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第十四章 イーストン解放編
第257話 やっと着いたぜ,イーストン。
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イーストンに向けての船旅は、途中海賊やイカといったモノ達との戦いを越えて、やっと陸地が見えてきたよ。
実際、イカは死体が海に浮かんでいたのを確認した。いや~思ったよりも大きかったねぇ。雷で黒く焦げていたが、外傷よりもどうやら〈フリーズブラッド〉の魔法で体内の水分が氷結したのが致命傷だったようだ。
海の中にいては雷は海中に拡散してしまう為、効果は薄い様だったが、〈フリーズブラッド〉で瀕死になった所を、〈レビテト〉で海中から体を持ち上げられて、浮かんだ所に〈トールハンマー〉を喰らって、やっと息の根を止められた様だ。一瞬迷ったがインベントリィにしまった。これだけ大型なら大きな魔石が期待できるからだ。ツールの冒険者ギルドで買い取って貰うとしよう。
しかし、海中の魔物はやっかいだねぇ。海面に浮かんでいるイカの死体はなんと二、三十メートルはあったよ。足を伸ばせば、予想の倍近かったな。こんなのに、近寄られたら、船なんてひとたまりもないよな。
早めに見つかって良かった、良かった。
「若旦那!陸地が見えましたぜ!」
「おう、進路そのまま。港に向けて進めろ。二番船にも連絡入れろ。」
「了解っす!」
イーストンの港が近づいた為か急に船上に活気がでてきた。
甲板にいると邪魔をしそうなので、アイリスとアルメイダを呼んで連れて船室に戻った。
「アイリスにアルメイダ。イーストンについて、泊まる場所を確保したら、一旦ツールに戻るぞ。予定では、明日に収穫祭が行われるはずだからね。」
「収穫祭かにゃ?美味しい物一杯あるかにゃ?」
「ああ、美味しい物、一杯あるぞ。船での食事は寂しかっただろう?町中お祭りだからね、屋台もでるし、楽しみだな。」
「ショウさん。お出掛けしてもいいの?」
「ああ、ツールならいいぞ。私も時間があれば屋台を回りたいからね。」
「にゃー!、一緒に回るにゃ。」
「だから今晩は一旦戻るからね。その積もりでいてくれよ。」
「わかったにゃ」
「分かったわ。」
部屋の中で、三人で港に着くのを待っていると、かなり経ってからキャプテンが部屋にやって来てもう少しで港に接岸すると言ってきた。
「閣下、後一時間もしない内に接岸します。その後のご予定はどうされますか?」
「まず、アジトになる宿か家を借りる積もりだ。場所が決まったら、一旦魔道具でツールに戻る積もりだ。明日は町の収穫祭が有るからね。領主としては顔を出さない訳にはいかないからね。」
「その事なんですが、閣下宜しければ、アジトに家の商会の建物を使って頂けますか?結構な人数が泊まれる場所となると、限られますし、かえって怪しまれます。前回家の商会が買った商会の建物にまだまだ余裕がありますから、チッとばかし古くて見た目がボロくて申し訳ないですが、どうでしょうか?」
「それは助かるが、良いのか?迷惑ではないか?」
「何を仰います。家の商会が再建できたのも、閣下の助力あってのこと、我ら一家一族、そのご恩を忘れてはおりません。お力添えさせてください。」
そう言って頭を下げる。
「済まんな、助かる。感謝する。この通りだ。」
「いえ、出発前からその積もりで準備して有りますからね。用意が無駄にならなくて、良かったですよ。では、接岸の準備もありますので、また後程に。」
ほっとした顔をして、部屋からキャプテンは出ていった。
「キャプテン!港湾事務所の役人が集金に来ましたぜ。」
船員からそう言われて、役人の来た方に向かうと、偉そうにふんぞり返る役人が兵士を二人つれて港湾使用料の徴収に小舟に乗ってやって来た所だ。
「これはお役人様、ご苦労様です。」
「うむ。港湾使用料の徴収じゃ。お前達の商会は確か最近出入りするようになった所だな。今週から使用料は値上げした。船一隻につき金貨五枚だ。お前のところは二隻なので合計金貨十枚を支払うように。」
「お役人様、二週間前に来たときは一隻当たり金貨三枚でしたのに、どうして値上げを?」
「五月蝿い。お前達には関係ないわ!払うのか、払わないのか。どちらでも良いのだぞ。」
