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第五章 魔法少女 七禍 術式使いの猫娘☆
ほのかの杖
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「と、とりあえず、魔力を測らせて」
そっと手をとる。思わずドキッとしてしまうが、背後のかおりちゃんの顔を見て、気を引き締めた。まだ死にたくないもんね。
「よし、君は記憶の魔法を使えるんだね。魔力は少ないから使い勝手が難しいだろう。バッテリーのような機能をつけとくね。少ない魔力でも、少しずつ魔力を貯めておけばいざというときに、君を助けてくれる。あとは術式もさまざまな魔法に対応できるようなオールマイティな物にしておくよ。」
「ありがとうございます!」
いやいやと首を振る。
「杖は魔法使いにとって大事な一品だ。作らせてもらえて光栄だよ。ちょっと下がってくれるかい?」
さて、と杖職人は杖をふるう。
「最適選択(ベストチョイス)、記録(レコード)、裁断(カット)、混合(ミックス)、蓄積(チャージ)、火水風金土(オールカラー)、癒し(ヒール)、生活魔法(ライフサイクル)、戦闘狂(バーサーク)、記憶(メモリー)!かの者に最適なる杖を与えん!杖製作魔法(オンリーワン)発動!!」
次々に木々が刻まれて、さまざまな光が現れては用意された木に吸い込まれていき、最後には様々な木が絡み合ったマーブル模様の杖が残されていた。細かな術式がびっしり杖に刻まれていた。
「さぁ、君の杖だ」
表面の数多の窪みが手に馴染み、心地よい。
「これが私の杖」
「振ってみて」
「うん!」
これが私の新しい杖!可愛らしく、ちっちゃな花火でもあげよう。そいや!
「ミキュキュキュ!!ミギャアアア!」ちゅどーん
あれ?
あっきたねえ花火だ。
「しっしっし感謝しろよほのか。こいつの杖は普通手に入らない超超超一級品。カウンターズの6番六駆の杖と言えば、魔法国の人間がだれしも欲しがる品物だ。ぶっちゃけ家が立つほどの金額がする。」
え、、、。私の気持ちは花火と同じようにしおれていった。そんな金額中学2年生の私には到底払えない。
「わ、わたし、お金ないよ、」
「あぁ安心しな。こいつが稼いだ広告費があるだろ。あれを振り込んだらいい」
黒焦げのミッキュ を足で小突く。
「もう、好きにしてっきゅ」
哀れだ。
でも、まさか、第1章の伏線がここに来て活きるなんて、長く続けてきて良かったありがとう!みんな!
「ほのか?どこ見てんの?」
「あぁさきちゃんごめん、少し大きなお友達とお話ししてた」
「?まぁいいけど」
「さきちゃんは杖は?」
「わたしは姉ちゃんの杖を引き続き使うよ。この杖は代々受け継がれてきたものだから。」
「だったら、チューナップをしてあげよう。」
斉藤さんが杖で杖を叩いていく。叩くたんびに、音が変わり、それまで雑多だった魔力が綺麗になっていくのを感じる。
「君の中には2人の魔法少女の力を感じる。君の魔法も合わせて3人がその杖で戦えるようにしたよ。あと、とっておきのおまけの機能もつけておいた」
さきちゃんの杖は茶色をベースにして、赤と青色のラインが入ったものだった。私の術式が魔法語に対して、さきちゃんのは漢字がベースになっていた。
「すごい、今まではいろんな人の雑念が絡み合ってとてもまがまがしい杖で扱いにくかったけど、この杖は今では私のために作られた杖のように、いつまでも握っていたい気持ちをさがある。」
「そこまで言ってくれてうれしいよ。今度、杖を新調することがあればぜひ声をかけてね」
私たちは新しい杖を手にすることができた。
「六駆さんカウンターズだったんですね」
「メンバーの中で一番最期に入ったメンバーだけどね。」
「一は最強の暗殺者、二葉は最悪の魂使い、三千代は最大の魔力保持者、四葉は最高の運持ち、五葉は最期の魔法少女、六駆は最上の杖職人、七禍は、最多の魔法術式研究者、罠華八は最古の霊術師、裂九羅は最速の魔法騎士、零華は最終兵器ってな。しっしっし。話は聞かせてもらったが、お前たちよく生き残ったな」
「全くだよ。」
「私たちまだ、七禍さんにはあってないよね」
六駆さんとかおりちゃんが苦い顔をする。
「あぁあいつはいいんだよ」
「ん~なんというか。すごい人なんだけど」
「彼女は今破魔市に来てるッキュよ。魔法を一般人に見られてもいいように、町全体に術式を貼ってるッキュ」
「「!?」」
二人がおののく、ていうか恐怖で震える。
「かおり、僕と結婚してくれ」
「ああ!もちろんだ!」
「ちょ、二人とも落ち着いて、まだ結婚できる歳じゃないよ」
すると、目の前が爆発する。なんだリア充だから爆発したのか!
