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第一章 全ての始まり 『種族の集まる国 ガイア』
第六話『初めてのボス戦』
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遂にやってきました! ボスとの戦いです! あ~楽しみだなぁ~。……べ、別に戦闘狂なんかじゃないんだからね! ……ごめんなさい。全国のツンデレ好きの皆様本当にごめんなさい。男のツンデレとか誰得だよ! 自分でやっといてなんだけど! 一部の、本当に極一部のマニアックで危険な層にしか受けねーよ!
………気を取り直して。俺はボス部屋の真ん中辺りまで歩いていた。武器を出してないから、どうぞご自由に殺してください。と言わんばかりの格好だ。完璧なまでの気の緩みだな。最初からこれだと後が思いやられる。と、他人事のように思考する。見事な棚上げだ。
そんな事を考えていると闇の中で何かでかいものが動いた気配がした。刀を構えて戦闘体勢に入る。対応が少しばかり遅いのはご愛嬌で。さぁ、どんなヤツがくるかな?
闇の中からこの層のボス出てきた。漆黒のベールを脱いだ、そいつの全貌が明らかになる。
そいつの姿は今までに出てきたゴブリンをそのまま大きくした感じだった。名はハイゴブリン。ゴブリンを治める長的存在なんだろうか? なんか見た目も名前もそのまんまだな。
……まぁ、でも他のゴブリンとは比べものにならないほど強そうだ。主に武器とかが。油断は出来ない。
ハイゴブリンは俺に向かって咆哮を上げた。それが戦闘開始の合図になった。
俺は小手調べにハイゴブリンに軽く斬りかかる。脚力にものを言わせた無茶な踏み込み。それへの反応が遅れたハイゴブリンに俺の刃が届く。
──先手必勝で一太刀浴びせたがHPはあまり削れなかったようだ。平気な顔してやがる。
すると今度はヤツが攻撃を仕掛けてきた。俺目掛けて棍棒を振り下ろす。左に少しだけ動く。それだけの単純な動作で軽々とかわしてみせる。
(アレをくらったら痛いだろうな……)
身震いしながら、俺は横に二、三歩ステップし、追加の攻撃を加える。
「くらえ! 『回転斬り』!」
ハイゴブリンは少しぐらついた。ここぞとばかりに俺は更に攻撃を仕掛ける。
縦、横、斜めと色んな角度から斬り込む。
「はあぁぁぁぁああ!!!」
だが、俺の攻撃を大人しく受け続けてくれるハイゴブリンではない。ハイゴブリンが俺の体力が切れ、攻撃が止むタイミングを見極め反撃してくる。棍棒が再度俺に降り下ろされる。
「グルァァア!!」
ハイゴブリンの気合いの入った渾身の一撃。俺はさっきと同じく左にステップして回避した。棍棒は地面に勢いよく衝突する。地を伝い、空気を震わせ衝撃波が周囲に広がる。俺はそれで気を抜いた。追撃の可能性を忘れて。俺は文字通りの意味で足をすくわれる。体勢を崩し大地を舐めるように這いつくばった。そこに追い討ち。まるでゴルフをするかのように振るわれた棍棒に吹き飛ばされた。
「がはっ……」
派手に飛び、壁に衝突。ダンプに轢かれたらこんな感じなんだろうな、と思うほどの威力。肺にあった空気が無理矢理体外に押し出され声と共に漏れ出る。だが、血反吐を吐くような攻撃じゃない。
(クッ……やっぱり痛てぇな……)
ハイゴブリンがこちらに向かって走ってくる。その手には折れるんじゃないか。そう感じさせるほどの力で棍棒が握られている……ように見えた。
脳がこれ以上は危険だと信号を点滅させる。あと一撃先程と同じ攻撃を受けたらHPが全損する。ステータスを確認しないでも直感で分かった。ハイゴブリンは俺の手前で大きくジャンプし、そのまま俺に向かって落ちてくる。おそらくそのまま俺を殴りつけるのだろう。
「そうは……させるかよ!!」
俺は攻撃をくらったように見せるために、少しだけ位置を横にずらした。そのことにハイゴブリンは気づいていない。
俺は刀を構えて次の攻撃に備える。
ズドオオォォォォオーーーーン!!
地響きが部屋全体に響き渡る。ハイゴブリンの巨体が降り注いだ隕石のように落ちたためだ。そして、それと同時。俺はわざと後方に吹き飛ぶ。
ハイゴブリンはまるで、これで仕留めた! と自らの勝利を確信したような表情を浮かべた。ような気がした。
(フッ……残念!)
