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プロローグ
初依頼
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街の外に出ようとしていると門の警備員に呼び止められた。
「昨日の兄ちゃんどこにいくんだい?」
「ギルドの依頼で薬草採取にいくんです。」
「おや、ギルド登録したのか?カードと入場許可証を出してくれれば入場料は返すよ。」
「お願いします。」
素直にギルドカードと入場許可証を渡した、暫くすると警備員がギルドカードと銀貨5枚を返してくれた。
「薬草採取なら門をでて東の森『初心者の森』に行けばいいぞ、モンスターも弱いから大丈夫だと思う。ただ気をつけろよ油断すると命はないからな。」
「ありがとうございます。」
そう言ったついでにお礼で銀貨1枚を警備員に渡して街をでる。教えてもらった通りに東の森に向かって歩いていく。歩く事30分森が見えてきたので鑑定をしながら森を進む事にした。
鑑定・・・雑草
鑑定・・・雑草
鑑定・・・草、食べれるが苦い。
鑑定・・・薬草、加工すれば薬になる。
ようやく当たりがあった。収納袋に入れている薬草と同じ鑑定結果になったので根の部分を残しながら収納袋していく。とりあえず100枚くらいを採取するかとが出来た。森の中には拳くらいの石が沢山あったので入るだけ収納袋にいれた。99個はいった、つまり上限が99だとわかった。
ピローん
『スキル採取を習得しました。』
またスキル覚えたな、小さい頃から野菜の収穫を手伝っていたからだろう。薬草を取終えたので街に帰る事にした。今だにモンスターには遭遇していないが気配察知と隠密を発動しながら森を抜けようとしていると気配察知に反応があった。モンスターみたいだ、見た目はウサギなんだけど鑑定してみる事にした。
鑑定
キラーラビット
魔物 ランクE
肉は食べれる。毛皮も売れる。
鑑定レベル2ではこれしかわからなかったが、食べれるなら倒す事にした。最初から剣で攻撃するのは愚策なのて収納袋から石を3個だしてバレないように近づき思い切ってぶん投げる。
「ブーン」
投げるスピードは100キロくらいだが当たるか心配なので連続であと2個投げた。
「バコーン」
石が1個だけ当たったみたいだ。よろけている内に剣で首を切りトドメをさす。動物を殺すのには慣れていないが殺さないと生きていけないので仕方ない事だ。倒したキラーラビットはその場で血抜きを出来るだけしてから収納袋に入れた。モンスターの血が地面にあるので誘きだすのに利用することにした。近くの岩陰に隠れて獲物を待つ。当然石を投げてから剣でトドメを刺すパターンでいこうと思っている。10分くらいだろうか足音が聞こえてきたので隠密を発動して待つ。
出てきたのは狼みたいなのが1頭、キラーラビットの血をペロリと舐めているので石を投げてみる。今回は石を5個用意している。
鑑定
キラーウルフ
魔物 ランクD
肉は食べれる。毛皮、牙もうれる。
血を舐めている隙をついて全力で投げる。はずれた。
「ガルル」
気づいたキラーウルフはこっちに走ってくるのでとりあえず残りの石を投げつける。はずれ、つぎはずれ、つぎはずれ、最後当たり。距離が近くなった事で上手く頭に当てる事が出来た。脳震盪を起こしているのだろう、ふらふらしている間に首を落とす為に剣を振る。
「バシュ」
まだ剣の腕が悪いので首は1/3くらい切れずに残っていたが、動けないみたいで暫くすると動けなくなったので死んだみたいだ。
ピローん
『スキル投擲を習得しました。』
『レベルが上がりました。』
モンスターを倒すとレベルが上がる事がわかった。投擲のスキルは草野球でピッチャーをさせられたからだろうと思った。忙しく疲労気味な体で週1日しかない休みを草野球の練習にしていたんだから、練習時間も朝から夕方まで社会人になってから始めた野球だ。体力的にもきついぞ、その頃の体脂肪率は驚きの6.4%。過去に浸っていると血抜きが終わったので収納袋に入れた。便利な物だ何だかんだで時間がかかり夕方前に街に戻る事ができた。
「お、無事にかえってきたな。」
声をかける警備員
「教えて貰ったのでどうにかできました。ありがとうございました。」
「いいさ、俺も銀貨もらったんで、悪いがギルドカードを見せてくれ。」
ギルドカードを見せて街の中にはいる。後はギルドにいって提出してから報酬を貰って終わりだ。足早にギルドにいった。受付は空いていたので声をかけた。
「依頼を達成したのですが」
「では、薬草をこちらの箱の中に入れて下さい。鑑定した後に清算しますので。」
「わかりました。」
指示された通りに箱に採取した薬草をいれる。購入した薬草は収納袋にいれたままだ。
「多いですね。少しまってくださいね。」
そういって受付嬢は奥の部屋にはいっていった。待っている間に鑑定をためしていたら
ピローん
『スキル鑑定がレベル3になりました。』
鑑定がレベルアップした。そんなことをしていると査定が終わり受付嬢が戻ってきた。
「ダイスケさんお待たせしました。すべて薬草でした。枚数は115枚ありました。10枚で銀貨1枚なのですが品質がいいので全部で銀貨13枚で買い取らせて頂きます。またお願いします。」
報酬を受け取ると、ギルドの雑貨で解体用のナイフと筆記用具を銀貨5枚で購入し宿に向かうことにした。もちろん昨日泊まった田舎の宿だ。
