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四十八話
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町の入り口の方で火の手が上がっていた。
火事でも起きたのかと思ったが違う!
黒いモヤを纏った象みたいな、やたら図体のでかい奴が町の中に入って来た。
魔物なのはすぐ分かった。
――― ヤバい!?
体が即座に反応して走り出す。
逃げようなんて考えは始めからなかった。アイツがこのまま町の奥まで踏み込んで来たら、鉱山の中に居るパンドラ達にどんな影響が出るか分からない。最悪の展開として、戦闘の衝撃で落盤する事だってありうる。だったら、少しでも遠くで―――入り口付近でさっさと仕留めてしまうのが最も安全で、町への被害も少ない。
近付くにつれて魔物の姿が詳細に見えて来た。
象のような図太くて大きな胴体。その大きさに不釣り合いなヒョロリとした四本の足。遠目には、背中に羽が生えているように見えたが違った。その背にあったのは、何百もの数え切れない程の人の手に良く似た触手。それが絡み合い結び合い、魔物の背で羽のように不気味に広がっていたのだ。
うぇ…不気味っつうか、気持ち悪ぃな…。
嫌悪感を与えるのは背中の触手だけじゃない。なにより魔物の顔。そこにあったのは紛れもなく人の顔だった。初老の…オッサンと爺さんの中間くらいの男の顔。どっかで見た事があるような無い様な? どこにでも居そうな顔だが、誰に似ているかと聞かれるとハッキリ答える事は出来ない。その額には怪しい輝きの、鋭い鬼のような角が2本。
そして、1番俺が気にした事は、この不気味な魔物が全身に炎を纏っている事。近付く全てを焼き尽くすとでも言いたげな、真っ赤な焔。
魔物が一歩踏み出すたびに、足元から炎が噴き上がり、赤い飛沫が周囲の家屋へ飛び散って被害をもたらす。
チッ、歩くだけでもあの被害かよ!?
すでに魔物は取り囲まれていた。いや、取り囲むなんて大層な状態じゃないな。皆、爆発音を聞き付けて何事かと見に来たら、あの異形に出会ってしまって呆然としている…ッて感じか? くそっ、ヤベエ! 魔物の目の前で棒立ちになってるなんて殺してくれって言ってるようなもんだぞ!?
急いでその人達を押し退けて前に出る。
「坊主!?」「危ない!!」「下がってなさい!!」「坊や、コッチに来なさい!!」
呆然となっていた人達が、俺のような子供が自分達の前に出た事で我に返り、急いで俺を護ろうと後ろに下げようとする。
いやいやいや、危ないのはアンタらだから。
魔物の目がギョロリと俺を捉える。
そうそう、良い子だ。他の人間を狙うなよ? テメエの遊び相手は俺がしてやる!
「ったく、面倒くせぇなあ。言っても無駄だろうけど一応言っとくわ」
はぁ…なんでこう面倒な展開に巻き込まれる…いや、首を突っ込んじまうかなあ…。
お人好しなのか、単なる苦労性なのか…やれやれだな。内心自分のどうしようもない性分に苦笑しながら、頭を掻く。
「お呼びじゃねえから帰れ」
魔物の顔がニタリと歪む。
ああ、人の顔ってだけなのに、なんでこう…とてつもなく気味が悪いかなぁ…。
魔物が纏っていた炎が膨れ上がる。
ヤバいッ!?
「逃げろっ!!」
俺の声に反応して、その場に居た全員が魔物から一歩でも離れようと走り出す。
俺は反対に魔物に向かって突っ込む。
一撃で殺す!!
全力で拳を振るう。手加減は一切ない。刻印こそ出していないが、生身の状態で出せる紛れもない渾身の一撃を、その気色悪い人の模造品みてえな面に叩き込む!
「はあぁッ!!!」
が、魔物は微動だにしなかった。
は?
