グリモワールな異世界転移

クー

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第一章 全ての始まり 『種族の集まる国 ガイア』

第十七話『初めての教示』

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 どーも、やっとぼっちから解放されたユウです。……ちゃんと三次元の話ですよ。二次元での話ではありません……いや、ゲームだから二次元か………まぁ、二次元でも三次元でも1人よりかは2人の方がいいよね。


 先ほどテイムして仲間になったライムにユニークモンスター以外のことも色々聞いてみようと思う。

 ちなみに話が変わるが47階層のモンスターは拍子抜けするほど弱い。恐らく俺が強すぎるだけであろう。

「フフ、フフフ……フハーッハッハッハッハ!」
「何いきなり笑いだしたの? ご主人様」
「えー別にー。……さて、全然確認してなかったステータスでも開いてみよーかな。『ステータスオープン』」


(そういえば、テイムしたモンスターにもステータスってあんのかな?)

 

───────────────────────

〈Name〉 ユウ   人間族

Lv.45  Male(男)

 Urudo 250040

 HP  140 +20
 MP  70

 STR 562 +20
 VIT 132  +15
 DEX 120
 AGI 380 +5
 INT 38

ジョブ:冒険者L v.50  
    侍  L v.50  《武士習得可》
    武道家L v.20
    二刀流L v.35

 装備:  体:スチールプレート
     右手:ハイゴブリンの刀
 アクセサリー:竜騎士の指輪

 称号:  ノービス・短時間覚醒者40・モンスタ
      ー狩り・舞う者・キングスライムハン
      ター・テイマー・ユニークを従えし者

 魔法:無し

スキル:武道家の派生スキル:正拳突き
      侍の派生スキル:一本突き・乱れ斬り
              抜刀斬り
    二刀流の派生スキル:乱舞・二刀の舞い
              ダブルカウンター        生産系スキル:解体・テイム


 流派:神楽坂流:神楽坂流禁忌抜納術

      流派スキル:其ノ壱・抜刀闇倒斬り
            其ノ弐・迅速斬り
            其ノ参・斜め垂直斬り
            其ノ肆・横一文字斬
            其ノ陸・四段斬り
            其ノ質・五段回転斬り

 テイムモンスター:  ライム


    《後BPが、160振れます》

───────────────────────


 お、おう……短時間覚醒者40のせいでレベルがそう高くもないのに、ステータス値がおかしいことになってる。BPもそうだ。
 ん? なんだ、『テイマー』と『ユニークを従えし者』って。
 まーいいか、とりあえず今はライムにステータスがあるかどうかだ。

「なあ、ライムー?」
「なんですー? ご主人様」
「お前にもステータスってあるのか?」
「そりぁありますよー。生きてますもの」


 そうかそうか、あるのかー。良かった、って………ん? 生きてますもの?


「『生きてますもの』ってのはどう言う意味だ?」
「それは、そのままの意味ですよ、ご主人様」


(そのままって……どのままだよ!)


「この世に生きている者は誰でもステータスを持っているんです。みみずだって、オケラだって、アメンボだって、です」
「どっかで聞いたことあるな、そのフレーズ。この際些細な事は気にしないようにするが。じゃあ、ボスモンスターとかの名前が表示されるのはステータスを持っているからか?」
「そうですが、全員が全員のステータスを見れる訳ではないんです。自分と相手が互いに『敵だ!』と認識する事で一部のステータスを見ることができるのです。一説には相手のステータスを全て見ることができると言うスキルも存在するそうです」

 でもこの話を聞いて不思議に思った事がある。それはモンスターでしかもずっとダンジョンにいたはずのライムになんでそんな知識があったのか。何かしらの理由があるのだろうか……


「そうか、タメになったわ。ありがとうな、ライム」


 答えの出ないことを考えてもしょうがないと、俺は素直に感謝の言葉を伝える。


「えへへ~ご主人様に誉められた~」


 それを聞いてライムが喜んでいる。


(………何か犬っぽいな。スライムなのに。てゆーかお前スライムって言えるのか?)


「で、お前のステータスを見るには俺はどうしたらいいんだ?」
「あ、それなら『ステータスオープン、ライム』とでも言ったら出てくるでしょう。おそらく」
「そうか、『ステータスオープン、ライム』」



───────────────────────

〈Name〉 ライム  ユニークスライム

Lv.3  FEMALE(女)

 HP  100 +35
 MP  50  +17

 STR 40  +140
 VIT 60  +33
 DEX 20  +30
 AGI 70  +95
 INT 10  +9

ジョブ:  ユニークモンスター

 装備:  なし

 称号:  ユウのテイムモンスター

 魔法:  拡大魔法・縮小魔法・音声魔法

スキル:  人化・タックル・溶かす

 流派:神楽坂流:

マスター: ユウ
───────────────────────



 ん? 何コレ、基本スペック高くない? てか、AGI高けぇな。は○れメタルかよ。……いや、分かりにくっ! ライムはスライムなんだから、メ○ルスライムでよくない? って、そんな事はどうでもよくて。


「なぁ……なんでステータス値にプラスばっかりされてるんだ?」
「あれ? ご主人様、称号見てないんですか?」
「称号? 何のことだ?」
「『テイマー』って称号が、あるはずなんですけど……」
「え? あるけど………えっとぉ?」


───────────────────────

 称号:テイマー

 モンスターをテイムした時に授けられる

 《効果》

 自分のステータス値の1/4をテイムしたモンスターのステータス値に加算する事が出来る

───────────────────────


「なるほどこれのお陰か。教えてくれて、ありがとな」

 そう言って俺はライムの頭を優しく撫でてやった。

「……ふぇ、いきなりどうしたんですか? ご主人様」


 最初は驚いた様子のライムだったが、直ぐに驚きもなくなったようで、気持ち良さそうに目を細めていた。


「ご主人様の手は大きくて安心します」


 そう言ってライムは笑った。その笑顔に俺は少しだけ、ドキッとしてしまった。


「やっぱり俺はライムの笑っている顔が好きだな」
「ふ、ふぇ、す、好き……ありがとうございます。ご主人様。ボクも好きですよ」


 しまった声に出していたか。でもライムが喜んでくれたし良かったのかな。

 ………好きな人から誉めるのは嬉しいことなのだろう。……俺? 万年ぼっちなんで好きな人とかいねーし。1人でもさびしくねーし。グスン。


 顔を上に向け目頭を親指と人差し指で挟んで男泣き。大丈夫ですか! ご主人様。とライムが心配してくれる。寂しさが紛れて薄れて、強まった──

 とりあえず、前に進もう。後退している暇はない!


 そんなこんなでライムと喋りながら歩くこと数分──

 俺たちは下の層への階段を見つけ、次の層を目指して降りていった。
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