【2人用声劇台本】persona non grate (ペルソナ ノン グラータ)

未旅kay

文字の大きさ
2 / 2

persona non grate

しおりを挟む
【マテンド村 礼拝堂】

【沢山の『ヒトのカタチ』をした機械遣きかいしが2人に襲いかかってくる】

アルマ:「とやあ!!」

ロサ:「お前達に救いなど無い」

アルマ:「頭だけを殴るなんてッ……面倒だ!」

ロサ:「重要な情報源なんです。体は大破たいはさせないでください」

アルマ:「分かってる!だから一体ずつ!」

ロサ:「ん?……ッ!」

【獣人━━アルマの背後にいる敵を黒色十字剣こくしょくじゅうじけんで、首をねた】

アルマ:「余計なことをッ!」

ロサ:「であれば、さっさと終わらせてください」

アルマ:「がーうー!」

(間)

ロサ:「……沈黙ていし!」

アルマ:「ふーー、カラダがアツい!」

ロサ:「お疲れ様でした。今から黒色十字こくしょくじゅうじに……」

【何かに気づく】

ロサ:「……ッ!危ない!!」

アルマ:「うわっ!」

【どかーん!】

【礼拝堂全体を軋ませるほどの大爆発】

ロサ:「間一髪かんいっぱつでしたね」

アルマ:「おい、マント……爆風ばくふうでボロボロじゃねーか」

ロサ:「2人とも無事で良かった。背に腹は変えられませんよ」

アルマ:「感謝の言葉なんて、言わねーからな」

ロサ:「はい。それで結構」

アルマ:「自由の条件だからな」

ロサ:「アルマは私の護衛でしょう」

アルマ:「ちぇっ!はいはい!どーーせ、捨て駒すてごま獣人じゅうじんですよ!」

ロサ:「もし、村からの帰り道で何者かに襲われた時、君がいないと私は死ぬ」

アルマ:「本当は強いくせに」

ロサ:「私は人に暴力を振るいません」

ロサ:「機械遣きかいしは人じゃ無いので……あっ」

アルマ:「次はなんだよ!………あっ」

ロサ:「爆発で情報げん木っ端微塵こっぱみじんに……」

アルマ:「俺の努力がぁあ……」


【列車の中】


ロサ:「爆発の規模、大きかったですね」

アルマ:「偶然、胴が1つでも無事に手に入れられたんだ。結果オーライじゃん」

ロサ:「アルマ、膝が擦りむけてるじゃないですか」

アルマ:「この程度なんとも」

ロサ:「いいから、見せなさい。動かないでくださいね」

アルマ:「やッ…やめろ!」

ロサ:「小さな傷でも、それが命取りになることもあるんですよ」

アルマ:「へいへい」

ロサ:「「「治りたまえ」」」

アルマ:「言霊ことだまの祝福って、1日に何度も使えないんだろ?」

ロサ:「出し惜しみしても、意味がないでしょ。そんなに便利なモノでもありませんから」

アルマ:「そういうものかよ」

ロサ:「そういうものですよ」

アルマ:「ふーーん」

ロサ:「先ほどの村は酷かったですね」

(間)

【ロサは遠くを見ながら、気づかれないように表情を歪ませた】

ロサ:「天からの神託オラクルなんて、機械しんによるていのイイ隷属者れいぞくしゃの選別でしかないだろうに」

アルマ:「田舎じゃ信じられてるんだろ?」

ロサ:「ごく少数ではありますがね」

アルマ:「自分たちの村が、脳の一部を機械に取り替える実験場にされても気づかないで」

ロサ:「純粋無垢な村人たち……か」


【回想】


ロサ:(M)音を立てず崩れていく、人々のむくろが村の異様さを物語っていた。

アルマ:「クチャい」

ロサ:「神託オラクルを理由に、脳をいじくられた結果がこれか」

アルマ:「死体なんて飽きるほど見てきたけど、全員同じタイミングで絶命してるわ」

ロサ:(M)口腔、目、鼻、耳。頭部の穴という穴から、血液が漏れ出ている。

(少しの間)