一瞬頭が真っ白になる。
ダメージが入らなかったからではない。そもそも拳が“届いていなかった”から訳が分からなくて思考が止まったのだ。
なんだ今の? 防御スキル? 不可視の盾? いや、違う、もっと目に見えている物に俺の拳は防がれていた。
炎。
魔物の纏っている炎が、物理的な硬度を帯びて俺の拳を受け止めている。
「なんだそりゃ―――!?」
上から何かが降って来るのを【熱感知】で察知して、即座にバックステップで距離を開ける。すかさず、俺の居た空間に何本もの触手が突き刺さる。
背中の触手もお飾りじゃねえよなあ、そりゃあ。
更に膨れ上がる魔物の炎。
同じように火炎を攻撃に使う者だから分かる。コイツは、この炎を町の中に放り込む気だ。何故か? それが1番手っ取り早い殲滅法だからに決まってんだろ! 俺だって魔物の群れに遭遇したら同じような事するわ!!
あんな熱量ブチ込まれたら、アレ1発で下手すりゃ町全体が火の海だ。俺は【炎熱無効】で熱ダメージを完全にシャットアウト出来るから良いけど、それ以外の人間は耐えられない。
だったら、どうするか?
方法なんざ思いつかねえ、だから―――
【レッドエレメント】と【魔炎】を併用して右手に有りっ丈の炎を生みだす。
――― だから、力技で炎を押し返す!
魔物が膨れ上がった炎を、前方…俺と俺の背後にあるダロスの町に放つ。同時に、俺も右手に溜めた炎を魔物に向けて放つ。
ぶつかり合う炎!
お互いの熱量を食い合い膨れ上がる。相手の炎を食い切れなかった方に炎が行く。構図としては単純だ。でも、これ以上炎が大きくなると、それこそ町に被害が出るんでね。さっさと全部テメエに食らって貰うぜ!!
「“我に力を”!」
俺の全身に刻印が浮き上がり、スキルの力が跳ね上がる。
あんまり人に刻印見せたくないけど、出し惜しんでる場合じゃねえからな。
食い合って大きくなった炎と熱量を、全部一気に相手に押し返す。
――― 爆発!
腹に響く衝撃と音、巻き上がる土と砂。
しかし、まだ魔物が死んでいない事は分かっている。刻印を展開したまま、再び距離を詰める。
土煙で視界が悪いが、【熱感知】で相手を見ている俺には関係ない。
飛び上がり、上から相手の脳天を殴り飛ば―――せなかった!?
「な、にぃっ!?」
相手の頭から50cmくらいの所で、再び俺の拳は炎の装甲に止められていた。
おい、ちょっと待って!? 今の一撃は、相手の頭粉々にするくらいの気でやったぞ!?
って、慌てるのはまだ早いか。
この距離でのなら、熱ダメージ通せるか!? 【レッドエレメント】で拳に熱を纏わせる。が、纏わせた熱量が、魔物の炎に吸われてる…!?
魔物の額を蹴って(炎に阻まれたけど)距離を取り、仕切り直す。
「冗談でしょ……」
物理打撃は炎の装甲に阻まれる。炎熱は吸われる。
ヤバいぞコイツ……。攻め手に関しては完全に手詰まった。能力が完全に俺に対する嫌がらせかと思うぐらい相性が悪い。
俺の能力は炎熱に特化している…いや、もう炎に関しては極振りと言っても良いくらいだ。大抵の相手はそれで圧倒出来るから良い。そういう甘えがどこかにあったのを、こうして封じられて思い知る。
さてさて…どう攻めたもんかなぁ…。と内心焦って冷や汗を流しつつ、頭は必死に攻撃を通す方法を考える。
こりゃ、長期戦を視野に入れた方が良いか。と、一度【赤ノ刻印】を解除して通常モードに戻す。軽い倦怠感を体に感じながら、緊張感だけは維持するように努める。
その時―――、
「俺達の町に入るんじゃねええええ!!!」「鉱山の男を舐めるなよっ!!!」「だあああああああっ!!!」
数人の男が魔物に向かって行く。手にはスコップやらツルハシやら、さっきのセリフと合わせて考えると、多分この町の鉱夫のオッサン達。
ちょっ、何してんだ!?
