35 / 46
Episode35 城下町の祭りへ①
しおりを挟む「ふぅ……」
レイナード卿を見送り、一仕事終えた的な雰囲気の夜美ちゃん。
しかしただの変態プレイにしか見えなかったあの時間も、ドルフ様寄りの貴族への根回しと考えれば確かに立派な仕事である。
この世界では非常に希少価値の高い男の娘からの、しかもドSなお嬢様からの性的な接待プレイ。
金貨に換算したらいったいどれだけの価値があるのだろうか?
それに幾ら金を出したところで、あるのか分からないけど、街の娼館とかにこれ程の美しい男の娘女王様が居るとは到底思えない。
そしてレイナード卿もドルフ様の利益になるように動かなければ、この関係が終わる事は当然分かっている筈……
それにしても凄かった。夜美ちゃんのエロ耐性。ボクだって男の人に抱かれるとかにはもう抵抗は無いけど……
そんな次元の話では無い。
元々の資質なのか?
それとも場数を踏んだ末に身に付いたものなのか?
どちらにしても到底今のボクが真似出来る様な事じゃない。
しかしドルフ様のお役に立つ為には、これ位の事が出来る様にならなければいけないのだろうか……
「ゆうと……」
「……」
「ゆうとっ!」
「は、はいっ」
暫くの間悶々と考え込んでいると、突然夜美ちゃんが話し掛けてきた。
「ゆうと、夕方からお祭り行こっか?」
「えっ? お祭り?」
「そう……今日ね、城下町でお祭りが開かれるの。あなた城下町行った事無いでしょ」
「う、うん……ボクはお城の中以外はあんまり……」
「じゃっ今日私が案内してあげるから一緒に行くわよ!」
「うん……で、でも……勝手に城を抜け出して…平気…なのかな?」
「大丈夫! ちゃーんと私からドルフ様に伝言しておくから!」
「う…うん……じゃあ……」
結局夜美ちゃんに押しきられる形でお祭りに行く事が決定してしまった。
お祭りに行けるのはちょっと嬉しいけど……
後でドルフ様に叱られたりしないだろうか?
0
あなたにおすすめの小説
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
禁断の祈祷室
土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。
アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。
それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。
救済のために神は神官を抱くのか。
それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。
神×神官の許された神秘的な夜の話。
※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる