オークに転生してチートチ○ポで世界征服始めました！！

一話

　俺の人生は短いようで長かった。
普通の学生として、講義をある程度真面目に受けてからバイトに向かい、クタクタになれば、そのままベッドに潜り込むような日々だった。趣味のアニメ鑑賞を行い、グッズに少しの小遣いを使った。
そんな生活を送っていたある日。連日ブラックだの何だとと噂になっていた企業のトラックが暴走し、俺の体を電柱に刺さるくらいの勢いで吹き飛ばしのだ。
まぁ、当然生きている訳もなくただ、今まで生きてきた中で起きた出来事が走馬灯として思い出しながら瞼が重くなって、そのまま眠ってしまう。電柱に体が突き刺さって、身体中から血を吹き出したままだが。
そんな最悪の睡眠をとって起きると、何だか気持ちが悪い。
パンツの奥の方が、ジットと濡れている感じがして気持ち悪いのだが、両手足が上手く動かせずに、それを解消できない。必死に声を出そうと喉に力を込めると…。
｢バブ！！｣
赤ちゃんになっていた。


　しかも、幸か不幸か俺が生まれたのは魔法と様々な種類のモンスターが住む世界であり、しかも俺はオークと人間の子供だった。
オークって何だかケダモノのイメージが生前ついているから、余計に何だか嫌な気分になった。だって、女騎士を脅迫してパコパコしたり○魔忍とかをパコパコしているのがオークの知識としてあるせいだろう。対魔○とかをゲスい顔で苛め抜くのがオークみたいな勝手なイメージがあった。いや、成長しても結構そうだったけど。それでも、そのイメージはぬぐいきれなかった。
そんな俺はしばしオークに生まれた事を少しだけ後悔していたが、第二の人生を謳歌し大人になる頃には、父親の後を継ぎオークの長を務める事になった。