「バカ野郎っ、止まれっ!!」
慌てて制止の声を上げたが、すでに魔物の炎が届く所まで進んでいた。
俺が何かをするような余裕はなく、男達は体が真っ赤な炎に包まれたと理解した次の瞬間には、真っ黒な焼死体になって地面に転がった。
くっそ! 何考えてんだ!? あんなもんに何も対策もしないで突っ込んだら燃やされるに決まってんだろうがっ!!
いや、違う…! 今の連中の行動の責任の一端は俺にもあるかもしれない。俺のような子供が平気で殴りかかっていたから、自分達も平気だろうと判断して突っ込んで行ったのかも……。
せめて俺がもうちょっと強そうな見た目だったら違ったかもしれないが、ロイド君の体はどう見てもそういうイメージとは程遠い見た目をしている。
あっ、別にこの体の事をディスってる訳じゃないからねロイド君! 聞いてるかもしれないから一応言っとくけど!
オッサン達の死を無駄にしない為にも、この状況を冷静に分析する。
【炎熱無効】のスキルを持っている俺ならともかく、普通の人間が近付けるのはせいぜい8mってところか。耐性魔法をかければ多少はマシになるかもしれないが、それでも近接戦闘を出来る距離まで近付くのは恐らく無理だ。そもそも【赤ノ刻印】を展開した状態の俺の攻撃を止めたんだ、そこらの人間がそれ以上の物理攻撃を撃つってのは……望み薄だな…。あと、さっきの爆発も効いてないし、【レッドエレメント】の熱は吸収されたし、炎熱ダメージも意味が無い。
うーん…考えれば考える程、コレどう戦えば良いんだ……?
悩む俺を嘲笑うように、魔物は体に似合わぬ細い足を動かし、町の中へと歩き始めた―――…。
火事でも起きたのかと思ったが違う!
黒いモヤを纏った象みたいな、やたら図体のでかい奴が町の中に入って来た。
魔物なのはすぐ分かった。
――― ヤバい!?
体が即座に反応して走り出す。
逃げようなんて考えは始めからなかった。アイツがこのまま町の奥まで踏み込んで来たら、鉱山の中に居るパンドラ達にどんな影響が出るか分からない。最悪の展開として、戦闘の衝撃で落盤する事だってありうる。だったら、少しでも遠くで―――入り口付近でさっさと仕留めてしまうのが最も安全で、町への被害も少ない。
近付くにつれて魔物の姿が詳細に見えて来た。
象のような図太くて大きな胴体。その大きさに不釣り合いなヒョロリとした四本の足。遠目には、背中に羽が生えているように見えたが違った。その背にあったのは、何百もの数え切れない程の人の手に良く似た触手。それが絡み合い結び合い、魔物の背で羽のように不気味に広がっていたのだ。
うぇ…不気味っつうか、気持ち悪ぃな…。
嫌悪感を与えるのは背中の触手だけじゃない。なにより魔物の顔。そこにあったのは紛れもなく人の顔だった。初老の…オッサンと爺さんの中間くらいの男の顔。どっかで見た事があるような無い様な? どこにでも居そうな顔だが、誰に似ているかと聞かれるとハッキリ答える事は出来ない。その額には怪しい輝きの、鋭い鬼のような角が2本。
そして、1番俺が気にした事は、この不気味な魔物が全身に炎を纏っている事。近付く全てを焼き尽くすとでも言いたげな、真っ赤な焔。
魔物が一歩踏み出すたびに、足元から炎が噴き上がり、赤い飛沫が周囲の家屋へ飛び散って被害をもたらす。
チッ、歩くだけでもあの被害かよ!?