ロサ:「脳に埋められたパーツが、魔術信号に反応してオーバーヒートを起こした……」

(間)

アルマ:「動いている」

ロサ:「礼拝堂ですか」

アルマ:「ハグルマが回る音」

ロサ:「数は?」

アルマ:「たくさん」

ロサ:「抽象的ちゅうしょうてきですね」

アルマ:「しょうがねーだろ」

ロサ:「アルマが倒せる数なら、問題ありません」

アルマ:「俺なら余裕だね」

ロサ:「じゃあ、行きましょうか」

アルマ:「ほいさっさーー」

ロサ:「あっ。頭以外は、攻撃しないでくださいね。機械遣の重要な情報は首から下にあるので」

アルマ:「うわっ、面倒くさッ!」

ロサ:(M)死体の山を見て、感傷的かんしょうてきにならないワケじゃない。

ロサ:(M)だからこそ、少しでも早く彼らを埋葬まいそうしないと。

【回想終了】

アルマ:「全部スクラップにしてやったけどナ」

ロサ:「またよろしくお願いしますね」

アルマ:「次の街で、祝杯しゅくはいだな!肉を食わせろ!」

(間)

ロサ:「はいはい」

アルマ:「やったぜ!」

【田舎町クティノス】

アルマ:「酒場にレッツラゴー!」

ロサ:「もう少し待ってください。この町にいるはずなので……」

アルマ:「あーーーー、はいはい。報告ね。いってらーー」

【ロサと同じ外套を身に付けた者が近づいてくる】

ロサ:「これです。残念ながら、どうのみしか回収できませんでした」

【会話相手は、無言のまま軽く頷き機械遣の胴を受け取った。その流れで、ロサのボロボロの外套を指差した】

ロサ:「外套がいとうは、その時に爆発に巻き込まれてしまいまして」

【『…………』ゴソゴソ。新品の外套がバサリ!!】

アルマ:「おい!どこからアイツ外套がいとう出したんだ!!ポケットからか!?」

ロサ:「アルマ、あまり大きな声を出さないでください」

(間)

ロサ:「ああ。何か分かったら、教えてくれ」

アルマ:「そんな陰気いんきなマントつけていたら、不審ふしんだぞ」

ロサ:「いいんですよ。私にとっては、これくらいの方が……」

アルマ:「そんなことより肉!!!」

ロサ:「隣が宿やどの歴史が長い店なので、満足してもらえると思いますよ」

【酒場】

アルマ:「ガブガブ」

ロサ:「ゆっくり、よく噛んで食べましょうね」

アルマ:「…………おう」

(間)

アルマ:「次は、どこの村に行くんだよ」

ロサ:「アネモスです」

アルマ:「アネモスって、ソピアーシティの隣だったよな?」

ロサ:「そうですよ。アネモスは、風の心地よい美しい街です」

アルマ:「美味いもんはあるのか?」

ロサ:「トビサカナが美味しいですよ」

アルマ:「肉じゃないのかぁ~」

ロサ:「好き嫌いは……ダメですよ」

アルマ:「別に嫌いなわけじゃねーよ」

ロサ:「きっとアルマも旬のトビサカナを食べると、気にいると思いますよ」

にこやかに笑うロサの横顔をアルマはジッと見つめる】

アルマ:「…………」

(間)

【宿の部屋】

アルマ:「おい、ロサ。髪をかせろ」

ロサ:「…………少しだけですよ」

アルマ:「くし!」

ロサ:「……どうぞ」

【アルマがロサをベットに座らせ、髪を琥珀アンバーくしで解き始めた。】

アルマ:「本当は、アネモスに行きたくないんじゃないのか?」

ロサ:「…………どうして、そう思うのですか?」

アルマ:「なんとなく」

ロサ:「ちゃんと答えなさい」

(間)

