1 / 1
公爵令嬢と第3王子の鞭レッスン
しおりを挟む
公爵令嬢のラリデーヌお嬢様は、鞭をふるうのが趣味だった。ティータイムが終わると夕食までの間、丘の上でテーブルの上に空きビンをのせて、その空きビンを狙って鞭をふるっていた。3回鞭をふるって1回空きビンに当たる腕前だった。
「まあまあ、ですわね」
ラリデーヌは独り言を言った。
そんなラリデーヌの様子を乗馬できていた第3王子ミュールがみていた。
「これは可愛らしい」
ミュールは独り言を言いながら、ラリデーヌに近いた。馬を降りてつないでから、ラリデーヌに声をかけた。
「ラリデーヌ様、鞭がお上手ですね」
ラリデーヌは、あわてて鞭を背中に隠し、挨拶をした。鞭を隠したのは、両親から常々、鞭が趣味の娘なんていませんよ、とお小言をもらっていたからだった。
「鞭を貸していただけませんか?」
ミュール王子はラリデーヌにたずねた。ラリデーヌはミュール王子に鞭を手渡した。
すると、ミュール王子は、鞭を花壇の方へ向けて、ビュンビュンと空中でしならせてから鞭で花壇の花をもぎ取り、花を手にしていた。ラリデーヌは、目を輝かせていた。
「ミュール王子様、すごいですね!」
ラリデーヌはとびはねて、喜んだ。
「花は貴女によく似合う」
そうミュール王子は言って、ラリデーヌに花を手渡した。ミュール王子は鞭をラリデーヌに返しながら思っていた。ラリデーヌは鞭をふるうのが好きだが、鞭でうたれるのも好きかもしれないと。ラリデーヌがよつん這いになり、ミュール王子が鞭をふるっている。ラリデーヌはどんなに可愛らしい声でないてくれるだろうか?ミュール王子は、想像して微笑んだ。少し気の強そうなラリデーヌが、可愛らしくみえて、しかたがなかった。きっと、私のものにしてみせる。ミュール王子はそう思いながら、ラリデーヌに挨拶をして、馬に乗り帰っていった。
「まあまあ、ですわね」
ラリデーヌは独り言を言った。
そんなラリデーヌの様子を乗馬できていた第3王子ミュールがみていた。
「これは可愛らしい」
ミュールは独り言を言いながら、ラリデーヌに近いた。馬を降りてつないでから、ラリデーヌに声をかけた。
「ラリデーヌ様、鞭がお上手ですね」
ラリデーヌは、あわてて鞭を背中に隠し、挨拶をした。鞭を隠したのは、両親から常々、鞭が趣味の娘なんていませんよ、とお小言をもらっていたからだった。
「鞭を貸していただけませんか?」
ミュール王子はラリデーヌにたずねた。ラリデーヌはミュール王子に鞭を手渡した。
すると、ミュール王子は、鞭を花壇の方へ向けて、ビュンビュンと空中でしならせてから鞭で花壇の花をもぎ取り、花を手にしていた。ラリデーヌは、目を輝かせていた。
「ミュール王子様、すごいですね!」
ラリデーヌはとびはねて、喜んだ。
「花は貴女によく似合う」
そうミュール王子は言って、ラリデーヌに花を手渡した。ミュール王子は鞭をラリデーヌに返しながら思っていた。ラリデーヌは鞭をふるうのが好きだが、鞭でうたれるのも好きかもしれないと。ラリデーヌがよつん這いになり、ミュール王子が鞭をふるっている。ラリデーヌはどんなに可愛らしい声でないてくれるだろうか?ミュール王子は、想像して微笑んだ。少し気の強そうなラリデーヌが、可愛らしくみえて、しかたがなかった。きっと、私のものにしてみせる。ミュール王子はそう思いながら、ラリデーヌに挨拶をして、馬に乗り帰っていった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】大好きなあなたのために…?
月樹《つき》
恋愛
私には子供の頃から仲の良い大好きな幼馴染がいた。
2人でよく読んだ冒険のお話の中では、最後に魔物を倒し立派な騎士となった男の子と、それを支えてきた聖女の女の子が結ばれる。
『俺もこの物語の主人公みたいに立派な騎士になるから』と言って、真っ赤な顔で花畑で摘んだ花束をくれた彼。あの時から彼を信じて支えてきたのに…
いつの間にか彼の隣には、お姫様のように可憐な女の子がいた…。
《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。
ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」
その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。
5年経っても軽率に故郷に戻っては駄目!
158
恋愛
伯爵令嬢であるオリビアは、この世界が前世でやった乙女ゲームの世界であることに気づく。このまま学園に入学してしまうと、死亡エンドの可能性があるため学園に入学する前に家出することにした。婚約者もさらっとスルーして、早や5年。結局誰ルートを主人公は選んだのかしらと軽率にも故郷に舞い戻ってしまい・・・
2話完結を目指してます!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる