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第一章 全ての始まり 『種族の集まる国 ガイア』
第四十八話『初めての擬態』
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俺達は現在89層にいる。あの後、熟睡していたのから目覚めて直ぐに準備を整えてから先に進み、今に至ると言う訳だ。
(それにしても、俺が取得したあのスキル達はヤッパリ実戦でも役立ったな。取得して本当に良かった)
ちなみに俺があの後取得したスキルと言うと………
───────────────────────
スキル:魔力操作
体内に存在する魔力を自由自在に操る事ができる
───────────────────────
スキル:心聴
魔力で耳を強化し、範囲内の音を全て捉える
パッシブスキルでON/OFFが可能
───────────────────────
スキル:心嗅
魔力で鼻を強化し、範囲内の臭いを全て捉える
パッシブスキルでON/OFFが可能
───────────────────────
スキル:心味
魔力で舌を強化し、舐めた物の性質、特徴などの情報を知る事ができる
パッシブスキルでON/OFFが可能
───────────────────────
(と、まぁ、こんな感じだ)
そんな事を考えながら先に進んでいると90層へ行くための階段に着いた。
「お、階段に着いた。今回はなんかやけに速く着いたような気がするが……まぁ、気のせいかな」
「でも、私もいつもより速く感じますよ」
「ボクもだよ。ご主人」
「あの、あたしも」
(あれ、皆、速く感じているのか。そう言われるとなんか違和感を感じてきたな。あ、そうだ。こう言う時の心眼のスキルだな)
そう思い『心眼』のスキルを発動させた。すると…………
なんと、階段だと思っていたものが実はモンスターだったのだ。
(な、なんだこいつは!?)
「みんな、気を付けろ。そいつは階段じゃない。モンスターだ」
「えぇ!? そうなんですか」
「あぁ、俺がスキルを使って確認した。間違いない」
「ど、通りで早く階段に着いたと思いました。なるほど、そう言う事だったんですね。それにしても、階段がモンスターだって気づくとは………さすがユウ様です」
「凄いねご主人。ボク、全く気づかなかったよ」
「あたしもこう言う奴を見破るのは得意なんだけど………今回は本当に気づかなかったわ」
「あ、あぁ、ありがとう」
(美少女三人から同時に褒められるとは、中々に気分がいいな)
そんな事を思っていたが勿論口には出さず平然を装いつつ指示を出す。
「よし、モンスターと分かれば戦うぞ」
「「「はい!」」」
──戦うと言ったのはいいが………
「なぁ、これどうやって戦うんだ? イプシー、何か知らないか?」
「さぁ……あたしもこの辺は初めて来たし……」
「試しに斬ってみるか」
俺はシュッと階段(偽者)を斬りつける。が………
ガキンッ!! とものの見事に弾かれた。
「やはり刃物は通らないか。物理攻撃は効かない……………と、なると後は魔法かな。『エアスピアー』」
すると、どうだろうか。の階段に突き刺さった『エアスピアー』のお陰で、「シュ゛ッ!!」と言う鳴き声の様なものを上げ階段に化けていたモンスターの擬態が解けて黒い何かが現れたではありませんか。
「ご主人……あれってなんなの?影?」
「かもな……物体は影と表裏一体。物が動けば影も動く。と、言うことはもしかしたら影が動けばその物体も動くかもしれない。擬態の心理はそんなところかな」
「ユウ様……詳しいですね」
「ん…まあな。前にそんな感じの事を見たことがあるんだ」
「ユウ。影ってことは多分、獄闇魔法を使うよ。ユウは天明魔法使える?」
「すまない……うちのパーティーで使えるのはスカーレットだけなんだ。基本の4属性は使えるんだけどな……」
「えぇ!? ………ま、まぁ今はいいや。さっさとヤって行くよー!」
「『エアスピアー』」「『ホーリーレーザー』」「『ウォータースラッシュ』」「『ダークボール』」
「シュ゛シュ゛ッッ!!?」
「はははは! 貧弱貧弱ゥ! ちょいとでも敵うとでも思ったか!」
…………あっけなかった。魔法耐性ゼロじゃねーか……ん? なんだこれ。
「イプシー。その素材なにか知ってる?」
「どれですか?」
「これ」
───────────────────────
〈Name〉ミミックの影
〈レアリティ〉☆☆☆☆☆☆☆☆
ミミックの影
〈効果〉他の素材と合わせられる
───────────────────────
「……説明これだけですか?」
「……ああ。取り敢えず魔導書と一緒に保管しとくわ。なんか貴重そうだし」
この時の俺は知らなかった。このアイテムがのちにとても重要な役割を果たす事を………
─────────────────────────
現在俺達は90層にいる。の、だが…………
「コレも擬態かよ! クソめんどくせぇ!!」
ミミックとの戦闘中だった。
「通りでおかしいと思ったんだ。どの道を行っても行き止まりだし、かと思えば来た道が消えてたりしたから、もしやと思って『心眼』のスキルで見たらヤッパリこいつ等が原因だったのかよ」
まぁ、そう言う訳で今は擬態と戦っている所です。
「────ふぅ。やっと全部倒したな。それにしてもこのアイテムだけは本当に何に使うか分からないよな」
でも、何かに使うかもしれないのでやっぱりとっておきましょうね」
「おう、そうだな。俺もそのつもりだ」
そうして俺達はこの後も擬態を倒し続け────
ボス部屋の前まで来ていた。
(それにしても、俺が取得したあのスキル達はヤッパリ実戦でも役立ったな。取得して本当に良かった)
ちなみに俺があの後取得したスキルと言うと………
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スキル:魔力操作
体内に存在する魔力を自由自在に操る事ができる
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スキル:心聴
魔力で耳を強化し、範囲内の音を全て捉える
パッシブスキルでON/OFFが可能
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スキル:心嗅
魔力で鼻を強化し、範囲内の臭いを全て捉える
パッシブスキルでON/OFFが可能
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スキル:心味
魔力で舌を強化し、舐めた物の性質、特徴などの情報を知る事ができる
パッシブスキルでON/OFFが可能
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(と、まぁ、こんな感じだ)
そんな事を考えながら先に進んでいると90層へ行くための階段に着いた。
「お、階段に着いた。今回はなんかやけに速く着いたような気がするが……まぁ、気のせいかな」
「でも、私もいつもより速く感じますよ」
「ボクもだよ。ご主人」
「あの、あたしも」
(あれ、皆、速く感じているのか。そう言われるとなんか違和感を感じてきたな。あ、そうだ。こう言う時の心眼のスキルだな)
そう思い『心眼』のスキルを発動させた。すると…………
なんと、階段だと思っていたものが実はモンスターだったのだ。
(な、なんだこいつは!?)
