魔法少女ほのか 私がマスコットに体を乗っとられて、友達に幽体離脱させられて、魔法の国で女王と決戦で大暴れする話はいかが?

お花畑ラブ子

文字の大きさ
42 / 52
第五章 魔法少女 七禍 術式使いの猫娘☆

ほのかの杖

しおりを挟む
「と、とりあえず、魔力を測らせて」
そっと手をとる。思わずドキッとしてしまうが、背後のかおりちゃんの顔を見て、気を引き締めた。まだ死にたくないもんね。
「よし、君は記憶の魔法を使えるんだね。魔力は少ないから使い勝手が難しいだろう。バッテリーのような機能をつけとくね。少ない魔力でも、少しずつ魔力を貯めておけばいざというときに、君を助けてくれる。あとは術式もさまざまな魔法に対応できるようなオールマイティな物にしておくよ。」
「ありがとうございます!」
いやいやと首を振る。
「杖は魔法使いにとって大事な一品だ。作らせてもらえて光栄だよ。ちょっと下がってくれるかい?」
さて、と杖職人は杖をふるう。
「最適選択(ベストチョイス)、記録(レコード)、裁断(カット)、混合(ミックス)、蓄積(チャージ)、火水風金土(オールカラー)、癒し(ヒール)、生活魔法(ライフサイクル)、戦闘狂(バーサーク)、記憶(メモリー)!かの者に最適なる杖を与えん!杖製作魔法(オンリーワン)発動!!」
次々に木々が刻まれて、さまざまな光が現れては用意された木に吸い込まれていき、最後には様々な木が絡み合ったマーブル模様の杖が残されていた。細かな術式がびっしり杖に刻まれていた。
「さぁ、君の杖だ」
表面の数多の窪みが手に馴染み、心地よい。
「これが私の杖」
「振ってみて」
「うん!」
これが私の新しい杖!可愛らしく、ちっちゃな花火でもあげよう。そいや!
「ミキュキュキュ!!ミギャアアア!」ちゅどーん
あれ?

あっきたねえ花火だ。
「しっしっし感謝しろよほのか。こいつの杖は普通手に入らない超超超一級品。カウンターズの6番六駆の杖と言えば、魔法国の人間がだれしも欲しがる品物だ。ぶっちゃけ家が立つほどの金額がする。」
え、、、。私の気持ちは花火と同じようにしおれていった。そんな金額中学2年生の私には到底払えない。
「わ、わたし、お金ないよ、」
「あぁ安心しな。こいつが稼いだ広告費があるだろ。あれを振り込んだらいい」
黒焦げのミッキュ を足で小突く。
「もう、好きにしてっきゅ」
哀れだ。
でも、まさか、第1章の伏線がここに来て活きるなんて、長く続けてきて良かったありがとう!みんな!
「ほのか?どこ見てんの?」
「あぁさきちゃんごめん、少し大きなお友達とお話ししてた」
「?まぁいいけど」
「さきちゃんは杖は?」
「わたしは姉ちゃんの杖を引き続き使うよ。この杖は代々受け継がれてきたものだから。」
「だったら、チューナップをしてあげよう。」
斉藤さんが杖で杖を叩いていく。叩くたんびに、音が変わり、それまで雑多だった魔力が綺麗になっていくのを感じる。
「君の中には2人の魔法少女の力を感じる。君の魔法も合わせて3人がその杖で戦えるようにしたよ。あと、とっておきのおまけの機能もつけておいた」
さきちゃんの杖は茶色をベースにして、赤と青色のラインが入ったものだった。私の術式が魔法語に対して、さきちゃんのは漢字がベースになっていた。
「すごい、今まではいろんな人の雑念が絡み合ってとてもまがまがしい杖で扱いにくかったけど、この杖は今では私のために作られた杖のように、いつまでも握っていたい気持ちをさがある。」
「そこまで言ってくれてうれしいよ。今度、杖を新調することがあればぜひ声をかけてね」
私たちは新しい杖を手にすることができた。

「六駆さんカウンターズだったんですね」
「メンバーの中で一番最期に入ったメンバーだけどね。」
「一は最強の暗殺者、二葉は最悪の魂使い、三千代は最大の魔力保持者、四葉は最高の運持ち、五葉は最期の魔法少女、六駆は最上の杖職人、七禍は、最多の魔法術式研究者、罠華八は最古の霊術師、裂九羅は最速の魔法騎士、零華は最終兵器ってな。しっしっし。話は聞かせてもらったが、お前たちよく生き残ったな」
「全くだよ。」
「私たちまだ、七禍さんにはあってないよね」
六駆さんとかおりちゃんが苦い顔をする。
「あぁあいつはいいんだよ」
「ん~なんというか。すごい人なんだけど」
「彼女は今破魔市に来てるッキュよ。魔法を一般人に見られてもいいように、町全体に術式を貼ってるッキュ」
「「!?」」
二人がおののく、ていうか恐怖で震える。
「かおり、僕と結婚してくれ」
「ああ!もちろんだ!」
「ちょ、二人とも落ち着いて、まだ結婚できる歳じゃないよ」
すると、目の前が爆発する。なんだリア充だから爆発したのか!
「ひゃっはー☆誰か呼んだかにゃ★」
猫耳少女が飛び出してきた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ
ファンタジー
 ハートとお気に入り登録、ぜひぜひお願いいたします!  ↓簡単なあらすじは''もっと見る''へ!↓  ここは、剣と魔法の異世界グリム。  ……その大陸の真ん中らへんにある、荒野広がるだけの平和なスラガン地方。  近辺の大都市に新しい冒険者ギルド本部が出来たことで、辺境の町バッファロー冒険者ギルド支部は無名のままどんどん寂れていった。  そんな所に見習い冒険者のナガレという青年が足を踏み入れる。  無名なナガレと崖っぷちのギルド。おまけに巨悪の陰謀がスラガン地方を襲う。ナガレと仲間たちを待ち受けている物とは……?  チートスキルも最強ヒロインも女神の加護も何もナシ⁉︎ ハーレムなんて夢のまた夢、無双もできない弱小冒険者たちの成長ストーリー!  努力と友情で、逆境跳ね除け成り上がれ! (この小説では数字が漢字表記になっています。縦読みで読んでいただけると幸いです!)

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

処理中です...