ヒスパニック・トランスレイサー

ティーンラブ

恋したら、心ときめく、夢見がち。
年頃過ぎて、夜半過ぎ、思い人の笑顔を浮かべて、月は目覚めた、お月様
ショートカット、近道をして、犬の散歩の合間にね、あの人を見かけたわ。
ああ、素敵な朝ですねって声をかけられない私って、綺麗？
そしたらね、あの人が初めて、私を見てくれた、記念日に。
おうちに帰って、ママに言うつもりもないのよ、だって、あの人ったら本当にクールで・澄まして・用を足す暇もないくらい萌えちゃってるわ、私のつきもの、とれるくらいに、恋してるのよ、ああ、もう来ないかしら、月が昇るまで。
素敵ね、素敵よ私ってかわいいの？
でもね、私は、もう大人なんだからあ、好き、好き、好き、ああハートマークを灯したい、憂愁にはまだ早い年ごろだけれど、あの人を想う気持ちは、黄昏過ぎた処女のよう。
眼鏡だってコンタクトに変えて、ファーストコンタクト、交信するわ、宇宙とね。
ああ、ほら、トキさんがやってきた。ああ、メキさんも、AI卒情記念日に、キス＆ハグ、そして、天使のわっかもとれてしまったキスの嵐を降らせてる、あの子「ミ」が付くあの子もハウリング。イアリングはリスって決めているのに、なんだかこの頃、お腹が空いて。食べたいなあ、あの人の唇、うふふ、私ってまるでヴァンパイアなのかも。
恋したら、心ときめく、夢見がち。
いつまでも待ってるからね。
来て、来て着て、制服をすぐに着るから、脱がせてほしいの、それでね、キスもリスも全部私のものよ、負けないわあ
宇宙人にも天使にもロボットさんにも、だからおしゃれをして今日も、犬の散歩に出かけてやるう。
制服だけじゃないんだよ。
私の心を脱がせてね。
着替えさせて、あなたの好きな私でいさせて。