保険屋五面管才の苦難

始動甘言

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 目は口程に物を言う。誰しもとは言わないがおおよその人間に当てはまる言葉だと思う。
 口では嘘を吐き、でたらめを作り、妄言を奔らせる。だが目はまるで精神をガラス球で彩ったかのようにハッキリと心を示す。個人差はあるが。

 私にしてみると最初に『最終保険を借りる』という手前で敷居を大きく上げている。相当な覚悟を目に宿さなければそもそもの話として扉の前で弾いている。それでも嘘をつける人間がいるとすれば、本心がブレッブレで精神の自画像がハッキリしてない奴か最終保険を悪用しようと覚悟している奴。この二択になる。

 ただ問題もある。覚悟もある、嘘つかない、最終保険を使おうか迷っている。この三つが揃っている人間がごく稀に現れる。本来なら条件としては覚悟だけでもあれば江頭灯早士のように通せるのだが、それも人生経験が凄まじいものでない限りは通す以前の問題になる。

 何が違うか、純粋さだ。経験値を得るには少なからず痛みを受ける必要がある。経験値を得ないで、レベル1の状態で、以上三つを揃えることが出来る人間(と呼ぶには些か怪しいが)はいる。

 
 そいつは自分を江頭霞えがしらかすみと言った。目元まで隠れたおかっぱ、地味めの服に地味めのカバン、それにうっすらと纏うが彼女自身の性格を滲み出している。そしておかっぱの奥にキラリと光る眼を見て、私は悟った。


      ああ、彼女は狂信者だ、と。


 「なんだよ、それは」
 私が出した紙に江頭灯早士は疑問の色を浮かべる。
 「はっ、まさか剥奪する契約書だっていうのか!そんなもん見せたところで今更どうにかなるわけないだろ!!」
 まあそれもそうなんだが。もしこれが最終保険の契約書ならば見せたところで彼の現状が変わるようなことは起きない。

 「違うんだ。これは私と君の契約書じゃない」
 「じゃあその紙は一体なんだって言うんだ!お前みたいなユーレイが見せてくるもんなんてロクなもんじゃ――――」

 そこまで言って口が閉じた。江頭灯早士が何かに気付いて口を閉じたわけではない、彼の口を誰かの手が閉ざしたのだ。ジワリ、と彼のシャツに朱色の点が染まる。白いシャツを着ていたからその色の濃さが沈黙の長さと共に増していく。

 「んんん!?んんんんーーー!!!」
 「ダメですよー?藻掻いたらもっと苦しくなります。肋骨の隙間って判りづらいんですけど、毎日触らせてくれたおかげで何とか判ったんですよ。肝臓の位置って結構中にあるみたいだから」
 ヌルリと江頭霞が彼の背中から現れた。彼女もまた上裸になっており、その体の至る所に殴られた形跡が見える。

 「あれ、保険屋さん?なんでここにいるんですか?」
 そこでやっと彼女は私に気が付いた。どうして江頭灯早士が止まっていたかなんて気にも留めなかったようだ。

 「・・・彼が最終保険を買っていたからだ。私がいるのは彼が契約違反を犯したから」
 溜息混じりに簡潔に説明すると、江頭霞は嬉しそうな笑顔を浮かべながら江頭灯早士の背中をさらに刺していく。

 「嬉しい、嬉しいわ!!やっぱり米澤さんは入れる人だって判ってたんですよ!!みんなみんな、顔ばっかり見て本当にすごいものを見てなかったんです。でも、でもでも、私はしっかりと見ていたんですよ?あなたが抱いてくれる時も、他の男に抱かせてゲラゲラ笑っている時も、つまらない顔した後に不貞腐れて寝る時も、その後に赤ちゃんみたいに可愛い顔で寝てるところだって、ぜーんぶ全部全部全部全部全部全部全部全部全部見てたんですから!!!」

 なら初めから見ていたのか、という質問をしたところで彼女の耳には届くまい。もはや普通の精神ではいられないぐらい心酔しきっているのだ。

 「・・・・・はぁ」
 なんというか予想以上だった。本当だったらこうして違反警告なんてしないで普通に通報してた方が・・・いや、そっちの方が被害がデカくなっただろう。チラリと後ろの、建物の中に置いてある自分の身体を見る。証人の何人かの成仏と引き換えに守って貰ってはいるが、正直どれくらい邪気をもらわずに済むか分かったもんじゃない。

