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エピローグ(完)

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2日後
 
JACK日本支部隊員セーフハウス
 
ダン:「うぐぐ……。体が痛い」

コロロ:「あっ!起きたぁ!」

マイ:「ダン!大丈夫?頭痛かったりしない?」

ダーウィン:「よっ!お揃いじゃん!僕たち、2日間も意識無かったんだぜ」

ダン:「ぐあっ!足の方が痛い……」

マイ:「2人ともZ周波数の限定解除なんてするから!やっつけてから、ぶっ倒れたから良かったけど!」

コロロ:「もし……先だったら。部隊全員が……危なかった」

ダン:「でも……生きてる」

ダーウィン:「ああ。生きてるね」

コロロ:「うん。……2人とも、脳への影響は無かったみたい……良かった」

マイ:「お腹すいたでしょ。何か食べに行こ!」

マイ:「あっ、1つだけ!」

ダン:「ん?」

マイ:「先にダーウィンが戦闘したけど…私とコロロちゃんが相手にした修道服の女が2人いて、無力化したんだ」

コロロ:「2人とも、逃亡したんだって。染毬博士に調べてもらったら、最初からあの教会には該当する修道女はいなかったってさ」

ダーウィン:「何それ怖い!」

ダン:「怖っ!」

(間)

ダン:「(M)黒き殺意は崩れた。人が変貌へんぼうしたムゲン体にトドメを刺すたび考える。真意を理解できぬまま、彼らの瞳から光を奪っていることを」
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