見るな

古明地 蓮

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自然と触れ合った愚人の叫び

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自然ってなんだろう

私は森が好きだ
人の手が入ってない森が好きだ

私の心を吸い寄せる何かがあるんだ
それが何かは分からない

空気だろうか
環境だろうか
動物だろうか



そのすべてだ

しかし、考えれば考えるほど人間はおろかだ

自然はチェーンソーを持って入るべき場所じゃない
持っていくのは、身一つかそこらの石ぐらいだ

自然は壊される
人の手によって

人が編み出した機械によって
どんどん壊れていく

なんて馬鹿な動物なんだ

本来の人間なら自然はその寛大な心で迎え入れた
しかし、今の人間は門前払いにされる

それは、人間の力が大きくなりすぎたからだ
その力の源は何だ

それは知恵の実だ

もしも、ここまでの知恵がなければ
そしたら、もっと自然と分かり合えたのに

壊しておいて、守だなんてばかばかしい

自然は、来る者は拒まず去る者は追わない
しかし、人間が作る「自然」はどうだろう
来る者は拒み去る者は追う

そんな、狂った自然だ

本当に自然を守りたいなら
人間は消えるべきなんだ

そのためにも、私は消えるべきかもね
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