アルマ:「首都『ソピアーシティ』の隣……。魔術聖騎士団が常駐じょうちゅうしてるだろ。……アイツらのこと嫌いじゃん?」

ロサ:「ふふっ。大嫌いですよ」

アルマ:「他の黒色十字ザコに任せちゃえばいいのによ」

ロサ:「……人手不足なんですかね」

アルマ:(M)ロサがソピアーシティに長く住んでいたから。

ロサ:「私が首都にそびえ立つホワイトバベルに所属していた、一翼いちよく賢人けんじんだったからだろって?」

アルマ:「そこまでは長々ながながと思ってねーよ」

ロサ:「アルマ……シッ!!」

(間)

アルマ:「…………とお!!」

ロサ:(M)アルマが急に立ち上がり、ベットから跳躍して扉を蹴り飛ばした。

アルマ:「………………気のせいだったか?」

【ロサもアルマの隣まで歩む】

ロサ:「何者かが盗み聞きをしていた………」

アルマ:「……敵か?」

ロサ:「……どうでしょうね」

アルマ:「扉の鍵が壊れた」

ロサ:「アルマが壊したんですよ」

【少しの間】

ロサ:「「「治れ」」」

【砕けた鍵が元に戻る】

アルマ:「便利かよ」

ロサ:「次は何も言わずに、飛び出さないでくださいね」

アルマ:「約束はしない」

ロサ:「私が動くなと言った時は、本当に動かないで欲しい時ですよ」

アルマ:「考えとくぜ」

ロサ:「電気、消しますよ」

アルマ:「おう!」

ロサ:「言霊ことだまの……祝福」

ロサ:(M)祝福なんて、神聖なモノじゃない。敵対する意思がないことを、大魔術師セレーナ様に表明する遠隔魔術の1つなのだから。ついでに、位置情報も伝わることになる。

ロサ:(M)「全てを知っているセレーナ様にとっては親切心というか、老婆心ろうばしんのつもりだったのだろう。見た目は全然老婆じゃないけど」

ロサ:(呟くように)「優しさが……逆に重いですよ。有り難くはありますけど」

アルマ:(寝息)「んぐ……ぐぅ」

ロサ:「………布団、蹴らないでください」

アルマ:(寝息)「がーーぅ……」

【ロサがアルマに布団を掛け直した】

ロサ:「おやすみ……アルマ」

【風の都市アネモス】

【2人は壁に突き刺さる口の先端が尖ったトビサカナを見つめる】

ロサ:「……」

アルマ:「……ダーツみたいに刺さってるじゃん」

【アルマがトビサカナをツンツン触っている。強く押すと、反発する】

アルマ:(SE)ツン。ツンツン。グネ。

ロサ:(SE)ビヨーン。

【アルマとロサは顔を見合わせた】

ロサ:「建物に食い込むトビサカナは、引っこ抜いて持ち帰って良いんですよ」

アルマ:(M)全く食欲が湧かない!!

ロサ:「どうしたんですか?」

アルマ:「え?いやーー、うん。生魚なまざかなとかさぁ、触ったことないんだよな~」

【ロサがトビサカナを1本ずつ引っこ抜いては、袋に包んでいく】

ロサ:「…2、3、4、5、6本。大量ですね」

アルマ:「沢山、取るじゃん!!」

ロサ:「大丈夫ですよ。今年は大群で飛んできたらしいので」

アルマ:「知らねーよ!」

(間)