習得スキル
投擲レベル1
鑑定レベル3
残金 銀貨×12
「昨日の兄ちゃんどこにいくんだい?」
「ギルドの依頼で薬草採取にいくんです。」
「おや、ギルド登録したのか?カードと入場許可証を出してくれれば入場料は返すよ。」
「お願いします。」
素直にギルドカードと入場許可証を渡した、暫くすると警備員がギルドカードと銀貨5枚を返してくれた。
「薬草採取なら門をでて東の森『初心者の森』に行けばいいぞ、モンスターも弱いから大丈夫だと思う。ただ気をつけろよ油断すると命はないからな。」
「ありがとうございます。」
そう言ったついでにお礼で銀貨1枚を警備員に渡して街をでる。教えてもらった通りに東の森に向かって歩いていく。歩く事30分森が見えてきたので鑑定をしながら森を進む事にした。
鑑定・・・雑草
鑑定・・・雑草
鑑定・・・草、食べれるが苦い。
鑑定・・・薬草、加工すれば薬になる。
ようやく当たりがあった。収納袋に入れている薬草と同じ鑑定結果になったので根の部分を残しながら収納袋していく。とりあえず100枚くらいを採取するかとが出来た。森の中には拳くらいの石が沢山あったので入るだけ収納袋にいれた。99個はいった、つまり上限が99だとわかった。
ピローん
『スキル採取を習得しました。』
またスキル覚えたな、小さい頃から野菜の収穫を手伝っていたからだろう。薬草を取終えたので街に帰る事にした。今だにモンスターには遭遇していないが気配察知と隠密を発動しながら森を抜けようとしていると気配察知に反応があった。モンスターみたいだ、見た目はウサギなんだけど鑑定してみる事にした。
鑑定
キラーラビット
魔物 ランクE
肉は食べれる。毛皮も売れる。
鑑定レベル2ではこれしかわからなかったが、食べれるなら倒す事にした。最初から剣で攻撃するのは愚策なのて収納袋から石を3個だしてバレないように近づき思い切ってぶん投げる。
「ブーン」
投げるスピードは100キロくらいだが当たるか心配なので連続であと2個投げた。
「バコーン」
石が1個だけ当たったみたいだ。よろけている内に剣で首を切りトドメをさす。動物を殺すのには慣れていないが殺さないと生きていけないので仕方ない事だ。倒したキラーラビットはその場で血抜きを出来るだけしてから収納袋に入れた。モンスターの血が地面にあるので誘きだすのに利用することにした。近くの岩陰に隠れて獲物を待つ。当然石を投げてから剣でトドメを刺すパターンでいこうと思っている。10分くらいだろうか足音が聞こえてきたので隠密を発動して待つ。
出てきたのは狼みたいなのが1頭、キラーラビットの血をペロリと舐めているので石を投げてみる。今回は石を5個用意している。
鑑定
キラーウルフ
魔物 ランクD
肉は食べれる。毛皮、牙もうれる。
血を舐めている隙をついて全力で投げる。はずれた。
「ガルル」
気づいたキラーウルフはこっちに走ってくるのでとりあえず残りの石を投げつける。はずれ、つぎはずれ、つぎはずれ、最後当たり。距離が近くなった事で上手く頭に当てる事が出来た。脳震盪を起こしているのだろう、ふらふらしている間に首を落とす為に剣を振る。
「バシュ」
まだ剣の腕が悪いので首は1/3くらい切れずに残っていたが、動けないみたいで暫くすると動けなくなったので死んだみたいだ。
ピローん
『スキル投擲を習得しました。』
『レベルが上がりました。』
モンスターを倒すとレベルが上がる事がわかった。投擲のスキルは草野球でピッチャーをさせられたからだろうと思った。忙しく疲労気味な体で週1日しかない休みを草野球の練習にしていたんだから、練習時間も朝から夕方まで社会人になってから始めた野球だ。体力的にもきついぞ、その頃の体脂肪率は驚きの6.4%。過去に浸っていると血抜きが終わったので収納袋に入れた。便利な物だ何だかんだで時間がかかり夕方前に街に戻る事ができた。
「お、無事にかえってきたな。」
声をかける警備員
「教えて貰ったのでどうにかできました。ありがとうございました。」
「いいさ、俺も銀貨もらったんで、悪いがギルドカードを見せてくれ。」
ギルドカードを見せて街の中にはいる。後はギルドにいって提出してから報酬を貰って終わりだ。足早にギルドにいった。受付は空いていたので声をかけた。
「依頼を達成したのですが」
「では、薬草をこちらの箱の中に入れて下さい。鑑定した後に清算しますので。」
「わかりました。」
指示された通りに箱に採取した薬草をいれる。購入した薬草は収納袋にいれたままだ。
「多いですね。少しまってくださいね。」
そういって受付嬢は奥の部屋にはいっていった。待っている間に鑑定をためしていたら
ピローん
『スキル鑑定がレベル3になりました。』
鑑定がレベルアップした。そんなことをしていると査定が終わり受付嬢が戻ってきた。
「ダイスケさんお待たせしました。すべて薬草でした。枚数は115枚ありました。10枚で銀貨1枚なのですが品質がいいので全部で銀貨13枚で買い取らせて頂きます。またお願いします。」
報酬を受け取ると、ギルドの雑貨で解体用のナイフと筆記用具を銀貨5枚で購入し宿に向かうことにした。もちろん昨日泊まった田舎の宿だ。
習得スキル
投擲レベル1
鑑定レベル3
残金 銀貨×12
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