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第五章 魔法少女 七禍 術式使いの猫娘☆
杖職人の家
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「ほのか、お前杖がないだろ、杖職人のところに行かないと」
「杖職人?」
「そうは言っても先輩。破魔市に杖職人なんかいますか?」
「ん?お前たち今までどうやってたんだ?」
「ミッキュ からもいだ」
「姉ちゃんのお古」
かおりちゃんの笑顔が固まった。
「おい、ミッキュ 、ちょっと来い」
「なにッキュ?」
かおりちゃんがぽんとミッキュ の頭に手を置いて優しく言った。
「お前も、大変、だったな」
「か、かおり」
うるうるの瞳をして、ミッキュ がかおりを見上げる。なんか私たちが酷い扱いしてるみたいで、なんか納得いかない。
「だがこれとそれじゃ話が違うんじゃあ!!!」
「ミィッ!!!」
かおりの手がミッキュ をそのまま押しつぶす。
無残にもミッキュ は地面にめり込んだ。
「魔法少女の杖がお古だったり、どこの馬の骨とも分からない木の枝で務まるか!ついてこいお前ら!」
力強く言って商店街を歩いていった先は小さな一軒家だった。かおりちゃんが入ろうとすると
「出禁出禁出禁出禁出禁」
けたたましい警報が鳴り響いた。この人昔なにしたんだ?
「おらぁ!邪魔するぞ」
ドアを蹴破った。女子中学生がすることではない。
「ひぃいい!」
何やら夜逃げするような格好をした。男の子が一人。よく見るとローブをつけているがうちの制服を着ていた。前髪が長くあまり表情はうかがえない。
かおりちゃんはつかつかと歩いていき、彼を壁際まで押しやった。そして壁に手をつく。
「な、な、な、なんで、記憶を失ったんじゃ?」
「はぁ?」
さらにぐいっと近づく。
「近っ近い、あ、当たって」
「あててんだよ」
かっけぇっす、かおりさん、てか、羨ましいな!あの男!
「きゃー斉藤のエッチー」
棒読みだった。
「いや、かおりが」
「私、襲われちゃうー」
「いや、それはない」
「あ?」
「ひぃぃ!」
あ、胸ぐら掴まれてる。彼が助けを求めるようにこちらを見てくる。ごめんね。私逆らえないんだ
「杖をよこせ!セクハラの慰謝料だ」
「いや、でも、かおりが勝手に、それに、君には、僕が作った杖あげてるじゃないか」
「私じゃねぇよ。こいつらのだよ」
「んじゃあ、終わったら、学校集合なっ!」
かおりちゃんはドアがなくなった店の扉を出て行く。あ、そうだ!学校のどこに行けばいいか聞いてない。
「さきちゃん、ミッキュ 、かおりちゃんに詳しい集合場所聞いてくる」
扉を出て数メートル先にかおりちゃんがいた。
「おーいかおりちゃ・・・ん?」
「恥ずい恥ずい恥ずい恥ずいアーッ!あ、」
耳まで真っ赤にしたかおりちゃんがそこにいた。
「へ~ほ~ふ~ん、かおりちゃんはああいうおとなしい人がタイプなんだぁ?へ~」
ぎくっと体を震わせて、かおりちゃんが真っ赤な顔で振り返った。いやぁ普段豪快な人がしおらしいとなんかいいよね!