「ひゃっはー☆誰か呼んだかにゃ★」
猫耳少女が飛び出してきた。
そっと手をとる。思わずドキッとしてしまうが、背後のかおりちゃんの顔を見て、気を引き締めた。まだ死にたくないもんね。
「よし、君は記憶の魔法を使えるんだね。魔力は少ないから使い勝手が難しいだろう。バッテリーのような機能をつけとくね。少ない魔力でも、少しずつ魔力を貯めておけばいざというときに、君を助けてくれる。あとは術式もさまざまな魔法に対応できるようなオールマイティな物にしておくよ。」
「ありがとうございます!」
いやいやと首を振る。
「杖は魔法使いにとって大事な一品だ。作らせてもらえて光栄だよ。ちょっと下がってくれるかい?」
さて、と杖職人は杖をふるう。
「最適選択(ベストチョイス)、記録(レコード)、裁断(カット)、混合(ミックス)、蓄積(チャージ)、火水風金土(オールカラー)、癒し(ヒール)、生活魔法(ライフサイクル)、戦闘狂(バーサーク)、記憶(メモリー)!かの者に最適なる杖を与えん!杖製作魔法(オンリーワン)発動!!」
次々に木々が刻まれて、さまざまな光が現れては用意された木に吸い込まれていき、最後には様々な木が絡み合ったマーブル模様の杖が残されていた。細かな術式がびっしり杖に刻まれていた。
「さぁ、君の杖だ」
表面の数多の窪みが手に馴染み、心地よい。
「これが私の杖」
「振ってみて」
「うん!」
これが私の新しい杖!可愛らしく、ちっちゃな花火でもあげよう。そいや!
「ミキュキュキュ!!ミギャアアア!」ちゅどーん
あれ?
あっきたねえ花火だ。
「しっしっし感謝しろよほのか。こいつの杖は普通手に入らない超超超一級品。カウンターズの6番六駆の杖と言えば、魔法国の人間がだれしも欲しがる品物だ。ぶっちゃけ家が立つほどの金額がする。」
え、、、。私の気持ちは花火と同じようにしおれていった。そんな金額中学2年生の私には到底払えない。
「わ、わたし、お金ないよ、」
「あぁ安心しな。こいつが稼いだ広告費があるだろ。あれを振り込んだらいい」
黒焦げのミッキュ を足で小突く。
「もう、好きにしてっきゅ」
哀れだ。
でも、まさか、第1章の伏線がここに来て活きるなんて、長く続けてきて良かったありがとう!みんな!
「ほのか?どこ見てんの?」
「あぁさきちゃんごめん、少し大きなお友達とお話ししてた」
「?まぁいいけど」
「さきちゃんは杖は?」
「わたしは姉ちゃんの杖を引き続き使うよ。この杖は代々受け継がれてきたものだから。」
「だったら、チューナップをしてあげよう。」
斉藤さんが杖で杖を叩いていく。叩くたんびに、音が変わり、それまで雑多だった魔力が綺麗になっていくのを感じる。
「君の中には2人の魔法少女の力を感じる。君の魔法も合わせて3人がその杖で戦えるようにしたよ。あと、とっておきのおまけの機能もつけておいた」
さきちゃんの杖は茶色をベースにして、赤と青色のラインが入ったものだった。私の術式が魔法語に対して、さきちゃんのは漢字がベースになっていた。
「すごい、今まではいろんな人の雑念が絡み合ってとてもまがまがしい杖で扱いにくかったけど、この杖は今では私のために作られた杖のように、いつまでも握っていたい気持ちをさがある。」
「そこまで言ってくれてうれしいよ。今度、杖を新調することがあればぜひ声をかけてね」
私たちは新しい杖を手にすることができた。
「六駆さんカウンターズだったんですね」
「メンバーの中で一番最期に入ったメンバーだけどね。」
「一は最強の暗殺者、二葉は最悪の魂使い、三千代は最大の魔力保持者、四葉は最高の運持ち、五葉は最期の魔法少女、六駆は最上の杖職人、七禍は、最多の魔法術式研究者、罠華八は最古の霊術師、裂九羅は最速の魔法騎士、零華は最終兵器ってな。しっしっし。話は聞かせてもらったが、お前たちよく生き残ったな」
「全くだよ。」
「私たちまだ、七禍さんにはあってないよね」
六駆さんとかおりちゃんが苦い顔をする。
「あぁあいつはいいんだよ」
「ん~なんというか。すごい人なんだけど」
「彼女は今破魔市に来てるッキュよ。魔法を一般人に見られてもいいように、町全体に術式を貼ってるッキュ」
「「!?」」
二人がおののく、ていうか恐怖で震える。
「かおり、僕と結婚してくれ」
「ああ!もちろんだ!」
「ちょ、二人とも落ち着いて、まだ結婚できる歳じゃないよ」
すると、目の前が爆発する。なんだリア充だから爆発したのか!
「ひゃっはー☆誰か呼んだかにゃ★」
猫耳少女が飛び出してきた。
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