 (そりゃあもう、ね)
 視線を前に戻すと江頭霞の狂喜の声の中に江頭灯早士を刺す音が入り混じって下手クソがプレイする音ゲーの不協和音が完成している。江頭灯早士の声がもはや聞こえないところを見るに目を放している隙に事切れたらしい。

 (ここの邪気の大半は亡くなった証人たちの無念とか怨念だけど、もう半分近いものはここの土着神と混じった江頭霞から出てるんだよな・・・)
 順番を整理すると、まず江頭霞はこの現場か近い場所に来ていて土着神と何らかの形で交わった。次に江頭灯早士を見つけて、心酔し信奉するようになった。そして私の事務所に来た時点で江頭霞は汚れた土着神と混じった魂を持っていた、となる。

 (始まった瞬間から終わっていた物語はよく見るが、いざ第二者に近い席で見るとあまりいい気分ではないな)
 事切れた江頭灯早士に近づき、先程見せた紙を広げる。それは江頭灯早士の最終保険ではない。

 「あれ?それって・・・」
 「そうだよ。これは江頭霞、君と交わした連帯責任の書類だよ」
 最終保険が違反などで切れた場合、保険を買った本人に見合った請求をする。しかし今回のように本人に見合った請求が出来ないもしくは出来ないに等しい状態に陥る場合が予想できる時、連帯保証人を立てることが出来る。まあ江頭灯早士の場合は自身の過去の繋がりを切っているので、連帯責任という名目で彼女を保証人とした。

 「江頭灯早士との契約内容は守秘義務で話せないけど、君がここで彼と共に果てれば契約上釣り合いが取れる」
 「えぇ、確かそういう内容でしたね」
 初めて会った時のようなおどおどした彼女いない。最愛の男を手にかけて自分のものにした後の一時的な高揚感が彼女を酔わせている。理解しがたい気持ちだ。


 「で、君にさぁ~印鑑の代わりにサインしてもらったんだけどなんか上からダメ出し食らっちゃったんだよね」
 「あっなるほど!それで来たわけなんですね」
 「そうその通り。サインじゃダメだったのよ。普通ならそれでも良かったんだけど、事態が事態だったから上も認めてくれなくてさぁ~」
 「あー・・・でも今印鑑持ってきてないんですよね・・・」
 「大丈夫、大丈夫。血判でもいいって上司から言われてさ。ホラ、そこに彼を刺したナイフあるでしょ?それで、ちょっと指先傷つけてくれれば大丈夫だから」
 「DNA検査とかで、なんか言われませんか・・・?」
 「大丈夫、大丈夫!ホラ、君らもう繋がってるんだから戸籍上?問題無いよ。それにちょっと別の血が混じったところで見るのは指紋の方だから問題ないって!」
 「あ、確かに!ならさっさと押しちゃいますね!」
 そう言って彼女はなんの疑いもなく、血判を押してくれた。
 「いやぁ~ありがとう!これで彼の責任を分担出来るから上司も納得してくれるよ!」
 「え、もしかしてこれをするためだけに来てくれたんですか・・・?なんか悪いですよ・・・」
 「いいの、いいの!これも仕事だからさ!いやぁ~苦労したよ・・・」


 「これでやっと、釣り合いが取れる」


 地面に幾重にも書かれた魔法陣が展開される。文字は西洋のものではなく、サンスクリットで書かれたものだ。今回の土着神はそちらの方が効果があると調べて分かった。

 (江頭灯早士も皮肉だねぇ。悪霊を取りつかない最終保険にしたのに、悪霊以上の存在と混じった奴に信奉されるとは・・・)
 最終保険は確かに効果として効いていた。実際ここに来た江頭灯早士には効いていたし、今もまだ破棄した保険の(残滓に近いが)効力は機能している。しかしそれ以上の邪気が彼の周りにはあったのだ。