「・・・分かりました。背に腹は変えられません。これで宜しいでしょうか。」
キャプテンはそう言うと、懐から金貨十枚を出して渡す。
「よし、空いている停泊場に案内してやれ。」
そう言って小舟に乗り港に戻っていく。
役人が、小舟に乗って離れていく後ろ姿を見送りながら、キャプテンは吐き捨てた。
「くそ、あの役人め。どうせ、半分以上を自分の懐に入れるんだろうな。こんなことされたら、儲けが無くなるぜ全く。まあ、あと少しで、閣下が何とかしてくださる。その時になってあの役人、青くなれば良いのさ。」
腹立ちを紛らせ、気を落ち着かせると、周りに声をかける。
「よし、案内の舟が来たら、接岸の用意をしろ。皆かかれ!」
キャプテンの一言に、水夫達も『へーい。』と声をあげ、再びキビキビと働き出す。
船室で待っていると、キャプテンが再び入ってきた。
「閣下、全船接岸しました。お疲れさまでした。これから商会の屋敷にお連れしますので、お連れの方々を纏めて、後について来て下さい。」
「ありがとう、キャプテン。アイリス、アルメイダ、行くぞ。〈マップ表示・オン〉〈サーチ・私の関係者〉。〈マルチロック〉〈テレフォン〉。」
マップ上から別の船に乗っているメンバーに、〈テレフォン〉を繋ぐ。
「あーオオガミだ。船が接岸したので、一旦全員集合してくれ。他のメンバーにも伝えてくれるか?アジトに移動するから。宜しく。」
そう伝えると、二人を連れて船室から外にでる。
波止場に渡し板がかけられ、船から降りられるようになっている。
船から下りると、二番船からも関係者が許嫁ズを先頭に降りてきた。私の姿を見るとこちらに寄ってきて全員集合する。
「皆、キャプテンがアジトを提供してくれるそうだ。一旦そこに着いたら、私と許嫁達にアイリスとアルメイダ、騎士団員とディートリンデ達は一旦ツールに戻る。船は明後日にサウスラーニへ出発するから、事前の予定通り関係者はその船に乗ってサウスラーニへむかう。いいね?」
皆頷き、同意を示したのを確認するとキャプテンに顔を向ける。
「キャプテン、悪いが早速案内してくれるかな?」
「承知しました。マリン、皆さんを商会の屋敷の別館に案内してくれ。ここの事は私が差配するから頼む。」
「分かったわ兄貴。皆さん、着いて来て下さい。」
そう言って、商会の屋敷に先導していく。
(さて、明日は収穫祭だが、明後日からは、忙しくなるな。つくづく働き者だよな私は(笑)。)
実際、イカは死体が海に浮かんでいたのを確認した。いや~思ったよりも大きかったねぇ。雷で黒く焦げていたが、外傷よりもどうやら〈フリーズブラッド〉の魔法で体内の水分が氷結したのが致命傷だったようだ。
海の中にいては雷は海中に拡散してしまう為、効果は薄い様だったが、〈フリーズブラッド〉で瀕死になった所を、〈レビテト〉で海中から体を持ち上げられて、浮かんだ所に〈トールハンマー〉を喰らって、やっと息の根を止められた様だ。一瞬迷ったがインベントリィにしまった。これだけ大型なら大きな魔石が期待できるからだ。ツールの冒険者ギルドで買い取って貰うとしよう。
しかし、海中の魔物はやっかいだねぇ。海面に浮かんでいるイカの死体はなんと二、三十メートルはあったよ。足を伸ばせば、予想の倍近かったな。こんなのに、近寄られたら、船なんてひとたまりもないよな。
早めに見つかって良かった、良かった。
「若旦那!陸地が見えましたぜ!」
「おう、進路そのまま。港に向けて進めろ。二番船にも連絡入れろ。」
「了解っす!」
イーストンの港が近づいた為か急に船上に活気がでてきた。
甲板にいると邪魔をしそうなので、アイリスとアルメイダを呼んで連れて船室に戻った。
「アイリスにアルメイダ。イーストンについて、泊まる場所を確保したら、一旦ツールに戻るぞ。予定では、明日に収穫祭が行われるはずだからね。」
「収穫祭かにゃ?美味しい物一杯あるかにゃ?」
「ああ、美味しい物、一杯あるぞ。船での食事は寂しかっただろう?町中お祭りだからね、屋台もでるし、楽しみだな。」
「ショウさん。お出掛けしてもいいの?」
「ああ、ツールならいいぞ。私も時間があれば屋台を回りたいからね。」
「にゃー!、一緒に回るにゃ。」
「だから今晩は一旦戻るからね。その積もりでいてくれよ。」
「わかったにゃ」
「分かったわ。」
