ってないよな……?
 まき:忘れてました……
 柳次:忘れてんじゃねえ。罰として、目隠しだ。
 柳次:ほら、タオルやるから勝手に結べ
 まき:ありがとうございます
 柳次:よし、目隠ししたな
 柳次:お前は今どんな状態だ?言ってみろ
 まき:裸で目隠ししてます
 柳次:裸? 俺がいつパンツも脱いで良いって言ったよ
 柳次:言ったか? なあ?
 まき:ごめんなさい
 まき:もう脱いじゃいました……
 まき:履きます
 柳次:それでいい
 柳次:履いたな? それを脱げ
 まき:はい……
 柳次:おいおい聞こえねえな
 柳次:もう忘れたのか?
 まき:あ
 柳次:あじゃねえ
 まき:私はエッチです……
 柳次:もういい。遅え
 まき:ごめんなさい
 柳次:ほんとアレいじることしか頭にないんだな
 まき:はい
 まき:もういいですか?
 柳次:忘れてた罰だ。触るな。しかし、胸だけ触るのを許可してやる。ありがたく思え
 まき:わかりました……。ありがとうございます
 柳次:胸でイクまで下は触んなよ? ここでみてるからな
 まき:はい……
 柳次:さっさとやれよ。メス犬
 まき:触ってます
 柳次:ご主人様に聞こえるようにキャンキャン喘げよ
 まき:あんまりよくわからないです……
 柳次:は? 何口答えしてるんだ?
 まき:ごめんなさい
 柳次:お前はメス犬だろ? 汚らしく吠えてりゃいいんだよ
 柳次:「私はメス犬です。ご主人様に従います」って言ってみろ
 まき:私はメス犬です。ご主人様に従います
 柳次:よし。
 柳次:さっさと続きをやれ
 まき:はい
 まき:あっ
 まき:きもちいです……っ
 柳次:いきそうか?
 まき:いきそうです……
 柳次:まだいくなよ
 まき:あ
 まき:いっちゃいました……
 柳次:はあぁ……
 まき:ごめんなさい
 柳次:どうしようもねえメス犬だな
 まき:どうすればいいですか?
 柳次:まあ、俺の言う通り胸でイッたんだ。利口なメス犬にはご褒美が必要だな。欲しいか?
 まき:欲しいです
 柳次:よし、その場にしゃがめ。目隠しは取るなよ
 まき:しゃがみました
 柳次:目隠しを取れ
 まき:はい。あ……
 柳次:何が見える?
 まき:棒です
 柳次:そうだな。
 柳次:お前が欲しくてたまらないご主人様の棒だよ。しゃぶっていいぞ
 まき:ありがとうございます……♡
 柳次:おいがっつくな。痛えだろ!
 まき:ご、ごめんなさい……
 まき:自分の触りながらでいいですか?
 柳次:あーあ。嬉しくて濡らしちゃってるな
 まき:はい……
 柳次:触るな。まずはご主人様を気持ちよくさせてからだろ
 まき:わかりました
 柳次:ゆっくり丁寧に舐めろよ。
 まき:はい
 柳次:ちょっとでもしくじったらお預けだからな
 まき:早くいきたいです……
 柳次:じゃあ俺を早く気持ちよくさせるんだな
 まき:はい
 柳次:よし。それがメス犬の仕事だ。
 まき:気持ちいですか?
 柳次:黙って早くしろ
 まき:はい
 柳次:もっと強く吸うんだよ
 まき:どうですか?
 柳次:舐めるばっかりだな。他のところも触るんだよ。気が利かねえメス犬だな
 まき:ごめんなさい……
 柳次:いって! そんなに強く握るんじゃねえ!
 柳次:これで終わりにするか? なあ?
 まき:弱くします。ごめんなさい……。やめないでください……
 柳次:それでいい
 柳次:ん…いいぞ。そう、ゆっくりとだ
 まき:いきそうなんですか?
 柳次:ば、馬鹿言え。これはお前のためにやってるんだ、よ……
 まき:あ、ありがとうございます♡
 柳次:わ、わかったなら早く続きをやれ……
 まき:はぁい
 柳次:くっ…ふっ……うぁ……
 まき:柳次さん、だしていいですよ
 柳次:な、なに…生意気なこと、言ってんだ……
 まき:ふふっ。ごめんなさい
 柳次:は、早くやれよ……はやく……
 まき:はい
 柳次:んっ…!
 まき:気持ちいですか?
 柳次:あ、頭寄せろ! 口に出すからな!
 柳次:……っ! ん…っ!!
 柳次:っはあ……はあ…
 柳次:く、口から、出すなよ……
 まき:ふぁ……い
 柳次:飲み込め
 柳次:全部飲み込んだな。
 まき:はい。この通り
 柳次:よし。それでこそ俺のメス犬だ
 まき:今度こそ触ってもいいですか?
 柳次:いいぞ。ご褒美に触らせてやる。それとも俺が触ってやろうか? 今の俺は気分がいいからな。
 まき:柳次さんに触ってほしいです。
 柳次:性欲しかねえメス犬だなお前は
 柳次:どこ触って欲しいか言ってみろ
 まき:股を触って欲しいです
 柳次:股? じゃ、太ももの内側だけでも良いんだな?
 まき:いや……そうじゃなくて……
 柳次:ん?
 まき:言えないです……
 柳次:言え
 まき:穴を触って欲しいです……
 柳次:穴? じゃあ、尻の穴で良いな
 まき:その上です
 柳次:その穴には名前があるよな?
 柳次:メス犬がいじりまくってるんだから、名前くらい知ってるよな?
 まき:言えないです……
 柳次:性欲のせいで馬鹿になったか。
 まき:そうかもしれないです……
 柳次:仕方ねえな。じゃあ「私のアレいじってください」って言え
 まき:恥ずかしいです……
 柳次:言え
 まき:私のアレいじってください
 柳次:よし。よく言えたな
 まき:恥ずかしいです……
 柳次:お望み通りいじってやるからな。ご主人様に感謝しろ
 まき:ありがとうございます
 柳次:もうグチョグチョに濡れてんな
 まき:はい
 柳次:ほら、ここもたってるぞ
 柳次:いやらしいな、お前は
 まき:ごめんなさい……
 まき:もういきそう……
 柳次:気持ちいいか? まだいくなよ
 まき:柳次さん、いじわるしないでください……
 柳次:大サービスだ。指入れてやる
 まき:あ、ありがとうございます
 柳次:濡れてるからすっと入るな。
 まき:やばいです……。いきそうです……
 柳次:あーあ。指を棒と勘違いしてるな
 まき:変態って言ってください……
 柳次:ぎゅうぎゅう締め付けて。締め付けたって何も出ないのになあ
 柳次:なんだって? 聞こえなかった
 まき:変態って言ってほしいです
 柳次:ああ、言ってやる。メス犬
 まき:ありがとうございます
 柳次:メス犬で十分なのかよ。ほんと頭が馬鹿になってるな
 まき:もっとお願いします
 柳次:馬鹿なメス犬のために指二本入れてやるよ
 まき:ありがとうございます
 柳次:それで、これが聞きたいんだろ?
 柳次:へ・ん・た・い
 まき:いきました……
 柳次:早えな。とんだメス犬だよ
 まき:ごめんなさい……
 まき:すごく気持ちよかったんです……
 柳次:どうしようもねえな
 柳次:また弄んでやるからそれまで「待て」だ。いいな?