俺は空中で一回転し、力強く着地。地面を足の指で掴み筋肉を膨張させる。一瞬! 撃鉄を起こし発射された弾丸のように俺はハイゴブリンの腹めがけて突っ込む。腕に、手に、刀に全ての力を乗せ、そして、獣の咆哮と聞き間違える勢いで叫ぶ。
「くらえぇ!! 『一本突き』ぃぃい!!!」
俺の刀がハイゴブリンの横腹に深く突き刺さる。壁を跳ねる要領でハイゴブリンの体を蹴り距離をとる。刀を引き抜く時に捻りを加え内部を抉(え)ぐっておく。
だが、まだ倒したとは言い切れない。刀を中段で構え様子をうかがう。
……が、ハイゴブリンはそのまま何の抵抗もなく地面に倒れ込んだ。
ファ~ファラファファファファ~~ン
部屋に段々と聞き慣れてきた音楽と声が響いた。
《プレイヤー名:ユウが第10層をクリアしました。ソロ討伐の報酬が『アイテムボックス』に送られます。》
その声と同時に部屋の反対側の壁に階段が出現した。
更に俺の頭にレベルアップを知らせる音楽が鳴った。
「ふぅ、なんとかクリアできたな……腐らないうちに解体しよう。」
俺はハイゴブリンに近づき、解体を始めた。
森で解体したゴブリンは腐りかけていたのでアイテム名に『腐りかけた~』とあったので売値が下がっていた。値下がりするのは良くないからね。でもこの場合、腐りかけに値段がついただけマシと考えるべきなのかな?
解体し終えた後、俺は防御力も少しは大事だと思い、BPをVITに3、AGIに2振ってステータスを閉じた。
少し疲れたのでHPが全回復するまで休憩を取ることにした。あ、アイテムボックスでも見ようかな……
(そういえば確かソロ討伐の報酬があったよな……)
確認してみるとそれは現在使用している刀に比べると、かなり強めの刀だった。STRに+10だ。
(初めてのボス戦でしかもドロップ品ありか。……まぁSTRに+10も付いているんだし、いいほうかな。)
しばらく時間を置いてHPが全回復した。もうここにいる必要もない。下層に行こうと立ち上がった。その時、タイミングよく背後のボス部屋の扉が開かれた。
「皆、行くぞおぉ!」
リーダーっぽい男が叫ぶと、それに続いていた男達も叫ぶ。気合いを入れてこっちに向かってきてる所悪いんだけど──
「あ、悪いな。ボスならもう倒したぜ?」
と、俺は変えようのない真実を告げる。それが耳に届き、理解したのか全員が揃いも揃って、
「──えぇぇぇぇえぇえぇぇえ!!??」
と驚愕の声を上げた。そして、驚きのあまりに口を開けたままマヌケ面で固まってしまうのだった……
………気を取り直して。俺はボス部屋の真ん中辺りまで歩いていた。武器を出してないから、どうぞご自由に殺してください。と言わんばかりの格好だ。完璧なまでの気の緩みだな。最初からこれだと後が思いやられる。と、他人事のように思考する。見事な棚上げだ。
そんな事を考えていると闇の中で何かでかいものが動いた気配がした。刀を構えて戦闘体勢に入る。対応が少しばかり遅いのはご愛嬌で。さぁ、どんなヤツがくるかな?
闇の中からこの層のボス出てきた。漆黒のベールを脱いだ、そいつの全貌が明らかになる。
そいつの姿は今までに出てきたゴブリンをそのまま大きくした感じだった。名はハイゴブリン。ゴブリンを治める長的存在なんだろうか? なんか見た目も名前もそのまんまだな。
……まぁ、でも他のゴブリンとは比べものにならないほど強そうだ。主に武器とかが。油断は出来ない。
ハイゴブリンは俺に向かって咆哮を上げた。それが戦闘開始の合図になった。
俺は小手調べにハイゴブリンに軽く斬りかかる。脚力にものを言わせた無茶な踏み込み。それへの反応が遅れたハイゴブリンに俺の刃が届く。
──先手必勝で一太刀浴びせたがHPはあまり削れなかったようだ。平気な顔してやがる。
すると今度はヤツが攻撃を仕掛けてきた。俺目掛けて棍棒を振り下ろす。左に少しだけ動く。それだけの単純な動作で軽々とかわしてみせる。
(アレをくらったら痛いだろうな……)
身震いしながら、俺は横に二、三歩ステップし、追加の攻撃を加える。
「くらえ! 『回転斬り』!」
ハイゴブリンは少しぐらついた。ここぞとばかりに俺は更に攻撃を仕掛ける。
縦、横、斜めと色んな角度から斬り込む。
「はあぁぁぁぁああ!!!」
