シャドウデイ

ケジメと修行

殻を破り生まれた獣

彼女は小物といえば小物かもしれない。だが、1番の小物はそんな奴らにも刃向かえなかった私だ。今でさえこんな口調だか、内心は震えが止まらない。やばい、バイブスブチアゲぽよー！(☝ ՞ਊ ՞)☝
という訳で今私は奴らが朝会をしている体育館前に来た、ライフル片手に。
マスターのやつを借りてきたんだけど、下手な脅しよりよっぽど効果あるよね。
震える手がドアを開ける。中に居た多くの生徒の視線が私に集中する。｢真央だ！｣｢良かった｣と言う者もいれば、｢何で…ライフル？｣と、不安の声をあげる者もいる。たくさんの声が上がる中で、ひときわ震えている声の所へ人混みを掻き分けてゆく。その声の主は案の定 英信だ。｢な、なななななんであんたがこんな所に？？？｣こいつの顔を見た途端殺意が込み上げてきた。もっと痛めつけたい、私の痛みはこんなものでは生ぬるい。彼女にとって私の顔が何に見えたかは分からないが、彼女は恐怖のあまり失禁、べそまでかき始めた。まだ、まだ、まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ。こんなもので知った気になるな、もっと地獄だったんだ。私はこいつに、彼も、親も、人生を、奪われたんだ。
銃口を奴の股に抉り込んでから、血と尿まみれの銃口を口にぶち込む。｢地獄で詫びろ｣引き金に手をかける…