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未愛のサバンナ

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無限の遊郭、遊ぶ着物のお前は、変幻自在の仮想劇
連環の中に組み込まれたロボット、意識の感覚が、空を飛ぶ、自由は死なない。
信じる心と共に
愛という幻惑の中で、着物を脱いだ世界で、笑っている孤独なビリーブ&ストレンジャー
奇妙奇天烈、妄信の夢が、覚めない夢を見ていた、あの頃のビート&ブラッド
色彩に暮れる愛をくれるあなたはミオミ、自由は君の微笑、世界は君だけのもの、俺はあなただけを愛したいと誓った先で、途方に暮れるまだ、心は死なない、あなたがいてくれる限り。
反復するビートが、ビルディングに消えていく鳥の群れに、息を吹きかける、ここは幻想一夜。
あなたとの逢瀬を信じて、解放の時に、心が、鳴るなら、俺の死は、やってこない、愛する人よ、どうか憧れのままでいて。そうすれば、煙に溶けていく肉体から噴き出す情熱は、マグマの胎動に、木洩れ日を愛した詩人の、詩を詩を詩を、ビリーブ&ブラック
沈みゆく世界の片隅で、愛を謳う、あなたの心は、まるでビリーブ&レッドハート
勇気をください俺の天使。
愛をください、まだ自由が死なないのならば。
時に、獅子のような声で叫んだ、でも悲しみは、空を覆う雲に消えていく、寂しげなはね音を残して。
翼をください、俺のエンジェル
分けてください、ただあなたのハート&プロミス
変幻自在の夕暮れが、俺の心を引き裂いて、指を切る、約束をしたね、ついてきてくれるって。
でも、自分が消える、姿が見えなくなって、失った時間の中で、瞬間を捨てた、音と声とあなたの優しさ強さ、翼を捨てたあなたの痛みを信じてる。
俺は、あなた。あなたは俺。
一心同体のONE
動体視力では追えない速さで駆けて行った、夢は、空に飲み込まれる、苦悩の夜明け。
サバンナに自由の鐘が鳴って、両目を開いた、捕えるガゼルの声に、寂寞の別れを感じて、夕日が、傾いて。小首をかしげる、あなたはカフェの窓を見つめる、ミオミ、幻想乙女それから裸足で駆けていく一緒に見つける、鹿の群れに飛び込んで、湖を泳いで、脱げていく、感覚が、ヌードの星、サバンナは眠らない。
でも、あなたの揺れる草花のような自由が、俺に与えてくれるものは、スパークリングスパークエンゲージリング
どうか、黄昏が近づく前に、ここにきて、誓って欲しいまだなら、まだらの体で、肉体獣、ビースト&エンジェル
唇が、偽りに濡れたら、あの濡れる月まで、飛んでいこう
君が望むなら、信じる心は決して死なない。
君が望むなら、君の折れた翼は、俺のもの。
そして、未愛のサバンナは、今日も、これからを謳う。
それから、詩が、一つになって、肉体を恋えていく。
ミオミ、って呼んでみたら、あなたの笑顔が鼓膜に焼き付いている。
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