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証拠のビデオテープを各テレビ局に送付したダイチはいつニュースで放映されるか待っている。お金はかかるが記録郵便で送っている。自宅の住所や連絡先を記入している。なぜ、そこまでするかと言うと証拠隠滅されないため記録を残したのだった。
数日すると、自宅に各テレビ局から連絡があった。
「今田ダイチさんのお宅ですか?私は、TTTテレビ局の亀井と申します。送られてきたビデオテープの件で連絡しました。時間はよろしいでしょうか?」
たまたま、受話器をとったダイチはそのまま受け答える。
「はい、大丈夫です。ただし、撮影方法は秘密にさせてください。盗撮って疑われたくもないので、やらせてでもありませんから、事実ですし教育委員会に問い合わせしたら、今回だけではないはずです。」
「えーと、過去にも問題があったのですか?」
「そうですね、1ヶ月前くらいにありましたが、その時は大事になってないので、隠蔽されてるかもですが。」
「そうなんですね。なぜ、直接テレビ局に送ったのですか?」
「簡単な事ですよ。教育委員会に直接送っても隠蔽されるかも知れないので、PTA会長から連絡はしてあると思いますが、」
「わかりました、テレビ局としても大きな問題と思っております。モザイク処理を行って放送しようと考えております。」
「ありがとうございます。匿名の情報提供と言うことでお願いします。」
「わかりました。明日のニュースで放送しますのでお待ちください。」
「ご理解いただきありがとうございます。」
翌日、夕方の全国ニュースで担任の暴行シーンの映像がお茶の間に流れた。かなりの反響があったようだ。
小学校には多くの問い合わせがあったようだ。問題の担任のはニュースを見ないらしく、出勤するまで問題のニュースをしることはなかった。
〈担任視点〉
今日もストレス発散で何をしようかなと思いながら出勤すると直ぐに校長・教頭から呼ばれた。何事かと思ったら、ニュースみせられ私は真っ青になった。
私が、生徒にやっている躾がニュースに取り上げ、暴力教師あらわる、何がみえますか?暴力教師!とタイトルになっている。 どこから撮影したのか分からないが近距離から撮影されていてモザイク処理はしてあるが、私だと分かる。
「なんですか?これは?」
「それはこちらのセリフだよ。以前注意されたのにまだ懲りないのですか?はぁ、教育委員会でも朝からこの事で問題視されてます。これから、教育委員会に行って聴取されてください。」
「あのー、授業の方は、」
「授業どこの話ではありません。教頭先生に頼みますので、いきますよ。」
怒りながら、校長は担任を連れていく。
「わたし、どこで間違ったのかしら」
数日すると、自宅に各テレビ局から連絡があった。
「今田ダイチさんのお宅ですか?私は、TTTテレビ局の亀井と申します。送られてきたビデオテープの件で連絡しました。時間はよろしいでしょうか?」
たまたま、受話器をとったダイチはそのまま受け答える。
「はい、大丈夫です。ただし、撮影方法は秘密にさせてください。盗撮って疑われたくもないので、やらせてでもありませんから、事実ですし教育委員会に問い合わせしたら、今回だけではないはずです。」
「えーと、過去にも問題があったのですか?」
「そうですね、1ヶ月前くらいにありましたが、その時は大事になってないので、隠蔽されてるかもですが。」
「そうなんですね。なぜ、直接テレビ局に送ったのですか?」
「簡単な事ですよ。教育委員会に直接送っても隠蔽されるかも知れないので、PTA会長から連絡はしてあると思いますが、」
「わかりました、テレビ局としても大きな問題と思っております。モザイク処理を行って放送しようと考えております。」
「ありがとうございます。匿名の情報提供と言うことでお願いします。」
「わかりました。明日のニュースで放送しますのでお待ちください。」
「ご理解いただきありがとうございます。」
翌日、夕方の全国ニュースで担任の暴行シーンの映像がお茶の間に流れた。かなりの反響があったようだ。
小学校には多くの問い合わせがあったようだ。問題の担任のはニュースを見ないらしく、出勤するまで問題のニュースをしることはなかった。
〈担任視点〉
今日もストレス発散で何をしようかなと思いながら出勤すると直ぐに校長・教頭から呼ばれた。何事かと思ったら、ニュースみせられ私は真っ青になった。
私が、生徒にやっている躾がニュースに取り上げ、暴力教師あらわる、何がみえますか?暴力教師!とタイトルになっている。 どこから撮影したのか分からないが近距離から撮影されていてモザイク処理はしてあるが、私だと分かる。
「なんですか?これは?」
「それはこちらのセリフだよ。以前注意されたのにまだ懲りないのですか?はぁ、教育委員会でも朝からこの事で問題視されてます。これから、教育委員会に行って聴取されてください。」
「あのー、授業の方は、」
「授業どこの話ではありません。教頭先生に頼みますので、いきますよ。」
怒りながら、校長は担任を連れていく。
「わたし、どこで間違ったのかしら」
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