だが、俺の攻撃を大人しく受け続けてくれるハイゴブリンではない。ハイゴブリンが俺の体力が切れ、攻撃が止むタイミングを見極め反撃してくる。棍棒が再度俺に降り下ろされる。
「グルァァア!!」
ハイゴブリンの気合いの入った渾身の一撃。俺はさっきと同じく左にステップして回避した。棍棒は地面に勢いよく衝突する。地を伝い、空気を震わせ衝撃波が周囲に広がる。俺はそれで気を抜いた。追撃の可能性を忘れて。俺は文字通りの意味で足をすくわれる。体勢を崩し大地を舐めるように這いつくばった。そこに追い討ち。まるでゴルフをするかのように振るわれた棍棒に吹き飛ばされた。
「がはっ……」
派手に飛び、壁に衝突。ダンプに轢かれたらこんな感じなんだろうな、と思うほどの威力。肺にあった空気が無理矢理体外に押し出され声と共に漏れ出る。だが、血反吐を吐くような攻撃じゃない。
(クッ……やっぱり痛てぇな……)
ハイゴブリンがこちらに向かって走ってくる。その手には折れるんじゃないか。そう感じさせるほどの力で棍棒が握られている……ように見えた。
脳がこれ以上は危険だと信号を点滅させる。あと一撃先程と同じ攻撃を受けたらHPが全損する。ステータスを確認しないでも直感で分かった。ハイゴブリンは俺の手前で大きくジャンプし、そのまま俺に向かって落ちてくる。おそらくそのまま俺を殴りつけるのだろう。
「そうは……させるかよ!!」
俺は攻撃をくらったように見せるために、少しだけ位置を横にずらした。そのことにハイゴブリンは気づいていない。
俺は刀を構えて次の攻撃に備える。
ズドオオォォォォオーーーーン!!
地響きが部屋全体に響き渡る。ハイゴブリンの巨体が降り注いだ隕石のように落ちたためだ。そして、それと同時。俺はわざと後方に吹き飛ぶ。
ハイゴブリンはまるで、これで仕留めた! と自らの勝利を確信したような表情を浮かべた。ような気がした。
(フッ……残念!)
俺は空中で一回転し、力強く着地。地面を足の指で掴み筋肉を膨張させる。一瞬! 撃鉄を起こし発射された弾丸のように俺はハイゴブリンの腹めがけて突っ込む。腕に、手に、刀に全ての力を乗せ、そして、獣の咆哮と聞き間違える勢いで叫ぶ。
「くらえぇ!! 『一本突き』ぃぃい!!!」
俺の刀がハイゴブリンの横腹に深く突き刺さる。壁を跳ねる要領でハイゴブリンの体を蹴り距離をとる。刀を引き抜く時に捻りを加え内部を抉(え)ぐっておく。
だが、まだ倒したとは言い切れない。刀を中段で構え様子をうかがう。
……が、ハイゴブリンはそのまま何の抵抗もなく地面に倒れ込んだ。
ファ~ファラファファファファ~~ン
部屋に段々と聞き慣れてきた音楽と声が響いた。
《プレイヤー名:ユウが第10層をクリアしました。ソロ討伐の報酬が『アイテムボックス』に送られます。》
その声と同時に部屋の反対側の壁に階段が出現した。
更に俺の頭にレベルアップを知らせる音楽が鳴った。
「ふぅ、なんとかクリアできたな……腐らないうちに解体しよう。」
俺はハイゴブリンに近づき、解体を始めた。
森で解体したゴブリンは腐りかけていたのでアイテム名に『腐りかけた~』とあったので売値が下がっていた。値下がりするのは良くないからね。でもこの場合、腐りかけに値段がついただけマシと考えるべきなのかな?
解体し終えた後、俺は防御力も少しは大事だと思い、BPをVITに3、AGIに2振ってステータスを閉じた。
少し疲れたのでHPが全回復するまで休憩を取ることにした。あ、アイテムボックスでも見ようかな……
(そういえば確かソロ討伐の報酬があったよな……)
確認してみるとそれは現在使用している刀に比べると、かなり強めの刀だった。STRに+10だ。
(初めてのボス戦でしかもドロップ品ありか。……まぁSTRに+10も付いているんだし、いいほうかな。)
しばらく時間を置いてHPが全回復した。もうここにいる必要もない。下層に行こうと立ち上がった。その時、タイミングよく背後のボス部屋の扉が開かれた。
「皆、行くぞおぉ!」
リーダーっぽい男が叫ぶと、それに続いていた男達も叫ぶ。気合いを入れてこっちに向かってきてる所悪いんだけど──
「あ、悪いな。ボスならもう倒したぜ?」
と、俺は変えようのない真実を告げる。それが耳に届き、理解したのか全員が揃いも揃って、
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