「み、見てたのか?」
「え~なんのこと~?」
ミシッと空気が揺れる。ん、やばくね。
「・・・てやる」
「へ?」
「記憶を消してやる!!」
次々と氷の刃が飛んでくる。死ぬって、ちょ、まって。ぎゃあああああ。
「ん?かおり先輩忘れ物か?なんでほのかはぼろぼろなんだ」
首根っこを掴まえられて、引きづられていた。からかいすぎたな。
「えっと」
無言の圧力がかかる。
「こ、転んじゃって」
杖職人さんが心配して
「泥だらけじゃないか。風呂場使っていいから。ほのかちゃん洗っておいで。杖を置いておくから、それで服を洗って干していいから」
「な、風呂?!」
バタンと音がして、かおりちゃんが外に出ていった。数秒後、
「・・・私も入る」
泥だらけのかおりちゃんが入ってきた。
「杖職人?」
「そうは言っても先輩。破魔市に杖職人なんかいますか?」
「ん?お前たち今までどうやってたんだ?」
「ミッキュ からもいだ」
「姉ちゃんのお古」
かおりちゃんの笑顔が固まった。
「おい、ミッキュ 、ちょっと来い」
「なにッキュ?」
かおりちゃんがぽんとミッキュ の頭に手を置いて優しく言った。
「お前も、大変、だったな」
「か、かおり」
うるうるの瞳をして、ミッキュ がかおりを見上げる。なんか私たちが酷い扱いしてるみたいで、なんか納得いかない。
「だがこれとそれじゃ話が違うんじゃあ!!!」
「ミィッ!!!」
かおりの手がミッキュ をそのまま押しつぶす。
無残にもミッキュ は地面にめり込んだ。
「魔法少女の杖がお古だったり、どこの馬の骨とも分からない木の枝で務まるか!ついてこいお前ら!」
力強く言って商店街を歩いていった先は小さな一軒家だった。かおりちゃんが入ろうとすると
「出禁出禁出禁出禁出禁」
けたたましい警報が鳴り響いた。この人昔なにしたんだ?
「おらぁ!邪魔するぞ」
ドアを蹴破った。女子中学生がすることではない。
「ひぃいい!」
何やら夜逃げするような格好をした。男の子が一人。よく見るとローブをつけているがうちの制服を着ていた。前髪が長くあまり表情はうかがえない。
かおりちゃんはつかつかと歩いていき、彼を壁際まで押しやった。そして壁に手をつく。
「な、な、な、なんで、記憶を失ったんじゃ?」
「はぁ?」
さらにぐいっと近づく。
「近っ近い、あ、当たって」
「あててんだよ」
かっけぇっす、かおりさん、てか、羨ましいな!あの男!
「きゃー斉藤のエッチー」
棒読みだった。
「いや、かおりが」
「私、襲われちゃうー」
「いや、それはない」
「あ?」
「ひぃぃ!」
あ、胸ぐら掴まれてる。彼が助けを求めるようにこちらを見てくる。ごめんね。私逆らえないんだ
「杖をよこせ!セクハラの慰謝料だ」
「いや、でも、かおりが勝手に、それに、君には、僕が作った杖あげてるじゃないか」
「私じゃねぇよ。こいつらのだよ」
「んじゃあ、終わったら、学校集合なっ!」
かおりちゃんはドアがなくなった店の扉を出て行く。あ、そうだ!学校のどこに行けばいいか聞いてない。
「さきちゃん、ミッキュ 、かおりちゃんに詳しい集合場所聞いてくる」
扉を出て数メートル先にかおりちゃんがいた。
「おーいかおりちゃ・・・ん?」
「恥ずい恥ずい恥ずい恥ずいアーッ!あ、」
耳まで真っ赤にしたかおりちゃんがそこにいた。
「へ~ほ~ふ~ん、かおりちゃんはああいうおとなしい人がタイプなんだぁ?へ~」
ぎくっと体を震わせて、かおりちゃんが真っ赤な顔で振り返った。いやぁ普段豪快な人がしおらしいとなんかいいよね!
「み、見てたのか?」
「え~なんのこと~?」
ミシッと空気が揺れる。ん、やばくね。
「・・・てやる」
「へ?」
「記憶を消してやる!!」
次々と氷の刃が飛んでくる。死ぬって、ちょ、まって。ぎゃあああああ。
「ん?かおり先輩忘れ物か?なんでほのかはぼろぼろなんだ」
首根っこを掴まえられて、引きづられていた。からかいすぎたな。
「えっと」
無言の圧力がかかる。
「こ、転んじゃって」
杖職人さんが心配して
「泥だらけじゃないか。風呂場使っていいから。ほのかちゃん洗っておいで。杖を置いておくから、それで服を洗って干していいから」
「な、風呂?!」
バタンと音がして、かおりちゃんが外に出ていった。数秒後、
「・・・私も入る」
泥だらけのかおりちゃんが入ってきた。
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