すでに魔物は取り囲まれていた。いや、取り囲むなんて大層な状態じゃないな。皆、爆発音を聞き付けて何事かと見に来たら、あの異形に出会ってしまって呆然としている…ッて感じか? くそっ、ヤベエ! 魔物の目の前で棒立ちになってるなんて殺してくれって言ってるようなもんだぞ!?
急いでその人達を押し退けて前に出る。
「坊主!?」「危ない!!」「下がってなさい!!」「坊や、コッチに来なさい!!」
呆然となっていた人達が、俺のような子供が自分達の前に出た事で我に返り、急いで俺を護ろうと後ろに下げようとする。
いやいやいや、危ないのはアンタらだから。
魔物の目がギョロリと俺を捉える。
そうそう、良い子だ。他の人間を狙うなよ? テメエの遊び相手は俺がしてやる!
「ったく、面倒くせぇなあ。言っても無駄だろうけど一応言っとくわ」
はぁ…なんでこう面倒な展開に巻き込まれる…いや、首を突っ込んじまうかなあ…。
お人好しなのか、単なる苦労性なのか…やれやれだな。内心自分のどうしようもない性分に苦笑しながら、頭を掻く。
「お呼びじゃねえから帰れ」
魔物の顔がニタリと歪む。
ああ、人の顔ってだけなのに、なんでこう…とてつもなく気味が悪いかなぁ…。
魔物が纏っていた炎が膨れ上がる。
ヤバいッ!?
「逃げろっ!!」
俺の声に反応して、その場に居た全員が魔物から一歩でも離れようと走り出す。
俺は反対に魔物に向かって突っ込む。
一撃で殺す!!
全力で拳を振るう。手加減は一切ない。刻印こそ出していないが、生身の状態で出せる紛れもない渾身の一撃を、その気色悪い人の模造品みてえな面に叩き込む!
「はあぁッ!!!」
が、魔物は微動だにしなかった。
は?
一瞬頭が真っ白になる。
ダメージが入らなかったからではない。そもそも拳が“届いていなかった”から訳が分からなくて思考が止まったのだ。
なんだ今の? 防御スキル? 不可視の盾? いや、違う、もっと目に見えている物に俺の拳は防がれていた。
炎。
魔物の纏っている炎が、物理的な硬度を帯びて俺の拳を受け止めている。
「なんだそりゃ―――!?」
上から何かが降って来るのを【熱感知】で察知して、即座にバックステップで距離を開ける。すかさず、俺の居た空間に何本もの触手が突き刺さる。
背中の触手もお飾りじゃねえよなあ、そりゃあ。
更に膨れ上がる魔物の炎。
同じように火炎を攻撃に使う者だから分かる。コイツは、この炎を町の中に放り込む気だ。何故か? それが1番手っ取り早い殲滅法だからに決まってんだろ! 俺だって魔物の群れに遭遇したら同じような事するわ!!
あんな熱量ブチ込まれたら、アレ1発で下手すりゃ町全体が火の海だ。俺は【炎熱無効】で熱ダメージを完全にシャットアウト出来るから良いけど、それ以外の人間は耐えられない。
だったら、どうするか?
方法なんざ思いつかねえ、だから―――
【レッドエレメント】と【魔炎】を併用して右手に有りっ丈の炎を生みだす。
――― だから、力技で炎を押し返す!
魔物が膨れ上がった炎を、前方…俺と俺の背後にあるダロスの町に放つ。同時に、俺も右手に溜めた炎を魔物に向けて放つ。
ぶつかり合う炎!
お互いの熱量を食い合い膨れ上がる。相手の炎を食い切れなかった方に炎が行く。構図としては単純だ。でも、これ以上炎が大きくなると、それこそ町に被害が出るんでね。さっさと全部テメエに食らって貰うぜ!!
「“我に力を”!」
俺の全身に刻印が浮き上がり、スキルの力が跳ね上がる。
あんまり人に刻印見せたくないけど、出し惜しんでる場合じゃねえからな。
食い合って大きくなった炎と熱量を、全部一気に相手に押し返す。
――― 爆発!