 (ここもそうだし、江頭霞こいつもそうだし、江頭灯早士の引き運の無さには目も当てられないな)
 保険の力に限度は無いが、設定した条件以上の働きはしない。別の最終保険の加入者に聞いてみたところ、下手な宗教が一本出来るぐらいに邪気が溜まっていたとのこと。私自身も宝くじの五等を引いたと思ったら一等以上の恐ろしいものに化けたような恐ろしさを感じている。

 世界には動いてないように見えて力の均衡がキチンと存在する。飛躍しすぎかもしれないが、つまり邪気がオーバーフローしすぎると自然界がその邪気をリアルなエネルギー、例えば物理エネルギーとかに変換して相殺しに来るわけだ。そうなると最終保険どうこうではない。もし私が放置していたらこの邪気がS県を中心に溢れ出して大地震などの大災害で釣り合いがされていたかもしれない。

 そのためには後ろにいる証人たちの邪気のエネルギーと江頭霞の混じった土着神が必要だった。血判は中にいる土着神のエネルギーを利用できる、サインだけでは江頭霞のみのエネルギーしか使えないからだ。

 (待機させた警察の面々が避難要請をしてるはずだから、崩落によるエネルギーの増加は出ないはず。ここ数日も雨は降ってないから滑落もない・・・)
 魔法陣の上に江頭霞の中にいる土着神が姿を現す。その具体的な姿は私には見えないが、星にまで届きそうなイラストの幽霊のような丸い像が苦しそうに呻いている。江頭霞はポカンと自分の中から現れたものを見ていた。私はダメ押しのために彼女に話しかける。

 「そろそろ最終保険の効果が完全に切れます。これが切れればあんたは連帯保証で彼と一緒に天に召されます。大丈夫ですか?」
 最後の確認だ。別に必要はないが、土着神の力は交わったものの意思に大きく左右される。先程の様子を見るに江頭霞自身が土着神の存在に気付かない段階まで同調をしていたことが判断できる。

 (それはつまり土着神の信徒ではないから操れないし、彼女の自体がその存在を信じてるわけでもない。というか他の対象を狂うレベルで信奉しているからこそ抑えられていたとも言える)
 辺りに強風が吹き荒れる。どうやら漏れ出した邪気のエネルギーが竜巻として自然エネルギーに変換されている。

 (大丈夫、大丈夫と言ってくれ・・・!!)
 正直、狂信者の説得なんてことは一番疲れる。何考えてるか分からん連中が納得する答えもイマイチ分からんし、理解するだけ時間の無駄だと思う。けど、ここまで来たら是が非でも成功させるしかない。

 「保険屋さん」
 「はい、なんでしょう」
 魔法陣がピシリピシリと音を立て始める。結構大きめにしてあるはずなのに。それだけ邪気が大きいのだろう。

 「保険屋さん、最初に信用を売るって言いましたよね?私、彼とここまでしてもらってお礼も何も出来ていなくて」
 「ああ、はい。そう、でしたね」
 幽体になっているはずなのに全身から汗が噴き出る。最終保険の効果が切れかけているから契約違反の幽体化が解除されようとしているんだ。実際、こんな邪気の中に生身でいたら一瞬でショック死してしまう。それを身体が警告として教えてくれている。

 「でも、大丈夫ですよ。もうちゃんと契約通りにしてもらいましたから、あとはあなたの確認さえ済めば全部オーケーです」
 「・・・・・・・・・なるほど、分かりました」
 (というか早くしてくれ・・・!!!マジで死にかけてるから、早くしてくれ・・・!!!!)
 幽体の身体もビシリビシリと割れ始めている。魔法陣も割れる音がさっきからしている。正直早く帰って布団の中で静かに寝たい気分だった。死ぬのなら布団の中で死にたい。

 「祝福してください、私と彼が逝くのを」
 「(何言ってんだお前、こちとら命が懸ってんだ早よ逝け馬鹿垂れ!!!)分かりました、全文覚えてませんが構いませんね?」
 もういや、狂信者の相手なんかもういや!!契約違反で来たのにこんなのろけ見せられてやってられっか馬鹿野郎!!
 体の至る所から出ることのない血液が流れ始めた。肉体が精神のダメージを受信したらしい。