「はいカットーー! いやーいつも名演技だね。ちゃん?」

 私は自慢の長髪が乱れるのも構わず、叫んでいた。私は録りおえた達成感とからかえた面白さでニヤニヤが止まらなかった。私たちは年に一度開催されるメディア即売会に出品するための音声を録っていた。

「もー! 勘弁してくださいよー!」

 まきちゃん、いや、まきちゃん加藤真かとうまことくんは顔を真っ赤にしながら両手を振り上げる。私よりも背が低いから怒ってる姿さえかわいい。

「だいたい、なんで男女逆なんですか! 女の子役はやなぎ先輩がやればいいじゃないですか! 女の子なんですから!」
「まことくんだってノリノリだったじゃないか。語尾にハートマークが見えていたよ?」
「そ、それは……」

 まことくんがむーっとほっぺたを膨らませる。いちいち可愛いなあ。

「この作品はまことくんの可愛い声だからこそ成り立つんだよ。それに私はハスキーボイスだから、男役のほうが似合ってるんだ。それに、私の声って女の子に結構人気なんだよ」
「そりゃ柳先輩の人気はわかってますよ。去年は百枚も作ったのに、たったの二時間で完売しましたし。買いに来る人ほとんど女性だったし」
「おや、男の人もいたじゃないか。『まきちゃんの声がすっごく可愛い』って。良かったねえ、まきちゃん」
「素直に喜べませんよ……」
「今更だが、別に無理に付き合ってくれる必要はないんだよ?」
「本当に今更ですね。前に先輩が言ってくれたじゃないですか。『君の声が好きだ』って。僕の声男っぽくなくてちょっとコンプレックスだったからとても嬉しくて。それに……」

 まことくんが少しうつむく。どうしたのだろうか。

「それに?」
「好きですから」
「好き!?」

 声が裏返ってしまった。

「え? あっ! いや、先輩の声のことですよ! 先輩の声が、ですから!」

 まことくんが顔を真っ赤にする。つられてこっちまで赤くなってしまう。

「ま、まあ。まことくんのおかげで今年も良い作品が作れたよ。ありがとね」
「は、はい。今年も売れるといいですね」
「そうだね。宣伝にも力を入れていこうか」
「はい!」

 私が好きなのは、まことくんの声だけではないことはもう少し秘密にしておこう。
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