部屋の中で、三人で港に着くのを待っていると、かなり経ってからキャプテンが部屋にやって来てもう少しで港に接岸すると言ってきた。
「閣下、後一時間もしない内に接岸します。その後のご予定はどうされますか?」
「まず、アジトになる宿か家を借りる積もりだ。場所が決まったら、一旦魔道具でツールに戻る積もりだ。明日は町の収穫祭が有るからね。領主としては顔を出さない訳にはいかないからね。」
「その事なんですが、閣下宜しければ、アジトに家の商会の建物を使って頂けますか?結構な人数が泊まれる場所となると、限られますし、かえって怪しまれます。前回家の商会が買った商会の建物にまだまだ余裕がありますから、チッとばかし古くて見た目がボロくて申し訳ないですが、どうでしょうか?」
「それは助かるが、良いのか?迷惑ではないか?」
「何を仰います。家の商会が再建できたのも、閣下の助力あってのこと、我ら一家一族、そのご恩を忘れてはおりません。お力添えさせてください。」
そう言って頭を下げる。
「済まんな、助かる。感謝する。この通りだ。」
「いえ、出発前からその積もりで準備して有りますからね。用意が無駄にならなくて、良かったですよ。では、接岸の準備もありますので、また後程に。」
ほっとした顔をして、部屋からキャプテンは出ていった。
「キャプテン!港湾事務所の役人が集金に来ましたぜ。」
船員からそう言われて、役人の来た方に向かうと、偉そうにふんぞり返る役人が兵士を二人つれて港湾使用料の徴収に小舟に乗ってやって来た所だ。
「これはお役人様、ご苦労様です。」
「うむ。港湾使用料の徴収じゃ。お前達の商会は確か最近出入りするようになった所だな。今週から使用料は値上げした。船一隻につき金貨五枚だ。お前のところは二隻なので合計金貨十枚を支払うように。」
「お役人様、二週間前に来たときは一隻当たり金貨三枚でしたのに、どうして値上げを?」
「五月蝿い。お前達には関係ないわ!払うのか、払わないのか。どちらでも良いのだぞ。」
「・・・分かりました。背に腹は変えられません。これで宜しいでしょうか。」
キャプテンはそう言うと、懐から金貨十枚を出して渡す。
「よし、空いている停泊場に案内してやれ。」
そう言って小舟に乗り港に戻っていく。
役人が、小舟に乗って離れていく後ろ姿を見送りながら、キャプテンは吐き捨てた。
「くそ、あの役人め。どうせ、半分以上を自分の懐に入れるんだろうな。こんなことされたら、儲けが無くなるぜ全く。まあ、あと少しで、閣下が何とかしてくださる。その時になってあの役人、青くなれば良いのさ。」
腹立ちを紛らせ、気を落ち着かせると、周りに声をかける。
「よし、案内の舟が来たら、接岸の用意をしろ。皆かかれ!」
キャプテンの一言に、水夫達も『へーい。』と声をあげ、再びキビキビと働き出す。
船室で待っていると、キャプテンが再び入ってきた。
「閣下、全船接岸しました。お疲れさまでした。これから商会の屋敷にお連れしますので、お連れの方々を纏めて、後について来て下さい。」
「ありがとう、キャプテン。アイリス、アルメイダ、行くぞ。〈マップ表示・オン〉〈サーチ・私の関係者〉。〈マルチロック〉〈テレフォン〉。」
マップ上から別の船に乗っているメンバーに、〈テレフォン〉を繋ぐ。
「あーオオガミだ。船が接岸したので、一旦全員集合してくれ。他のメンバーにも伝えてくれるか?アジトに移動するから。宜しく。」
そう伝えると、二人を連れて船室から外にでる。
波止場に渡し板がかけられ、船から降りられるようになっている。
船から下りると、二番船からも関係者が許嫁ズを先頭に降りてきた。私の姿を見るとこちらに寄ってきて全員集合する。
「皆、キャプテンがアジトを提供してくれるそうだ。一旦そこに着いたら、私と許嫁達にアイリスとアルメイダ、騎士団員とディートリンデ達は一旦ツールに戻る。船は明後日にサウスラーニへ出発するから、事前の予定通り関係者はその船に乗ってサウスラーニへむかう。いいね?」
皆頷き、同意を示したのを確認するとキャプテンに顔を向ける。
「キャプテン、悪いが早速案内してくれるかな?」
「承知しました。マリン、皆さんを商会の屋敷の別館に案内してくれ。ここの事は私が差配するから頼む。」
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