 「お願いします。それで安心して逝けます―――――」
 「汝病める時も 健やかなる時も富める時も 貧しき時も夫として愛し 敬い 慈しむ事を誓いますか?(早口)」
 「誓います」
 「お隣は、まあ省略でいいや、誓いの口づけを!!(早口)」

 そして江頭霞は江頭灯早士の亡骸に口づけをする。すると土着神の絶叫が辺り一面に響き渡り、台風のような暴風を巻き起こす。近くの建物の残った窓はすべて割れ、崩れて脆くなった場所が崩落し始めた。

 「ありがとう、保険屋さん。私はこれで彼と結ばれたのね・・・」
 そう言い残して、は事切れた。

 (まあ、結ばれたと言えば結ばれたか)
 連帯責任と言えど最終保険の効力は強い。彼女のこれまでは知らないが、契約違反者のように彼女がこれまでしてきた歴史は抹消された。今こうして自分が霊体になって事切れたの目の前にいるということはそういうことだろう。

 (あいててて・・・・今回はとんでもないのを引いたっぽいな・・・)
 最終保険は世界に影響を及ぼす。当然私自身もこの世界の記憶の一部なのだから違反者が出て保険の失効をしてしまえばそれに見合った記憶の改ざんが行われる。だから感覚として違反したことを知覚出来ても具体的にどうこうしたという記憶も記録も残らない。

 (・・・なんか忘れてるな。そうだ、幽体化する前に身体を――――)
 そう、私は恐らく身体をどこかに預けている。そして預けるということはその場に誰かがいるということで。

 「あっ!!?」
 崩落している建物の下に自分の身体があることに気が付く。そして、任せている相手が今回の件に関わっているとすると記憶が消えて成仏したか、崩落に巻き込まれて亡くなっている可能性がある。

 『ここから入れる保険、ありますか?』
 そんな言葉が脳裏を過るが、冗談でも言っていい状況では無かった。

 「私の身体ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
 こうして何とか近くにいた警察の知り合いに助け出されたものの、全治三週間の病院送りになった。
 死傷者は私と建物近くで亡くなっていた身元不明の男女だけだった。近くの住民は事前に即興の避難訓練の練習として避難していたことが功を奏したため無事。訓練途中で半裸の女子大生が何人かと気が狂った男が二名いたという。彼らがどうなったか私は知らない。

 
 
 「よう」
 「おう、久しぶり」
 「今回は不運だったなー。また仕事で巻き込まれたのかい?」
 「多分。仕事が無きゃ巻き込まれてはいないと思うんだけど」
 「まあ俺らはそういう仕事だもんなー。巻き込もうが巻き込まれようが責任もクソもないし」
 「誰かに代わって欲しいけど、いい奴なんて滅多にいないよ」
 「・・・とりま、無事で何よりだ」
 「全治三週間が無事だって言えるお前の組織の方がヤバいわ」
 「そうか?こっちは精神とか肉体が崩壊してなんぼだから無事な方だろ」
 「それ、最早生物のカテゴリ入ってる?」
 「ハハハハ、入ってるさ。はい、お土産のリンゴ」
 「一個だけかよ」
 「酒替わりさ。乾杯は出来ないから一緒に食おうぜ管才」
 「・・・・・・・」
 「どうした?腹でも壊したか?」
 「いいや。なんかこのリンゴ柔らかい気がしてな」
 「・・・?そうか、俺には普通の硬さにしか感じないが」
 「なら賭けようぜ。これが、腐ってたらお前のリンゴをくれ。腐ってなかったらこのリンゴをやるよ」
 「なんだそれ。お前、仮にも保険屋だろ?賭け事してもいいのか?」
 「はっ、賭けぐらい誰だってするさ。生きてんだから。というか保険自体も金かけたギャンブルだぞ?」
 「そう言えばそうだな。でも、いいのか?保険屋がそんなこと言って」
 「いいのいいの。保険なんてクソくらえだ。そんなものに頼るよりも――――」


 「自分の人生、最後まで自分に賭けた方がいいに決まってる」



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