ロサ:「赤い猫のマークの酒場に持っていってください。知り合いがツケで調理してくれると思います」

アルマ:「ん?ツケ?ロサは一緒に来ないのか?」

ロサ:「2、3本は冷凍保存で残しておいてください……私も食べるので」

【少しの間】

アルマ:(M)俺たちを9人の魔術聖騎士が取り囲む。

ロサ:「何かご用でしょうか?私はただの修道士ですが?」

ロサ:「あっ、もしかして、トビサカナって取っちゃいけませんでしたか?」

アルマ:(M)ロサは物腰ものごしこそ柔らかいが、目が笑っていない。

ロサ:「黙っていてください。抵抗もしてはいけません」

アルマ:(M)1人の魔術聖騎士が、ロサに近づき『連行する』と進言しんげんしてきた。

ロサ:「セレーナ・アンブローズの直接的な命令で、連行するのですか?」

アルマ:(M)ロサの一言で、場の空気が一気に硬直こうちょくした。

ロサ:「9人いても……所詮は魔術聖騎士2名に、地方魔術師7名ですか。仮に無理解むりかいによる強行きょうこうでしたら……粛清しゅくせいしますよ」

【少しの間】

ロサ:「「「さっさと、要件を言いなさい」」」

アルマ:(M)ロサは怒気を込めた。すると、1人の魔術聖騎士がセレーナからの召集しょうしゅうであるむねを話した。

ロサ:「確かに私は『歓迎されない者ペルソナノングラータ』ですが、こんなふうに警戒しなくても良いはずですよ。どうせ、魔術聖騎士団のトップの嫌がらせか何かでしょうけれど」

(少しの間)

【ロサ、やれやれと溜息をつく】

ロサ:「申し訳ない。行ってこないとダメなようです。すぐに帰って来れなくなるかもしれません」

アルマ:「…………おい、お前らロサに何かしたら許さねーからな!1人ずつブン殴ってやる!!」

ロサ:「いってきますね」

アルマ:「早く戻って来いよ」

ロサ:「ええ。努力します」

アルマ:(M)ロサの真下の地面が黄金色おうごんいろに輝いて━━ロサは消えた。

アルマ:「……無事に戻って来いよ」

アルマ:(M)ロサの黒い外套がいとうを拾い上げて、俺は羽織ってみる。

アルマ:(M)赤い猫の看板を探すか……。早く冷凍しないと、鮮度……ダメになるじゃんか。

【数分後】

アルマ:「記念式典?とにかく人通りが多いな……」

アルマ:「赤い猫、赤い猫…赤い猫?……ここか」

アルマ:(M)店主は俺がロサの名前を出すと、こころよくトビサカナの料理を振る舞ってくれた。

アルマ:(M)思ったより美味びみでムカついた。……ロサと一緒に食べたかったな。得意げに笑うロサの顔が思い浮かんで、またムカついた。

【叡智の塔━━ホワイトバベル】

ロサ:「私だけが、ここに転移させられましたか」

ロサ:(M)薄暗い階段。壁にはカラフルな色の絵ががくに入れられかざられている。

ロサ:「「「ロサ・ウェルブムです」」」

ロサ:(M)私以外が高速で動き続ける世界で。巨大な扉の前で。

【扉が音を立て開く】


ロサ:(M)前には貫禄かんろく慈愛じあいが混在した老婆では無く。

(少しの間)

ロサ:(M)元気よく手を振り笑う少女と、黒い服を着た男が隣に立っている。

ロサ:「お久しぶりです。セレーナ様」

(少しの間)

アルマ:(M)俺がロサと再会するのは、3日後。今生こんじょうの別れさながらに消えたロサは。何事も無かったかのように、呆気あっけなく帰ってきた。

ロサ:「お待たせしました」

アルマ:「…………おかえり」

ロサ:「心配かけましたか?」

アルマ:「知っていて、あんな表情したよな?」

ロサ:「あははははは」

アルマ:「あはははは……はは。てめえ、このヤロー!」

【アルマがロサにグーパンチ!!】

ロサ:「ぐはへ!」

(間)

アルマ:「トビサカナ食うぞ!」

ロサ:「ちゃんと、私の分も残しておいてくれたんですね」

アルマ:「……食べきれなかっただけだ!」

(少しの間)

ロサ:(M)私は一翼いちよく賢人けんじんを追放されたモノとして、偽りの罪過ざいかを果たす。

続く
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

👨一人用声劇台本「寝落ち通話」

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。 続編「遊園地デート」もあり。 ジャンル:恋愛 所要時間:5分以内 男性一人用の声劇台本になります。 ⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠ ・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します) ・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...