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漆黒に羽がカタルシスに空ける、コーラの缶は、液体の奔流。
吹き上げる血が、染める、赤から黒へ、革命の、獅子は、兜を脱いだ、野郎の肉は、食われる、真実の共食い、ハンニバルの哄笑、戦争のマグナムグランド。
宇宙からやってきた一人の戦士は、銃の代わりに枯れた花、マシュリープ製のグローブに刻まれた印は、快楽の触覚、触れるダイヤモンドの滑る固さに、おぞけが出る、自殺した詩人は、愛のロスト、パラシュート作戦、人種差別。
人類の歴史に、汚点になった、黒点は、一点集中、ブラックロード、クロスロードの刻みあい、みじん切りのナイフが、音を鳴らして、触れる歯を、ぶん殴る狂気の声、ファルセットスクリーム。
下に落ちて、拾う帽子が、詩人をあざけるなら、嘘を吐くために生きていたと言われて、侵害、背広の悪魔、黄昏の天使、浮かんでは消えていく、歴史の表明、証明するなら、戯言紳士。
コーポレーションの会話、カンバセーションロックオペラ、聖なる鐘がなって、目覚めた勇気の叫びは、虚空に消える闇、深い、ディープクレンジンググラマラスバッドセンス。
並んだ女を犯す舌を伸ばして、笑う、悪魔は、背広のサラリーズ&大学のペルソナボム。
お互いの仮面をなめ合って、はぎとる衣服は、ゴブリンゴッドイレイザー。
ヘッドバンキング、キングは、剣と銃と、そして、燃え上がる花、捧げて、死の鉄槌を、下す、腹を下したゴブリンは、底から込み上げる笑いに狂って、喰らう、花を実を、それから自由を。
闇は、深く、迫っているこの心に、主張よりもプラカードノンバイオレンスムービー、ゾンビのゾロリとした粒立ち、化粧水よりも化け衣装。
ブラックブラックデルタカウント・ホワイトホワイトサークル無限。
ハートは、黒く、ハートは、黒く、深まっていく傷は、宵闇のサタン。
自殺した詩人は、ペンを拾って、ロープに括る、流れる血が、時代を超えた、真の赤、染まらないハートは、深く、赤く、そして、ロックンロール。
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