「みんな、気を付けろ。そいつは階段じゃない。モンスターだ」
「えぇ!? そうなんですか」
「あぁ、俺がスキルを使って確認した。間違いない」
「ど、通りで早く階段に着いたと思いました。なるほど、そう言う事だったんですね。それにしても、階段がモンスターだって気づくとは………さすがユウ様です」
「凄いねご主人。ボク、全く気づかなかったよ」
「あたしもこう言う奴を見破るのは得意なんだけど………今回は本当に気づかなかったわ」
「あ、あぁ、ありがとう」
(美少女三人から同時に褒められるとは、中々に気分がいいな)
そんな事を思っていたが勿論口には出さず平然を装いつつ指示を出す。
「よし、モンスターと分かれば戦うぞ」
「「「はい!」」」
──戦うと言ったのはいいが………
「なぁ、これどうやって戦うんだ? イプシー、何か知らないか?」
「さぁ……あたしもこの辺は初めて来たし……」
「試しに斬ってみるか」
俺はシュッと階段(偽者)を斬りつける。が………
ガキンッ!! とものの見事に弾かれた。
「やはり刃物は通らないか。物理攻撃は効かない……………と、なると後は魔法かな。『エアスピアー』」
すると、どうだろうか。の階段に突き刺さった『エアスピアー』のお陰で、「シュ゛ッ!!」と言う鳴き声の様なものを上げ階段に化けていたモンスターの擬態が解けて黒い何かが現れたではありませんか。
「ご主人……あれってなんなの?影?」
「かもな……物体は影と表裏一体。物が動けば影も動く。と、言うことはもしかしたら影が動けばその物体も動くかもしれない。擬態の心理はそんなところかな」
「ユウ様……詳しいですね」
「ん…まあな。前にそんな感じの事を見たことがあるんだ」
「ユウ。影ってことは多分、獄闇魔法を使うよ。ユウは天明魔法使える?」
「すまない……うちのパーティーで使えるのはスカーレットだけなんだ。基本の4属性は使えるんだけどな……」
「えぇ!? ………ま、まぁ今はいいや。さっさとヤって行くよー!」
「『エアスピアー』」「『ホーリーレーザー』」「『ウォータースラッシュ』」「『ダークボール』」
「シュ゛シュ゛ッッ!!?」
「はははは! 貧弱貧弱ゥ! ちょいとでも敵うとでも思ったか!」
…………あっけなかった。魔法耐性ゼロじゃねーか……ん? なんだこれ。
「イプシー。その素材なにか知ってる?」
「どれですか?」
「これ」
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〈Name〉ミミックの影
〈レアリティ〉☆☆☆☆☆☆☆☆
ミミックの影
〈効果〉他の素材と合わせられる
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「……説明これだけですか?」
「……ああ。取り敢えず魔導書と一緒に保管しとくわ。なんか貴重そうだし」
この時の俺は知らなかった。このアイテムがのちにとても重要な役割を果たす事を………
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現在俺達は90層にいる。の、だが…………
「コレも擬態かよ! クソめんどくせぇ!!」
ミミックとの戦闘中だった。
「通りでおかしいと思ったんだ。どの道を行っても行き止まりだし、かと思えば来た道が消えてたりしたから、もしやと思って『心眼』のスキルで見たらヤッパリこいつ等が原因だったのかよ」
まぁ、そう言う訳で今は擬態と戦っている所です。
「────ふぅ。やっと全部倒したな。それにしてもこのアイテムだけは本当に何に使うか分からないよな」
でも、何かに使うかもしれないのでやっぱりとっておきましょうね」
「おう、そうだな。俺もそのつもりだ」
そうして俺達はこの後も擬態を倒し続け────
ボス部屋の前まで来ていた。
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