腹に響く衝撃と音、巻き上がる土と砂。
しかし、まだ魔物が死んでいない事は分かっている。刻印を展開したまま、再び距離を詰める。
土煙で視界が悪いが、【熱感知】で相手を見ている俺には関係ない。
飛び上がり、上から相手の脳天を殴り飛ば―――せなかった!?
「な、にぃっ!?」
相手の頭から50cmくらいの所で、再び俺の拳は炎の装甲に止められていた。
おい、ちょっと待って!? 今の一撃は、相手の頭粉々にするくらいの気でやったぞ!?
って、慌てるのはまだ早いか。
この距離でのなら、熱ダメージ通せるか!? 【レッドエレメント】で拳に熱を纏わせる。が、纏わせた熱量が、魔物の炎に吸われてる…!?
魔物の額を蹴って(炎に阻まれたけど)距離を取り、仕切り直す。
「冗談でしょ……」
物理打撃は炎の装甲に阻まれる。炎熱は吸われる。
ヤバいぞコイツ……。攻め手に関しては完全に手詰まった。能力が完全に俺に対する嫌がらせかと思うぐらい相性が悪い。
俺の能力は炎熱に特化している…いや、もう炎に関しては極振りと言っても良いくらいだ。大抵の相手はそれで圧倒出来るから良い。そういう甘えがどこかにあったのを、こうして封じられて思い知る。
さてさて…どう攻めたもんかなぁ…。と内心焦って冷や汗を流しつつ、頭は必死に攻撃を通す方法を考える。
こりゃ、長期戦を視野に入れた方が良いか。と、一度【赤ノ刻印】を解除して通常モードに戻す。軽い倦怠感を体に感じながら、緊張感だけは維持するように努める。
その時―――、
「俺達の町に入るんじゃねええええ!!!」「鉱山の男を舐めるなよっ!!!」「だあああああああっ!!!」
数人の男が魔物に向かって行く。手にはスコップやらツルハシやら、さっきのセリフと合わせて考えると、多分この町の鉱夫のオッサン達。
ちょっ、何してんだ!?
「バカ野郎っ、止まれっ!!」
慌てて制止の声を上げたが、すでに魔物の炎が届く所まで進んでいた。
俺が何かをするような余裕はなく、男達は体が真っ赤な炎に包まれたと理解した次の瞬間には、真っ黒な焼死体になって地面に転がった。
くっそ! 何考えてんだ!? あんなもんに何も対策もしないで突っ込んだら燃やされるに決まってんだろうがっ!!
いや、違う…! 今の連中の行動の責任の一端は俺にもあるかもしれない。俺のような子供が平気で殴りかかっていたから、自分達も平気だろうと判断して突っ込んで行ったのかも……。
せめて俺がもうちょっと強そうな見た目だったら違ったかもしれないが、ロイド君の体はどう見てもそういうイメージとは程遠い見た目をしている。
あっ、別にこの体の事をディスってる訳じゃないからねロイド君! 聞いてるかもしれないから一応言っとくけど!
オッサン達の死を無駄にしない為にも、この状況を冷静に分析する。
【炎熱無効】のスキルを持っている俺ならともかく、普通の人間が近付けるのはせいぜい8mってところか。耐性魔法をかければ多少はマシになるかもしれないが、それでも近接戦闘を出来る距離まで近付くのは恐らく無理だ。そもそも【赤ノ刻印】を展開した状態の俺の攻撃を止めたんだ、そこらの人間がそれ以上の物理攻撃を撃つってのは……望み薄だな…。あと、さっきの爆発も効いてないし、【レッドエレメント】の熱は吸収されたし、炎熱ダメージも意味が無い。
うーん…考えれば考える程、コレどう戦えば良いんだ……?
悩む俺を嘲笑うように、魔物は体に似合わぬ細い足を動かし、町の中へと歩き始めた―――…。
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