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サルファの町狙われる語り部
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サルファの町に到着した。
まずは宿屋をさがす。キルトという宿屋をみつけた。部屋割はクリスティアとメアリー、タルトは1人部屋だ。
まずは荷物をおき、椅子に座って足をやすませた。
しばらく休んだらメアリーはクリスティアに言った。
「今度は北へ向かうよ、ソフィの町さ。寒くなるから服を買いに行こう」
タルトに声をかけ3人は宿屋から買い物に出た。サルファの町は賑やかだった。タルトは
「腹が減ったから、先に飯にしよう?」
と言って通りの食堂へ入った。クリスティアとメアリーも後に続いた。
食堂は賑わっていて、メニューも豊富だ。クリスティアはサラダとローストチキンを注文した。香ばしくて美味しい。タルトはステーキとビールを注文していた。ビールをごくごく喉をならしながらのみステーキを頬張る。メアリーはカレイの煮付けを注文して、ゆっくり食べていた。
食事をしていると、声がきこえた。
「語り部はいないかい?大精霊の話がききたい」
一瞬食事の手を止めたがメアリーは、人差指を口に縦におき、黙っているようにと2人に合図して、また食事を続けた。
1人の若い男が手をあげた。手にはたて琴を持っている。たて琴をシャララとならして、うたいながら語ろうとすると、いきなりゴロリと若い男性の語り部の首がおちた。首を切られたのだ。店内はざわついた。首を切った者は姿を消していた。
「物騒になったね」
「語り部がよく狙われるそうだよ」
等の声が耳に届く。
私たちは、食堂を出た。
通りは賑やかに人が行き交っていた。暗殺者の気配をさがしたが、気配を消しているのか、暗殺者をみつけることは出来なかった。
サルファの町で買い物をすませ、早めに宿屋へと戻った。いつ暗殺者がやってくるかもしれないと、クリスティアは気をはりつめていた。そんなクリスティアにメアリーは言った。
「そんなにずっと、はりつめていたら倒れてしまうよ。確かに私たち語り部は命を狙われている。しかし、殺された語り部たちには共通点がある。ほら、例の話を語ろうとした時にバッサリ殺られている。例の話をしなければ大丈夫さね」
メアリーはクリスティアを安心させるようにニッコリ微笑んだ。
「さあ、明日も朝がはやい。ベッドで眠れるなんて嬉しいねぇ。早速休みましょう」
メアリーはベッドに横になると、すぐに眠りにおちた。
「さすが語り部さん。旅なれしておられる」
クリスティアは小さく独り言を言った。クリスティアは、なかなか寝付けずにいた。ベッドをてらす蝋燭のあかりを、じっとみつめていた。
まずは宿屋をさがす。キルトという宿屋をみつけた。部屋割はクリスティアとメアリー、タルトは1人部屋だ。
まずは荷物をおき、椅子に座って足をやすませた。
しばらく休んだらメアリーはクリスティアに言った。
「今度は北へ向かうよ、ソフィの町さ。寒くなるから服を買いに行こう」
タルトに声をかけ3人は宿屋から買い物に出た。サルファの町は賑やかだった。タルトは
「腹が減ったから、先に飯にしよう?」
と言って通りの食堂へ入った。クリスティアとメアリーも後に続いた。
食堂は賑わっていて、メニューも豊富だ。クリスティアはサラダとローストチキンを注文した。香ばしくて美味しい。タルトはステーキとビールを注文していた。ビールをごくごく喉をならしながらのみステーキを頬張る。メアリーはカレイの煮付けを注文して、ゆっくり食べていた。
食事をしていると、声がきこえた。
「語り部はいないかい?大精霊の話がききたい」
一瞬食事の手を止めたがメアリーは、人差指を口に縦におき、黙っているようにと2人に合図して、また食事を続けた。
1人の若い男が手をあげた。手にはたて琴を持っている。たて琴をシャララとならして、うたいながら語ろうとすると、いきなりゴロリと若い男性の語り部の首がおちた。首を切られたのだ。店内はざわついた。首を切った者は姿を消していた。
「物騒になったね」
「語り部がよく狙われるそうだよ」
等の声が耳に届く。
私たちは、食堂を出た。
通りは賑やかに人が行き交っていた。暗殺者の気配をさがしたが、気配を消しているのか、暗殺者をみつけることは出来なかった。
サルファの町で買い物をすませ、早めに宿屋へと戻った。いつ暗殺者がやってくるかもしれないと、クリスティアは気をはりつめていた。そんなクリスティアにメアリーは言った。
「そんなにずっと、はりつめていたら倒れてしまうよ。確かに私たち語り部は命を狙われている。しかし、殺された語り部たちには共通点がある。ほら、例の話を語ろうとした時にバッサリ殺られている。例の話をしなければ大丈夫さね」
メアリーはクリスティアを安心させるようにニッコリ微笑んだ。
「さあ、明日も朝がはやい。ベッドで眠れるなんて嬉しいねぇ。早速休みましょう」
メアリーはベッドに横になると、すぐに眠りにおちた。
「さすが語り部さん。旅なれしておられる」
クリスティアは小さく独り言を言った。クリスティアは、なかなか寝付けずにいた。ベッドをてらす蝋燭のあかりを、じっとみつめていた。
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